ビックカメラにはよく立ち寄る鈴木です。
カメラとか家電製品とか見るの、好きなんですよ。というどうでもいい話はさておき、
普段電子マネーはSuicaを使っている方は多いですよね。現金チャージは面倒だからオートチャージに切り替えたいと考えている方もいるでしょう。
Suicaにオートチャージができて、ポイントもお得に貯まり年会費もかからないお得なクレジットカードが欲しい!という方におすすめなのが、ビックカメラSuicaカードです。

いやいや、ビックカメラなんて近くに無いし全く使わないからそんなクレジットカード必要ないよ!
と思う方もいるかもしれませんが、そんなことは無いということも含めてビックカメラSuicaカードが如何にお得で便利なカードが説明します。
またこれからビックカメラSuicaカードを作ろうかな?と悩んでいる方にも比較しているだろうクレジットカードと含めて説明します。
ビックカメラSuicaカードとは
ビックカメラSuicaカードは、JR東日本の子会社である株式会社ビューカードとビックカメラが提携して出しているクレジットカード(ビューカード)です。
Suicaにオートチャージでポイントがざくざく貯まる
SuicaへのオートチャージはVIEWカードのマークがついたクレジットカードで可能です。
モバイルSuica(スマホ用)であればほとんどのクレジットカードで利用が可能です。
ただしビューカードのマークがついたクレジットカードでも上記の図のように「i」が2つ並んだマーク「ii」がついたカードの場合、ポイントはほとんど貯まりません。
「ii」のマークがついてないビューカードのマークがあるクレジットカードであれば、1000円チャージするごとに15円相当のポイントが貯まります。
還元率で言えば1.5%です。
ビックカメラSuicaカードは、「ii」のマークがついていないビューカードなのでSuicaにクレジットカードチャージ・オートチャージするたびにポイントがザクザクと貯まります。
なおイオンカードでSuicaと一体になったイオンカードSuicaは1000円チャージすると2.5円分のポイントが貯まります。
普通のビューカードの6分の1しかポイントが貯まりません。
Suicaへのチャージでポイントがザクザク貯まる唯一の年会費無料可能なカード
1000円につき15円相当のポイントが貯まるって、凄いことなんですよ。
普段の生活でコンビニやスーパーでSuicaで支払っていたら月に3万円くらいは使っていますよね。そうなると月に450円もポイントが貯まるんです。
年間で5000円以上もポイントが貯まる訳です。
そんなにポイントが貯まるクレジットカードなら年会費もかかると思いますよね?
はい、かかります。
ビックカメラSuicaカードにせよ1000円で15円相当のポイントが貯まるビューカードはすべて年会費がかかるクレジットカードです。
唯一年会費のかからないビューカードもあるのですが、リボ払い専用なのでザクザクと金利を取られてしまい、逆に損です。

じゃあ、年会費が無料にならないじゃん・・・・
と思うかもしれませんね。
でも、ビックカメラSuicaカードは、年会費が477円かかるのですが、1年間に1度でもクレジットカードでの支払いがあれば、翌年度は年会費無料になります。
初年度(初めてビックカメラSuicaを申し込んで発行されてからの1年間)は、年会費は無料なので、条件付きですが年会費はかからないことになります。
年に1度だけコンビニでペットボトル飲料でも、唐揚げでも、ガムでも何か1個買えば年会費477円(+税)が無料になります。
こんな簡単な条件で年会費がかからないビューカードはビックカメラSuicaカードだけです。
なお発行手数料も事務手数料もかからないので、年に1度買物をするだけで、ビックカメラSuicaカードを保有していることでお金は一切かかりません。
つまりSuicaに実質年会費無料でオートチャージしてポイントがザクザクと貯まるクレジットカードは、ビックカメラSuicaカードだけであり、ビックカメラを使う・使わない関係なく、非常にお得なクレジットカードとなっている訳です。
ビックカメラSuicaカードの基本情報
- 年会費・発行手数料:477円+税(初年度及び年1回の利用で無料に)
- 申込み資格:高校生を除く18歳以上
- 国際ブランド:VISA・JCB
- 引落口座:ほぼすべての銀行
- ポイント還元率:1~1.5%
- 電子マネー機能:Suica
- ポイントカード機能:JREポイント・ビックポイント
- Apple Pay:対応
- 貯まるポイント:JREポイント・ビックポイント
- ETCカード:発行可(年会費477円+税)
- 家族カード:発行不可
- 申込みから届くまで(通常申込み):1~2週間
- 当日発行:不可
- 締日/支払日: 月末締め翌々月4日支払い(引落し)
ビックカメラSuicaカードの特典・メリット
Suicaにお得にオートチャージ・クレジットチャージできる以外にもビックカメラSuicaカードにはお得な特典やメリットが豊富にあります。
- 年会費が実質無料
- 普段使いでもポイント還元率が1%
- ビックカメラで最大11.5%のポイント還元
- キャンペーン中に申し込めば更にお得
年会費が実質無料
既に説明してますが、1年に1度のお買物で年会費が無料になります。
例え500円程度の年会費でも3万円以上使わないとその分のポイントは戻ってきません。
あまりクレジットカードを使わないという人なら年会費は無料になっていることは大きなメリットです。
忘れずに年1回は使ってくださいね。
普段使いでもポイント還元率が1%
ビックカメラSuicaカードは普段使いのクレジットカードとしてもお得です。
ビックカメラSuicaカードのクレジットカード機能で支払うと1000円につき10ポイントが貯まります。
つまりポイント還元率が1%です。一般的なクレジットカードだとポイント還元率は0.5%なので倍もお得になります。
ただ問題もあります。
1%のうち0.5%がビックポイント、0.5%がJRE POINT、合わせて1%となるというものです。
ポイントが分散してしまうのはちょっと面倒ではありますし、ビックカメラを使わない人にとってはデメリットです。
ただしビックポイントはSuicaに交換できるので無駄にはなりません。でも1500ビックポイントで1000円分のSuicaチャージとなるので、ビックポイントをSuicaにした場合のポイント還元率は約0.8%ほどになるのはちょっと残念な点です。
それでも普段からあまりクレジットカードを使わないのならSuicaへのオートチャージだけでポイント還元率1.5%にもなっているので非常にお得です。
ビックカメラで最大11.5%のポイント還元
ビックカメラSuicaカードと「ビックカメラ」とついているので、当然ビックカメラでのお買物でもお得です。
最大で11.5%のポイント還元率を得られます。
ビックカメラSuicaカードにチャージしたSuicaを使い、ビックカメラで買物をするとチャージによるポイント還元1.5%、ビックカメラでは現金と同じポイント還元率で10%、合計で最大11.5%相当のポイント還元率となります。
ただしSuicaへのチャージは最大で2万円までなので2万円を超える買物では使うことはできません。
もっとも2万円を超えるような買物を年に何度もしないと思うので、それほど気にすることではないと思います。
キャンペーン中に申し込めば更にお得
ビックカメラSuicaカードに新規で申込むとポイントがもらえるキャンペーンが頻繁に行われています。
つまり申込むだけでお得になるという訳です。
最大のポイントをもらうにはいろいろと条件はあるものの、かなりのポイントがもらえます。
他にも特典が満載なビックカメラSuicaカード
上記で紹介した以外にも株式会社ビューカードが発行しているビューカード(ビックカメラSuicaカード含む)には共通のお得な特典があります。
- Suicaエリアでオートチャージに対応・PASMOエリアでも
- JR東日本の「みどりの窓口」や券売機で利用するとポイント還元率1.5%(ポイント3倍)
- ポイントの有効期限は自動延長で無駄になりにくい
- Web明細にすると月50円分のポイント
- 旅行傷害保険がついており、特に国内で充実
- JR東日本ホテルズ・JRホテルグループでの特典がある
- 優待料金や優待サービスが受けられる施設が豊富にある
- VIEWベネフィットパスが利用できる
- ビューカードチケット優待がある
- 駅レンタカー・ジェイアールバス関東での割引特典がある
- 東京海上日動の保険に団体料金で加入できる
- ビューカード外貨両替センターで両替レートが優遇される
- 紛失・盗難時に安心の補償がついている
- あとから分割払いにも対応
- 分割払い手数料が安い
ざっと書いただけでこんなにも。
詳しくは下記記事にまとめているので是非見て、どんなにお得か確認してください。
ビックカメラSuicaカードのデメリット
残念ながらビックカメラSuicaカードにもデメリットがあります。
- 定期券と一緒にできない
- 油断するとJRの利用でも1.5%のポイント還元を受けられない
定期券と一緒にできない
Suica定期券として使いたいという方も当然いますよね。ただでさえ増えるカードは、できるだけ持ち歩きたくないということもあって。
残念ながらビックカメラSuicaカードは定期券と一体にすることができません。
年会費が多少かかってもいいし、ビックカメラの特典は必要無いということであれば、ビューカードの「JREカード」がおすすめです。
油断するとJRの利用でも1.5%のポイント還元を受けられない
ビックカメラSuicaカードはJR東日本の発見する切符(新幹線含む)を購入してもポイント還元率が1.5%です。
でも、東京駅や品川駅等にはJR東海が管理する「みどりの窓口」が存在するため、JR東海が管理するみどりの窓口で新幹線の乗車券をビックカメラSuicaカードで購入しても、ポイント還元率は1.5%になりません。
必ず利用するみどりの窓口がJR東日本で運営・管理しているところか確認の上、利用してください。
ビックカメラSuicaカードと他のクレジットカードの比較
ビックカメラSuicaカードを作る理由にビックカメラやコジマでお得に買物ができるかな?ということで検討されている方もいますよね。
クレジットカードでの支払いでも現金と同率のポイントが得られるクレジットカードはビックカメラSuicaカードを含めて3種類あります。
- ビックカメラSuicaカード(ビューカード)
- コジマ×ビックカメラカード(イオンカード)
- コジマクレジット&ポイントカード(orico)
それぞれにメリット・デメリットがあるので一概にはどれが絶対にいいとは言えませんが、おおむね下記のような場合で考えてもらえればいいでしょう。
ビックカメラSuicaカード(ビューカード)を選ぶ場合
Suicaへのチャージでポイントを得ることが一番の場合は、ビックカメラSuicaカード一択です。
またはビックカメラの買物で2万円未満が多い場合もこのカードです。
コジマ×ビックカメラカード(イオンカード)
イオンで買物をすることが多く、コジマやビックカメラでも買物をすることが多い人におすすめです。
イオンはあまり利用しない、ということであればビックカメラSuicaカードか次に紹介するコジマクレジット&ポイントカードがおすすめです。
ただし携帯家電を落とすのが怖い、ということであればこのコジマ×ビックカメラカードで購入するのがいいかもしれません。
理由は下記記事をご覧ください。
コジマクレジット&ポイントカード(orico)
ビックカメラというよりもコジマで家電製品を分割で購入したい場合におすすめなのが、コジマクレジット&ポイントカードです。
コジマで指定商品ですが分割払い手数料が無料になる特典があります。
他のビューカード
他にもビューカードはあるけど、どのビューカードがいいかな?と思った場合、下記記事をご覧ください。
ビューカードの一覧と比較をしているので、どのビューカードにするか悩んだ時に見てもらえば、わかりやすいと思います。
ただし、年会費無料にしたい!ということであればビックカメラSuicaカード一択です。
ビックカメラSuicaカードのQ&A
ビックカメラSuicaカードを作る際に悩むであろうことをQ&A形式で答えていきます。
ビックカメラSuicaカードはどこで使えるの?
クレジットカードが使えるところならどこでも使えます。
イオンでもイトーヨーカドーでも、Amazonでも楽天市場でも、
また海外でも使うことはできますが、JCBを選択した場合は海外だと使えるところがかなり減ってしまうので注意が必要です。
国内であえればJCBでもMastercardでもどちらで作っても問題ありません。
ビックカメラSuicaカードの審査は厳しい?
ビックカメラSuicaカードの入会条件は公式サイトには下記のように書かれています。
日本国内にお住まいで、電話連絡のとれる満18歳以上の方。(未成年の方は親権者の同意が必要です。)ただし、高校生の方はお申込みいただけません。
正社員で無いと駄目とかそんなことは書かれていないので、特別審査は厳しい訳ではないようです。
実際に調べてみるとパート・アルバイトでも作れていますし、専業主婦の方、学生でも作れているので、特に審査が厳しい訳では無いようです。
過去にクレジットカードで何度も滞納したことがある人、借金が数百万単位である人(住宅ローンは除く)以外は普通に作れるクレジットカードです。
ただし年金生活者や無職、家事手伝いという人だと難しいようです。
JR東日本管轄に住んでないけど、それでもお得?

VIEW ALTTE
住んでいる場所にもよりますが、VIEW ALTTEというJR東日本のATMがあるところなら、Suicaにクレジットチャージができるので、ポイント還元率1.5%の恩恵には授かれます。
またはモバイルSuicaを使っている場合も
Suica自体は交通系電子マネーの代表でありコンビニやスーパー、ドラッグストア等、電子マネーが使えるところならほぼ使えるというメリットがあります。
例えば札幌駅をよく利用する方なら札幌駅にはVIEW ALTTEがあるので、そこでビックカメラSuicaカードにクレジットチャージをすれば大丈夫です。
札幌だとJR北海道エリアになりますが、SuicaでもJR線には乗れますし、地下鉄や路面電車、バスにも乗車することができます。
ビックカメラSuicaカードを作ろう!
ちょっと長くなりましたがビックカメラSuicaカードが如何にお得でSuicaへのオートチャージでお得か理解してもらえたのではないでしょうか?
現金で毎月2万円チャージしていたら年間で24万円、でもポイントは全く貯まりません。
ビックカメラSuicaカードでチャージしていたら3600円分もポイントが貯まっています。
- 0ポイントのままでいる
- 3600円分のポイントを得る
どちらを選ぶのかは一目瞭然ですよね。
もしこれが5年経過したら近場なら旅行に行けるくらいのポイントが貯まります。
もしまだビックカメラSuicaカードで悩んでいることがあればコメントを残してもらうか、問い合わせから連絡いただければ回答しますよ。
以上、ビックカメラSuicaカードは、ポイントが貯まりやすいお得なクレジットカードというお話でした。
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