水道光熱費はリクルートカードで支払っている鈴木です。
水道光熱費や電話代等の毎月どうしてもかかる費用はできればポイント還元率の高いクレジットカードで支払って、少しでも節約したいものです。
でも年会費がかかってしまったら意味なし
そこでおすすめしたいのがリクルートカードです。
リクルートカードとはポイント高還元率のクレジットカード
リクルートって、聞いたことあるけど、何だったっけ?という方もいるかもしれませんね。
じゃらん・ホットペッパービューティー・ホットペッパーグルメ・ゼクシィ・リクナビといったネット上の各種サービスを運営している東証一部上場の企業です。
リクルートカードは、そんなリクルートが発行しているクレジットカードです。
リクルートカードの最大の特徴はポイント還元率
クレジットカードって、その会社のサービスを使うでお得になるものでしょ?
- イオンを使うのならイオンカード
- セブンイレブンを使うのならセブンカード
- 楽天市場や楽天トラベルを使うのなら楽天カード
といったように…そう思っている方もいますよね。
だからリクルートのサービスをほとんど使ってない方だと無意味じゃないの?と思うかもしれませんがそれは大きな間違いです!
元々のポイント還元率が高いのでどこで使ってもお得になります!
リクルートカードの最大の特徴は年会費・発行手数料等、クレジットカード発行に費用は全くかからないのに、クレジットカードを使った時に貯まるポイントが1.2%も貯まる高還元率のクレジットカードということ
つまり1000円使えば12円相当のポイントが貯まります。
他の有名なクレジットカードだとどうなのかといえば下記の通り
- イオンカード=イオン以外なら1000円で5円相当のポイント
- 楽天カード=楽天以外なら1000円で10円相当のポイント
- 三井住友カード=1000円で5~10円相当のポイント
1000円で2円しか変わらないじゃん!と思うかもしれませんが、これが毎月2万円の支払いだったらどうなりますか?
1000円あたり のポイント |
月2万円使う | 1年間で | 3年で |
---|---|---|---|
1000円で5円分 | 100円分 | 1200円分 | 3600円分 |
1000円で10円分 | 200円分 | 2400円分 | 7200円分 |
1000円で12円分 | 240円分 | 2880円分 | 8640円分 |
月で見ると100~140円の差ですが1年間だとそれなりに大きな差になり、3年だともっと大きな差になります。
つまりリクルートカードはポイント還元率が高いので普段の生活で必ず支払わないといけない水道・ガス・電気・電話代・NHK等の料金を支払うのに、とてもお得なクレジットカードとなっている訳です。
イオンカードはイオンで使えば割引とかポイント加算があってお得ですし、セブンカードも同じ、楽天カードも。
リクルートカードは特にどこかでお得になるということはほとんどありませんが、その分ポイント還元率が高いので、毎月の公的な支払いに向いているクレジットカードです。
リクルートカードで貯まるポイントの種類
リクルートカードで貯まるポイントはリクルートポイントと呼ばれるポイントです。
リクルートポイントは、じゃらんやホットペッパー、ポンパレ等の支払いで使うことができます。
でも、そんなサービスを使ってないからいくらポイントが貯まっても無駄!と思うかもしれませんが、そんなことはありません(ポンパレモールは結構お買い得ですが)。
リクルートポイントはローソン等で使えるPontaポイントに等価交換できます。
つまりリクルートポイント1000ポイントはPontaポイント1000ポイントにできます。
Pontaポイントであればローソンやシェル石油、ケンタッキーにスーパーマーケットのライフで1ポイント1円で使うことができます。
他にもいろいろなお店・サービスで使えるので気になったら下記のPontaポイントが使えるお店を見てください。
リクルートカードは使った分だけ無駄なくポイントが貯まる
リクルートカードは使った分だけ無駄なくポイントが貯まるのが特徴です。
何を言ってるんだ????
と思ったかもしれませんが、実はそういうクレジットカードって少ないんですよ。
- 楽天カードやイオンカード=100円・200円単位で都度ポイントが貯まる
- リクルートカード=月間の累計金額に対してポイントが貯まる
言葉で説明しても伝わりにくいので下記の表を見てください。
楽天カードとリクルートカードで1ヶ月間下記のように使った場合のポイント数です。
日にち | 楽天 カード |
楽天カード ポイント |
リクルート カード |
リクルート カードポイント |
---|---|---|---|---|
2日 | 198円 | 1ポイント | 198円 | (累計のため後で加算) |
4日 | 998円 | 9ポイント | 998円 | (累計のため後で加算) |
5日 | 2100円 | 21ポイント | 2100円 | (累計のため後で加算) |
8日 | 21800円 | 218ポイント | 21800円 | (累計のため後で加算) |
11日 | 655円 | 6ポイント | 655円 | (累計のため後で加算) |
16日 | 7856円 | 78ポイント | 7856円 | (累計のため後で加算) |
19日 | 3455円 | 34ポイント | 3455円 | (累計のため後で加算) |
23日 | 880円 | 8ポイント | 880円 | (累計のため後で加算) |
25日 | 690円 | 6ポイント | 690円 | (累計のため後で加算) |
27日 | 1280円 | 12ポイント | 1280円 | (累計のため後で加算) |
30日 | 8560円 | 85ポイント | 8560円 | (累計のため後で加算) |
合計 | 48472円 | 478ポイント | 48472円 | 581ポイント |
楽天カードでもリクルートカードでも使った金額は48472円ですが、楽天カードは100円単位で都度ポイントがつくので、198円なら98円は切捨てられて1ポイントにしかなりません。
リクルートカードは月間の累計金額に1.2%をかけた分がポイントになるので、581ポイントになります。
- 楽天カード=ポイント還元率1%
- リクルートカード=ポイント還元率1.2%
しかし端数を都度切捨てていかないリクルートカードはきちんと1.2%分のポイントが貯まります(小数点は切捨てられますが)。
極端な事例ですが
- 楽天カードで99円の商品を1000個買ってもポイントは0ポイント
- リクルートカードなら99円の商品を1000個買うと1188ポイント
如何にリクルートカードが効率よくポイントが貯まるのか理解してもらえたと思います。
だからこそ光熱費等の毎月かかる料金をリクルートカードで支払っていると気付かない間にポイントがザクザクと貯まっている訳です。
リクルートカードは無料で手に入る
こんなにお得なクレジットカードだからクレジットカードを手に入れるのにお金がかかると思うかもしれませんが、0円で発行できますし、持っているだけならずっと無料です。
年会費・発行手数料等、全くかからずに手にいれることができます。
リクルートカードの基本事項
- 年会費・発行手数料:ともに無料
- 申込み資格:高校生を除く18歳以上
- 国際ブランド:VISA・Mastercard・JCB
- 引落口座:ほぼすべての銀行
- ポイント還元率:1.2%
- 電子マネー機能:なし
- ポイントカード機能:なし
- Apple Pay:対応
- 貯まるポイント:リクルートポイント
- ETCカード:発行可(無料)
- 家族カード:発行可(無料・JCB8枚まで・他は19枚まで)
- 申込みから届くまで(通常申込み):3日~10日間程度
- 当日発行:不可
- 締日/支払日:毎月15日締めで翌月10日に引落し
リクルートカードが特におすすめな人
リクルートカードは特に旅行が好きな方におすすめです。
じゃらんを使って予約をすることが多い方ならポイントがザクザクと貯まります。
旅先ではホットペッパーグルメで美味しい地元のグルメを堪能したり、旅行に行く前におしゃれをしたいのなら、ホットペッパービューティーでサロンを見つけたり
特に国内旅行が好きな方におすすめしたい1枚です。
リクルートカードのメリット・特典
リクルートカードはポイント還元率以外にもお得な特典・メリットがあります。
- ポイント還元率が非常に高い(既に紹介済み)
- 楽天Edy等、電子マネーへのチャージでポイントが貯まる
- 付帯保険が年会費無料なのに充実している
ポイント還元率が高いことは説明済みなので、他の2つについて説明します。
楽天Edy等、電子マネーへのチャージでポイントが貯まる
選ぶ国際ブランドによって異なるのですが、電子マネーへのクレジットカードチャージでもポイントが貯まります。もちろんポイント還元率は1.2%です。
- VISA・Mastercar=楽天Edy・モバイルSuica・SMART ICOCA
- JCB=モバイルSuica
ただし月間(毎月16日から翌月15日まで)で3万円までのチャージ分のみとなります。
3万円を超えた分にはポイントがつかないので気をつけてください。
それでもコンビニで楽天Edyを使っている人なら月3万円あれば十分な場合が多いでしょうから、リクルートカードでチャージするだけで1.2%もポイントが貯まるのは、非常にお得です。
楽天カードから楽天Edyにチャージしても0.5%しかポイントは貯まりませんから。
なお一部サイトでnanacoにチャージしてもポイントが貯まると書いてあるところがありますが、2020年3月よりリクルートカードでのnanacoチャージの新規登録ができなくなったので、今から申し込んでもnanacoにはチャージできません。
付帯保険が年会費無料なのに充実している
無料のクレジットカードですが、旅行傷害保険・ショッピング保険がついています。
旅行傷害保険の内容は下記の通り
- 海外旅行:利用付帯で最高2000万円
- 国内旅行 :利用付帯で最高1000万円
ショッピング保険は、リクルートカードで購入したものが購入日から90日以内に破損・盗難の被害にあった場合に補償してくれるというものです。
保障額は年間で200万円までとなっています。
旅行付帯保険って何?という方は下記記事をご覧ください。
リクルートカードのデメリット
何にでもメリットがあればデメリットもあります。
リクルートカードにもデメリットは当然あります。でもデメリットを見た上で許容できる範囲であれば是非申し込んでください。
- ポイントが使いにくい人には意味が無い
- 国際ブランドによってサービス内容が異なる
- 入会ポイントがリクルート限定ポイント
ポイントが使いにくい人には意味が無い
リクルートポイントはPontaポイントに交換できて便利!と書きましたが、リクルートのサービスも使わないし、ローソンやケンタッキーも使わない・近くに無いという人であれば、ポイントが使いにくいので厳しいかもしれません。
しかしどうしても使いにくい場合は、JALマイルに交換するということもできます。
Pontaポイントに交換した後に、Pontaポイント2ポイントでJALマイル1マイルに交換が可能です。
国際ブランドによってサービス内容が異なる
電子マネーへのチャージが国際ブランド(VISA・Mastercard・JCB)によって異なる以外にも下記のような違いがあります。
- VISA・Mastercard=ETCカード新規発行手数料が1000円(税別)・年会費は無料
- JCB=ETCカード新規発行手数料・年会費は無料
ETCでももちろんポイント還元率は1.2%ですが、発行手数料が1000円かかるとするとちょっと踏みとどまってしまいますよね。
VISA・Mastercardを選んだ場合はETCカードは発行しないとすれば問題はありません。
でも、なんで同じリクルートカードなのに内容が異なるかと言えば、発行しているカード会社が異なるから。
最初にリクルートカードはリクルートが発行していると書きましたが、厳密にはリクルートの名前で会員を増やしており実際のクレジットカード発行会社は下記のようになっています。
- VISA・Mastercard=三菱UFJニコス株式会社
- JCB=株式会社JCB
なので何かあった時の問い合わせ先も異なってきます。
一元化した窓口を作ってくれると助かるんですけどね。
入会ポイントがリクルート限定ポイント
リクルートカードを申込むと、2000~6000円分のポイント、もらえるキャンペーンが実施されていることがよくあります。
ただこれらのポイントはリクルート期間限定ポイントといって、主にリクルートのサービスでしか使えないため、Pontaポイントに交換して使うことはできません。
リクルートのサービスなんて使ってない!という場合は、この時だけはポンパレモールでポイントを使ってもらうしかありません。
もしくはホットペッパーグルメで近くの飲食店を探して使うかです。
僕は旅行が好きで「じゃらん」でよく予約するから、全くもって気にならなかったけど、リクルートのサービスを使わない人にはつかいにくいポイントなのは確かです。
それでも、ポイントが1.2%も付与されるクレジットカードは中々無いので非常におすすめであることは変わりません。
リクルートカードのQ&A
リクルートカードを作る上で管理人自身が悩んだこと、疑問に思ったことを含めて、Q&A形式で答えていきます。
リクルートカードはどこで使えるの?
VISA・Mastercard・JCBのマークのクレジットカードが使えると書いてあるところなら、どこでも使えます。
イオンでもセブンイレブンでも、楽天市場でもamazonでも!
リクルートカードを選ぶ時に「VISA・Mastercard・JCB」のどれかを選びますが、VISAであれば世界中、ほとんどの国・地域でも使うことができます。
Mastercardにしてもほぼおなじです。
JCBだと日本国内だとそれほど変わりませんが世界となるとVISA・Mastercardを選んだ時よりは使えるお店が限定されてしまいます。
もっとお得なリクルートカードプラスがあると聞いたけど?
リクルートカードではなく、もっとお得なリクルートカードプラス というクレジットカードがあると聞いたことがあるけど?という方も中にはいるかもしれません。
そのとおりです。リクルートカードプラスというポイント還元率2%というクレジットカードが過去にはありました、いや今もあります。
年会費が2000円(税別)かかるのですが、ポイント還元率2%は非常に魅力的でしたが、新規発行は停止されました。
つまりもう作れないようになっています。
過去に作った人はまだ継続して持つことができます。
実は僕がもっているリクルートカードは、リクルートカードプラスです。2020年に期限が来たのですが、きちんと期限が更新されたリクルートカードプラスが届きました。
リクルートカードが不正利用されたら?
もしリクルートカードを落としたりして不正利用されたらどうなるの?と思う方も当然いますよね。
安心してください。届け出た日から60日前までさかのぼって不正利用された分は補償されます。
現金だと落として使われてしまえば補償されることはまずありませんが、クレジットカードは補償されるので、実は現金よりも安心です。
ただし家族が内緒で使った等、クレジットカードの管理に問題があった場合は補償の対象外です。
リクルートカードの審査は厳しい?
リクルートカードはクレジットカード業界では「流通系クレジットカード」と呼ばれているものです。
小売店(スーパー等)やネットショップを運営している会社が出しているクレジットカードは流通系のクレジットカードと分類されます。
流通系のクレジットカードの特色として、専業主婦や学生でも作りやすいという特徴があり、リクルートカードも比較的作りやすいクレジットカードになっています。
借金が大量にある、今までクレジットカードで滞納したことはほとんど無い、という方であればほぼ作ることは可能です。
ただし働いてない場合は、親や配偶者が定職についてないと作るのは難しくなります。
なおVISA/Mastercardより、JCBの方がわずかに審査が厳しいと言われています。
リクルートカードは郵送で申し込める?
残念ながらリクルートカードは郵送では申し込めません。
というのも最初にリクルートIDの登録が必要なためです。リクルートIDはパソコンかスマホから簡単に登録することができます。
リクルートIDは、じゃらんやホットペッパー等リクルートのサービスを既に使っている人であれば、それらのサイトを使っているIDがリクルートIDです。
なお申込後に場合によっては郵送で必要な書類を提出しないといけないことはあります。
リクルートカードを作ろう!
リクルートカードについていろいろと説明してきましたが、ポイント還元率の高さには納得してもらえたのではないかと思っています。
無料で、かつポイント還元率が非常に高いクレジットカードなので、水道光熱費や電話代等の毎月かかる料金を支払うのに非常におすすめです。
水道光熱費って、1度クレジットカードで支払いの手続きをしたら、滅多に変更しませんよね。
だからこそ、ポイント還元率の高い年会費無料のクレジットカードで登録しておくと損をすることがない、むしろお得にポイントを貯めていくことができます。
是非、この機会にリクルートカードを作ってくださいね。
以上、リクルートカードについてでした。
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