専業主夫になりたいと思うこともある鈴木です。
専業主婦の方だと働いてないからクレジットカードは作れないと思っていることも多いのですが、実際は専業主婦でも現在はクレジットカードは作りやすくなっています。
主婦の方にこそ作って欲しい専業主婦向けのおすすめクレジットカードを紹介するとともに専業主婦が自分でクレジットカードを作るお得な点やメリットも紹介します。
そもそも専業主婦でもクレジットカードは作れるの?
専業主婦の方だとそもそも自分でクレジットカードって作れるものなの?と思うことが多いと思うかもしれませんね。
結論から言えばクレジットカード各社は現在、専業主婦にこそクレジットカードを作って欲しいと思っています。
昔は専業主婦だとクレジットカードが作りにくかったのですが、スーパーマーケットが独自にクレジットカードを作り出し、主婦にもクレジットカードを作ってもらうようになり、焦った元からのクレジットカード業界も主婦向けのクレジットカードを用意するようになってきました。
だから2000年以前だと専業主婦でも作れるクレジットカードと言えばジャスコカードだったりOMCカードでしたが、現在では三井住友カードでもJCBカードでも、はてはAmerican Expressまでもが専業主婦が申し込んでも作ることが可能なクレジットカードを出すようになっています。
現在クレジットカードが作りにくいのは無職と家事手伝い
参考までに現在クレジットカードが作りにくいのは家事手伝いと無職です。
無職は説明の必要もありませんが、家事手伝いは無職と同じ立場でありクレジットカードは非常に作りにくい立場になっています。
専業主婦におすすめのクレジットカード
専業主婦にこそ作って欲しいおすすめのクレジットカードを紹介していきます。
おすすめの理由(根拠)は下記の通りです。
- 実際に専業主婦でも作れていることが多いクレジットカードであること
- 女性にとっての特典・メリットがあること
- 女性にとっての特典・メリットが無いにしてお得な理由があること
これら3つのことをポイントに紹介していきます。
リクルートカード
リクルートカードは現在年会費無料でもっともポイント還元率が高いクレジットカードです。
- スーパーマーケット発行のクレジットカード=ポイント還元率0.5%
- 楽天カードやヤフーカード=ポイント還元率1.0%
- リクルートカード=ポイント還元率1.2%
しかもスーパーマーケットのクレジットカードや楽天カード、ヤフーカードと違い月間の累計利用金額に1.2%をかけてポイントが発生するので、よりポイントが貯まりやすいのが特徴です。
- 100円で1ポイントのクレカ=99円を1000回支払っても0ポイント
- リクルートカード=99円を1000回で99000円だから1.2%をかけて1188ポイント
端数まできちんとポイントが貯まります!
貯まったポイントが主婦向き
リクルートカードで貯まるポイントはリクルートポイントというポイントです。
そう、旅行予約サイトのじゃらん、グルメ予約のホットペッパーグルメ、サロン・美容室予約のホットペッパー ビューティーで使えるポイントです。
貯まったポイントで家族で旅行にいったり、自分へのご褒美で美味しいものを食べたり、美容室にいったりと女性ならいろいろと活用できます。
Pontaポイントに交換してローソンで買物したり、ケンタッキーで子どもたちと食事したりということもできます。
JCB CARD W Plus L(39歳以下限定)
JCB CARD W Plus LはJCBが39歳以下の女性向けて発行している非常にお得なクレジットカードです。
40歳以上の女性はすみません、申し込めないです。でも40歳未満で申し込めばずっと使い続けられます。
JCB CARD W Plus Lはどこで使ってもポイント2倍となってポイント還元率は1%ですが、特定のお店やサービスでポイント還元率が1.5%~2%以上になります。
- amazonでポイント還元率2%
- セブンイレブンでポイント還元率2%
- スターバックスでポイント還元率5.5%
- ウエルシア・HAC等のドラッグストアでポイント還元率1.5%
- 成城石井でポイント還元率1.5%
などなど
更にJCB CARD W Plus Lは女性向けのサービス・特典が充実しています。
JCB CARD W plus Lに入会された方は、JCB LINDAの次のサービスが受けられます!
- あなたの「キレイ」を応援するために「キレイ」のプロがおトクな情報やサービスを発信する「LINDAリーグ」
- 女性向け保険をお手ごろな掛金で任意付帯できる「お守リンダ」
「キレイ」を応援するLINDAリーグの情報はJCB LINDA/JCB CARD W plus Lオフィシャルサイト「LINDA」で知ることができます。
プレゼント企画があったり、毎月10・30日はLINDAの日で抽選会があったりするので、JCB CARD W Plus Lを申し込んだら、是非「LINDA」を定期的にチェックしてください。
もちろん年会費・発行手数料ともに無料です。
なお25歳未満の若い専業主婦の方であれば三井住友カード デビュープラスもおすすめです。
インカードセレクト
イオンカードは専業主婦でも最も作りやすいと言われているクレジットカードです。
そしてイオンカードの中で最もお得なカードが「イオンカードセレクト」です。
イオンをよく利用する専業主婦の方であれば見逃せないクレジットカードで、イオンやマックスバリュ、ザ・ビッグでの利用でポイント還元率は1.5%(WAONへのオートチャージ+WAON支払いの場合)となっています。
もちろんただイオンでお得だからという理由だけではありません。
イオンカードセレクトのイオン以外でのポイント還元率は0.5%と決して高くありませんが、それを凌ぐお得な特典・メリットがあります。
- 年会費無料クレジットカードで最強のお買物保険
- 分割手数料の安さはクレジットカード業界最安値
クレジットカードにはお買物保険・ショッピング保険と言われる補償がついていることがよくあります。
クレジットカードで購入したものが盗まれたり破損したりした時に補償をしてくれるサービスです。
イオンカードは年会費無料のクレジットカードにも関わらず免責なし、購入後180日まで、スマホやノートパソコンも対応という普通では信じられないくらいの補償内容です。
普通のクレジットカードのお買物保険は購入後90日までで免責額が3000~1万円、スマホやノートパソコンは対象外です。
そして自宅の大型家電製品が壊れてしまって急に必要な時にお金が無い場合分割払いで購入したい時もありますよね。
イオンカードは分割払いの手数料の安さはクレジットカードの中では最安値クラス、唯一12回払いだけビューカードに負けますが、他の分割払い回数は最安値です。
例えば20万円の冷蔵庫を20回払いにした時、イオンカードなら分割手数料は約21600円ですが、一般的なクレジットカードだと27000円くらい、つまり分割手数料で5300円も差が出ます。
いくらポイント還元率がよくても分割手数料が高ければ意味が無いのでイオンカードは主婦の見方です。
もちろん年会費・発行手数料ともに無料です。
楽天カード・楽天PINKカード
楽天市場等の楽天のサービスを使っていたり、電子マネー楽天Edyを使っているのなら、お得なのが楽天カードです。
楽天カードの中でも女性向けの特典がついているのが楽天ピンクカード
ピンク色のかわいいデザインも女性向けになっています。
専業主婦でも作りやすい(審査に通過しやすい)クレジットカードとしても有名です。
ポイント還元率は1%と高めに設定されています。
楽天ピンクカードは楽天カードの特典そのままで、楽天ピンクカードならではの優待サービスや特典がついているので女性の満足度は更に高くなっています。
もちろん年会費は無料ですし、入会特典で最低でも2000ポイント(2000円相当)がつくことでも人気です。つまり作るだけで最低2000円分のポイントがもらえます。
更に1回でも楽天カードで買物をすれば3000ポイント(3000円相当)のポイントがもらえるので合計5000ポイントはもらえる太っ腹なクレジットカードです。
なお楽天での買物が多い場合は楽天ゴールドカードが更にお得です。
年会費2000円(税別)がかかりますが年間で10万円以上楽天のサービスで使うのなら楽天ゴールドの方がお得になります。
三菱地所グループカード
家族でプレミアム・アウトレットに出かけることが多い主婦の方におすすめしたいのが、三菱地所グループカードです。
ポイント還元率は1%となっていますし、何よりもプレミアム・アウトレットでの利用ならポイント還元率は2%に!
またプレミアム・アウトレットで三菱地所グループカードを使うと5~10%OFFになる店舗・テナントもあります。
家族の衣類で少しいいものは御殿場プレミアム・アウトレット等のプレミアム・アウトレットで購入することが多いというのなら、持っていて絶対にお得なカードです。
問題は年会費が1250円(税別)がかかることですが、年間45000円以上支払えば翌年度の年会費も無料になります。
年間45000円なら光熱費の支払いやスマホ代だけで余裕で使う金額ですよね。
専業主婦がクレジットカードを作る時の疑問を解決・Q&A
専業主婦の方におすすめのクレジットカードを紹介してきましたが、疑問に思うこともいくつかあると思います。
疑問に思うであろうこと、注意点についてQ&A形式で説明していきます。
家族カードでは駄目なの?
家族カードとは働いている夫名義でクレジットカードを作って、そのカードに紐付いて作れるクレジットカードのことです。
詳しくは下記記事をご覧ください。
もちろん家族カードで自分用のクレジットカードを作るのもいいでしょう。
特に年会費のかかるクレジットカードなら家族カードなら年会費を安くすることができますし、ポイントの分散も防げます。
ただし夫にバレたくない買物も明細が1つだけなのでバレてしまう問題も出てきます。
また限度額が仮に50万円だった場合、夫分と妻分の合計の限度額は50万円のままです。
でも自分で申し込めばバレたくない買物もバレませんし、家族全体での限度額も増えるというメリットがあります。
また楽天カードのようにポイントプレゼント等の特典があるクレジットカードだと家族カードはポイントプレゼントの特典対象外ですが、2人とも普通に申し込めば特典は当然1人ずつになってよりお得になります。
- 買ったものがバレたくない
- 家族全体の限度額を増やしたい
- 申込み特典を増やしてよりお得にしたい
ということであれば是非、自分で申し込んでクレジットカードを作ってください。
少しは収入があるけど専業主婦で申し込んだ方がいい?
最近だと在宅でお仕事をされている主婦の方も多くなりましたよね。
月に数万円の収益を得ている専業主婦の方も多くなっています。
その場合専業主婦として申込むよりもパート・アルバイト・自営業(個人事業主)で申し込んだ方が審査が通りやすいのかな?と思うかもしれません。
でも、月数万円なら専業主婦で申し込んだ方が審査が通りやすくなっています。
よく考えてもらえばわかりますが、自宅で行う仕事って副業というイメージがあって、副業には怪しいものも多くあるため、クレジットカード会社もより慎重に審査を行うようになります。
だからサラリーマンの主婦の方がクレジットカード会社も安心できるので審査も通りやすくなります。
もし個人事業主として届けていて青色申告をするくらいなら、専業主婦ではなく個人事業主で申込むのもいいですよ。
家計簿をつけるのが楽になると聞いたけど
主婦の方であれば家計簿をつけている方もいますよね。
クレジットカードであれば最近流行りの「クラウド家計簿」を使えば自動連携で入力の手間も減って確かに家計簿をつけるのは楽になります。
でも、パソコンの操作が苦手だったりクラウド家計簿の設定方法・入力方法で挫折する人もいて、家計簿をつけるのが楽になるかどうかは、あなた次第の部分が大きいです。
それに夫のクレジットカード・自分のクレジットカードで手間は2倍に
家族カードならクレジットカードの明細は1つなので手間も減ります。
家計簿をつけるのが楽になるかは、人それぞれなのであまり期待しない方がいいでしょう。
もちろんクラウド家計簿の設定方法・入力方法に慣れてしまえば、レシートよりは断然早く記載ができるので楽にはなります。
クレジットカードって買物以外に何か使う?
クレジットカードを今まで使ってこなかったという方もいるかもしれませんよね。
クレジットカードはショッピング以外で何に使うんだろう?と思うこともあるかもしれません。
例えば公共料金や携帯電話を銀行引き落としやコンビニで現金払いにしていたのなら、まずはそれらをクレジットカード払いにしてみましょう!
クレジットカードなら公共料金や携帯電話の料金の支払いでもポイントが貯まるので気づいた時には凄くポイントが貯まっているなんてこともあります。
仮に毎月水道光熱費で2万円支払っているのなら年間で24万円になります。
これをポイント還元率1%のクレジットカードで支払っていると2400円分のポイントが貯まることに。
いやいや銀行引き落としなら55円値引きしてもらえる!と思うかもしれませんが、水道・ガス・電気代をあわせても年間で1980円の値引きにしかなりません。
1980円と2400円、どちらをとりますか?
もちろん地域や住まいによってガス代や水道代はクレジットカードで支払えない場合もありますが、最近はクレジットカードで支払えるところも多くなっているので、節約のためにもクレジットカードで支払えないか、検討してください。
クレジットカードの引落し口座を夫と一緒にしたいけどできる?
クレジットカードの支払いの銀行口座、夫の口座にしたい、という方もいますよね。
クレジットカードは基本的に申込時は自分名義の銀行口座しか登録できませんが、クレジットカードによっては後から夫名義の銀行口座に変更することは可能です。
ただし今回おすすめしているリクルートカード・JCB CARD W Plus L・楽天カード・イオンカード・三菱地所グループカードともに夫名義の銀行口座にすることはできません。
エポスカードやセゾンカードであれば後から届け出ることで夫名義の銀行口座にすることはできます。
離婚・死別したらクレジットカードは解約しないといけない?
専業主婦としてクレジットカードを申し込んだのだから、離婚したり死別したりしたら、専業主婦では無くなる訳なので、クレジットカードは解約しないといけないのかな?と思うかもしれませんよね。
結論からすれば解約はしなくてもいいのですが、届け出ないといけません。
そして収入が全くの0、財産もほとんど無いという状況だと解約はしないまでも一時的に使えなくなることはあります。
返済の目処が無い人に対してクレジットカード会社も使わせる訳にはいきませんから。
でもすぐに働き始めたり、離婚の慰謝料で数年は暮らせるほどの状況ならそのことをクレジットカード会社に伝えれば、またクレジットカードは使えるようになります。
なお離婚・死別で専業主婦で無くなったことを申し出ないと最悪の場合、強制解約されることもあるので、必ず申し出てください。
専業主婦でも家族カードは作れる?
専業主婦だけど親や子どもに家族カードを作りたいけど、作れるのかな?と考える方もいますよね。
結論から言えば、微妙です。
作れる場合もあると思いますが、収入が無い方をメインとする家族カードは割と審査に落ちることが多いので。
親や子どもにクレジットカードを作りたい場合は働いている夫名義のクレジットカードで家族カードを作ることをおすすめします。
なお主婦の方で名字が夫の名字になり、親の名字と異なる場合だと家族カードが作れない場合もあります。
家族カードはカード会社によって異なっており下記のように分類できます。
- 住所が同一であれば作れる
- 名字が同一であれば作れる
- 住所と名字が同一であれば作れる
- 内縁の夫婦関係でも、名字住所が異なっていても作れる
基本は生計を共にすることなので、住所が異なれば作ることは難しいです。
なお内縁の夫婦関係でも家族カードが作れるのはAmerican Expressです。
審査に落ちてどうしても作れない!作る方法はない?
専業主婦の方はほぼ審査には通りますが、過去にクレジットカードの滞納を繰り返していたり、借金が数百万単位であれば作ることはできません。
または専業主婦だとハードルの高いクレジットカードもあります。
ゴールドカード等のステータス性の高いクレジットカードは申込み者自身が安定的な定期収入が無いと作ることができない場合もあります。
今回紹介しているクレジットカードであれば万人とは言わないまでもかなりの確率で審査は通ると思いますよ。
クレジットカードを使いこなそう!
今回、専業主婦向けのクレジットカードとして紹介しましたが、専業主婦でなくても女性全般にもおすすめのクレジットカードになっています。
クレジットカードのお得な点、お得な使い方を知るだけで年間で数千円、場合によっては1万円以上お得になることもあります。
なお夫名義のクレジットカードを使っているから大丈夫!と思っている主婦の方は、実はクレジットカード会社の定めたルールに違反しています。
クレジットカードは名義人本人しか使ってはいけないからです。
もし夫名義のクレジットカードを使っている、という方がいたらこの機会に自分名義のクレジットカードを是非作ってくださいね。
以上、専業主婦向けのおすすめのクレジットカードについてでした。
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