店内撮影禁止のお店はなぜ禁止にしているのか?禁止の理由を詳しく説明

店内撮影禁止小売・お店に関すること
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小売業で働いていた時、ライバル店のお店の価格調査にいって、価格をメモっていたら、怒鳴られて若気のいたりで喧嘩になりかけた鈴木です。

もう20年以上前の話ですけど、妙に価格とかメモられるの嫌うお店ってありますよね。

それと同様に今でも頑なに店内撮影を禁止にしているお店も数多くあります。

でもなぜ店内撮影禁止にしているのか考えたことはありますか?

店内撮影禁止にしている店舗がある一方で、店内撮影をOKとしているお店も増えています。

なぜ撮影禁止にしているのか、その理由を詳しく解説します。

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小売店で店内撮影禁止にしている理由

店内撮影禁止

スーパーマーケットやコンビニ、ショッピングモール等の小売店で店内撮影禁止にしているのは概ね下記の理由からです。

  • 価格が競争店にバレないようにするため(対競合店対策)
  • 価格がメーカー(販売元)にバレないようにするため(対メーカー対策)
  • 展示方法を真似されないため(対競合店対策)
  • ショールーミング化の防止(対競合店対策、一部お客さん対策)

価格が競争店にバレないようにするため(対競合店対策)

ライバル店が来て、価格をメモったり撮影していかないように、競合店対策のために撮影禁止にしているというのが一番の大きな理由でした。

でも、これ今更意味が無いことですよね。

メガネ型のカメラを持ち込まれたり、ボイスレコーダーで録音していったり、いくらでも価格を記録していく方法はいくらでもあります。

今どきこんな理由で撮影禁止にしているのであれば、全く時代を見据えてないお店のように思えませんか?

価格がメーカー(販売元)にバレないようにするため(対メーカー対策)

価格がメーカー(販売元)にバレないようにするということの意味がわからない方もいるかもしれませんね。

簡単に言えば安すぎる価格を販売することはメーカーが嫌うんですね。

ライバル店も証拠を残しておいて

あの店ではこんな価格で販売していました!うちへの卸価格と変わりませんよ!原価おかしいんあじゃにですか!!もうオタクの商品買いませんよ!

なんて言って原価交渉の材料にされてしまうことも以前はありました。

だからライバル店やメーカー(販売会社)に販売価格がバレないようにするため撮影禁止にしていたということがあります。

展示方法を真似されないため(対競合店対策)

商品の並べ方、展示方法で売上は大きく変わることがあります。

だから、せっかく考えて作った売場をライバル関係にあるお店に真似されたくないということで撮影禁止にしていることがあります。

でも、これも先に書いた通り、今は簡単にバレずに撮影する方法はいくらでもあります。

ショールーミング化の防止(対競合店対策、一部お客さん対策)

ショールーミングとは、商品購入のために実際の店舗に訪れて現物を確かめ、でもそのお店では買わずにネットの安い店で買う行為のことです。

これは一部、そういうことを行っているお客さんへの対策のためということもありますが、むしろネット上の競争店に価格をバレさせないようにするために行っている部分もあります。

これも先述した通り、今では簡単に記録されるので全く意味がありません。

むしろ、ネットショップにはできない売り方を考えなければ、この先小売店によっては厳しいことになるので、むしろ積極的にこんな売り方ができるか!と広めた方が効果があると思うんですけどね。

撮影禁止の理由にお客さんはほぼ関係ない

撮影禁止にしている理由のほとんどはお客さんのためではなく、自分たちの売上を守るためであり、そこにお客さんの利便性は一切ありません。

今なら、頼まれて買物に来た人が頼んだ人にスマホで写真を撮って「これでいい?」と確認をすることも考えられますよね。

お客さんからしてみれば、出来るだけ安いところで購入したいからメモ代わりに撮影したいという気持ちも当然あります。

つまり、店内撮影禁止の理由にお客さんの存在はありません。

お客さんのためを思えば撮影禁止ではなく撮影OKにすべきだと思えてきませんか?

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変わりつつある店内撮影禁止の理由

ただしここ数年でお客さんのために店内撮影禁止にする店舗も増えてきています。

その理由は盗撮防止のため

今はほとんどの人がカメラ付きのスマホ、もしくはカメラ付きの携帯電話を持っている時代です。

で店内で買物をしていた時にシャッター音が突然近くから聞こえてきたら、盗撮されてないかな?と不安に思う人が出てきても不思議ではありません。

また小さなお子さんと一緒に買物をする親御さんであれば、小さなお子さんを盗撮する不審者も怖いものです。

実際に店内で撮影をしていた人に、盗撮しただろ!ということで揉めた事例もありますし、店員が売場記録のために撮影していてお客さんから盗撮したでしょ!というクレームを受けたこともあります。

だからお客さんが安心して買物できるように撮影を禁止しているところもある訳です。

ただこの場合も余分なクレームが鬱陶しいから撮影禁止にしている、ということであればそこにお客さんはいないので、言い方の違いだけかもしれませんが、お客さんに安心して買物してもらうために撮影禁止にしているとすれば、納得してくれる人も多いでしょう。

「他のお客様を映さない限りにおいて店内撮影はOKです」と書くお店も出てきています。

ここまで進んで書いてくれると、お客さんのことを考えてくれているなと思えます。

もっともここ数年でバカッターの登場でお客さんよりも店員に厳しく撮影禁止にしている店舗が増えていますが。

アイスクリームのケースの中に入って撮影してSNSに投稿するという事件がたまに発生していました。また飲食店で不衛生な写真をSNSに投稿するバイトもいます。
そういうバカじゃないの?と思うようなことをSNSに投稿する人をバカッターということがあります。

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家電量販店で撮影解禁にした英断

ビックカメラ

一方で店内撮影解禁にしている業界もあります。

2015年から店内撮影解禁をして話題となったのがヨドバシカメラやビックカメラ

安売りしている証拠を残したくないから撮影禁止にしていた家電量販店が撮影OKにしたということは独禁法を遵守するという前向きな考え方もあったように思います。

ヨドバシカメラやビックカメラと言えば昔はメーカーに棚卸の応援を強制していた過去もあり、叩かれていた時期もありましたが、撮影OKにしたということは、改善されてきているんだなと思うところもあります。

またスマホやデジカメを販売しているので、試し撮りしたいお客さんにしてみれば撮影出来ないのは不便ですから、当然撮影禁止というのもおかしな話だったということもあります。

またダイソーでも撮影OKにしているところもあります。

こんな商品売ってた!とSNSに投稿してくれれば、ただで宣伝してもらえるようなものですから、100均にしてみれば店内撮影OKは、時代の流れに適しているとも言えます。

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店内撮影禁止の今後を考える

今は誰でもスマホを持っているのだから、撮影をOKにしない小売店は不便だ!時代にそぐわないと考える人もいるでしょう。

誰でもスマホで撮影出来るようになったからこそ、盗撮防止のためにも店内撮影を禁止にするのは時代に適っていると考える人もいますよね。

  • 店内撮影は解禁すべき
  • 店内撮影は禁止すべき

ともに正解はありませんし、店舗の特徴にもよるでしょう。

ただ根底がどこにあるのか考えてみることが大切だということはわかりますよね。

  • お客さんのためになるから解禁なのか
  • お客さんのためにならないから禁止なのか

ただ店として面倒だから禁止するでは、意味はありません。

  • 店内撮影をさせろ!
  • 店内撮影を禁止しろ!

と言われた時に明確な意思として応えられることが一番大切ではないでしょうか?

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以上、店内撮影禁止のお店はなぜ禁止にしているのか?というお話でした。

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