クレジットカードを15枚以上所有している鈴木です。
JR東日本エリアの駅でお得になるビューカード、種類がいろいろあって特典・メリットもさまざまです。
基本となる特典・メリットをおさえた上でそれぞれのビューカードの特典を理解するとわかりやすくなるのでまとめてみました。
ビューカードを作ろうかな?と思っている方の参考になれば幸いです。
- 共通の特典・メリットがあるビューカードについて
- ビューカードの共通の特典・メリット
- Suicaへのクレジットチャージでポイント還元率1.5%(ポイント3倍)
- Suicaエリアでオートチャージに対応・PASMOエリアでも
- JR東日本の「みどりの窓口」や券売機で利用するとポイント還元率1.5%(ポイント3倍)
- ポイントの有効期限は自動延長で無駄になりにくい
- Web明細にすると月50円分のポイント
- 旅行傷害保険がついており、特に国内で充実
- JR東日本ホテルズ・JRホテルグループでの特典がある
- 優待料金や優待サービスが受けられる施設が豊富にある
- VIEWベネフィットパスが利用できる
- ビューカードチケット優待がある
- 駅レンタカー・ジェイアールバス関東での割引特典がある
- 東京海上日動の保険に団体料金で加入できる
- ビューカード外貨両替センターで両替レートが優遇される
- 紛失・盗難時に安心の補償がついている
- あとから分割払い・あとからボーナス払いにも対応
- 分割払い手数料が安い
- ビューカードに関するQ&A
- ビューカードを作ろう
共通の特典・メリットがあるビューカードについて
ビューカードは株式会社ビューカードが発行しているものと、株式会社ビューカードと提携して発行されているものがあります。
ここでは株式会社ビューカードが発行しているビューカードの特典・メリットについて説明しています。
「VIEW」のマークがついていても、上記の図のように「ii」というようなマークがついているクレジットカードは、株式会社ビューカードと提携して発行されているものなので、今回紹介するビューカードの特典・メリットの対象外です。
ビューカードの共通の特典・メリット
ビューカードの共通の特典・メリットは下記の通りです。
- Suicaへのクレジットチャージでポイント還元率1.5%(ポイント3倍)
- Suicaエリアでオートチャージに対応・PASMOエリアでも
- JR東日本の「みどりの窓口」や券売機で利用するとポイント還元率1.5%(ポイント3倍)
- ポイントの有効期限は自動延長で無駄になりにくい
- Web明細にすると月50円分のポイント
- 旅行傷害保険がついており、特に国内で充実
- JR東日本ホテルズ・JRホテルグループでの特典がある
- 優待料金や優待サービスが受けられる施設が豊富にある
- VIEWベネフィットパスが利用できる
- ビューカードチケット優待がある
- 駅レンタカー・ジェイアールバス関東での割引特典がある
- 東京海上日動の保険に団体料金で加入できる
- ビューカード外貨両替センターで両替レートが優遇される
- 紛失・盗難時に安心の補償がついている
- あとから分割払いにも対応
- 分割払い手数料が安い
それぞれについて説明していきます。
Suicaへのクレジットチャージでポイント還元率1.5%(ポイント3倍)
ビューカードの最大のメリットは、Suicaへのビューカードによるクレジットカードチャージ・オートチャージでポイント還元率が1.5%もあることです。
1000円のチャージ毎に15ポイントが貯まります。
1ポイントはJRE POINT加盟店で1ポイント=1円で使えたり、1ポイント=1円でSuicaにチャージして使うことができるので、無駄になりません。
Suicaと言えばもっとも使える場所が多い電子マネーですが、チャージするだけでクレジットカード以上のポイントが貯まるので、Suicaでよく買物をする、という方に最もお得なクレジットカードとなります。
現金チャージとビューカードでチャージしていた場合、どれぐらいの差が出るかと言えば下記の通り
現金チャージでの ポイント付与 |
ビューカードでの ポイント付与 |
ビューカードでの ポイント付与 |
|
---|---|---|---|
月5千円チャージ | 1年間で0円分 | 1年間で900円分 | 3年間で2700円分 |
月1万円チャージ | 1年間で0円分 | 1年間で1800円分 | 3年間で5400円分 |
月2万円チャージ | 1年間で0円分 | 1年間で3600円分 | 3年間で10800円分 |
月3万円チャージ | 1年間で0円分 | 1年間で5400円分 | 3年間で16200円分 |
現金でチャージしていても全くポイントは貯まりませんが、ビューカードにするだけでポイントがみるみる貯まります。
例えば毎日電車に乗らなくても、コンビニで夕食を購入していたら600~700円くらいは使うので、月に20回も購入すればそれだけで12000~14000円くらいは使うので、その分がチャージだとすれば、年間で2000円分も得をします。
Suicaエリアでオートチャージに対応・PASMOエリアでも
現金チャージだと残高不足だったことを忘れていると、自動改札で入場出来ないのがSuicaエリア
ビューカードはSuicaと一体になっており、ビューカードでのオートチャージ設定をしておけば改札でブザーがなって入れないということはありません。
PASMOエリアでも、オートチャージされます。
なお、あくまでもオートチャージされるのはPASMOエリアとJR東日本のSuicaタッチで入場できるエリアのみです。
北海道・東海・関西・九州エリアのJR線ではオートチャージされませんし、東北でも青森・秋田エリアではオートチャージはされません。
JR東日本の「みどりの窓口」や券売機で利用するとポイント還元率1.5%(ポイント3倍)
Suicaへのチャージだけではなく、JR東日本のみどりの窓口や券売機で新幹線チケットや定期券、きっぷを購入すると、いつでもポイント還元率は1.5%です。
つまり定期券の購入でもポイントがザクザク貯まります。
毎月1万円ほどの定期券をビューカードで購入するだけで年間1800円分のポイントが貯まるので、ビューカードで購入しない意味がありません。
ポイントの有効期限は自動延長で無駄になりにくい
いくらポイントがザクザク貯まっても、ポイントの有効期限が短ければ意味が無いのがポイントの世界です。
ビューカードで貯まるポイントは最後にポイントを獲得・利用した日から2年後の月末までとなっています。
つまり毎月オートチャージがされていればずっとポイントの有効期限は2年後に更新されていくので、有効期限が来てポイントが失効することはありません。
Web明細にすると月50円分のポイント
ビューカードの利用明細をパソコンやスマホで見るWeb明細にすると月50ポイント(50円分)が付与されます。
ビューカードは年会費が安いものでも年間524円かかりますが、Web明細にするだけで年会費以上のポイントが貯まります。
なお、あくまでも明細が発行されることが必要なので1回もビューカードを使わないと明細が発行されないのでポイントは付与されません。
もっとも月に1回でもSuicaにオートチャージをすれば明細は発行されるので、月に1回以上はオートチャージされる人には嬉しい特典です。
旅行傷害保険がついており、特に国内で充実
クレジットカードを旅行傷害保険で選ぶ人もいますが、ビューカードにはすべて旅行傷害保険がついています。
クレジットカードの中には海外での旅行傷害保険しかついてないものもありますが、ビューカードは海外よりもむしろ国内での旅行傷害保険が充実しているのが嬉しいところ。
なお国内旅行傷害保険は利用付帯(ビューカードで旅行代金・切符代等を支払っていることが条件)なので、注意してください。
でもビューカードで新幹線のチケットを購入したり旅館を予約しておけばいいだけなので、それほど難しく考えなくても大丈夫です。
JR東日本ホテルズ・JRホテルグループでの特典がある
JR東日本ホテルズや、JRホテルグループでビューカードを使うとお得な特典があります。
例えばJR東日本ホテルズの場合、宿泊基本料金が最大20%OFFになったり、チェックアウトが12時になるという特典があります。
JRホテルグループでは、宿泊料金が10%OFFになる特典があります。
優待料金や優待サービスが受けられる施設が豊富にある
ビューカードで支払ったり、ビューカードを提示すると割引になったり優待料金になる施設が豊富にあります。
例えば「 大江戸温泉物語」グループの入浴施設でビューカード会員であれば優待価格で入浴することが出来ます。概ね2~3割くらいの割引になります。
またカラオケの「ビッグエコー」「SHIDAX」「JOYSOUND直営店」で室料が20~30%OFFになる特典も。
意外と利用する人がいない、というよりも知らない人が多いようなので、少しもったいない特典です。
VIEWベネフィットパスが利用できる
VIEWベネフィットパスとは、ビューカード会員向けの優待オプションサービスです。
毎月330円を支払うことで、、レジャー、旅行、宿泊、グルメ、スポーツ等の140万件以上のメニューが優待価格で利用できます。
例として下記のものがあります
- スポーツクラブの利用料が割引になる
- 映画館の入場料が500円引きになる
- 金券・ギフト券・電子マネーが2~10%OFFで購入できる
- 飲食店で割引料金で食べることができる
- 遊園地・動物園等で優待料金で入場できる
アクティブに遊びたい方には非常にお得な特典です。
ビューカードチケット優待がある
ビューカード会員限定で、演劇やバレイ、ミュージカル、コンサート等をお得な会員限定価格やプランで提供をしているサービスです。
駅レンタカー・ジェイアールバス関東での割引特典がある
駅レンタカーやジェイアールバス関東で基本料金の10%OFFになる特典がビューカードにはあります。
トレイン&レンタカーで旅に出る時にお得な割引特典です。
東京海上日動の保険に団体料金で加入できる
ビューカード・東京海上日動・JR東日本商事の3社で【ビューカード「からだ」の保険】というサービスを運営しています。
通常個人では加入出来ない保険にビューカード会員として団体契約として扱ってもらえるので、団体契約料金で各種保険に加入することができます。
ビューカード外貨両替センターで両替レートが優遇される
ビューカード外貨両替センターで外貨両替をする際にビューカードを提示すると、両替レートが優遇されます。
少しでも両替レートでお得にしたいのなら、嬉しいサービスです。
紛失・盗難時に安心の補償がついている
万が一ビューカードを落としたり、盗まれた場合も、ビューカードには補償があるので、安心です。
届け出た日の前日から60日前までさかのぼり、その日以降に不正利用された分はビューカードが負担してくれます。
ただし家族が勝手に使った、クレジットカードの番号・暗証番号等を知ることができる立場の人が不正利用した場合は対象外なので気をつけてください。
よくあるのがお子さんが勝手に使った場合ですが、これは補償されません。
あとから分割払い・あとからボーナス払いにも対応
- 1回払いにはしたけど、やはり1回で支払うのはきつい
- 1回払いにしたけど、ボーナス払いに変更したい
そう考えることもありますよね。
ビューカードなら後から支払い方法を変更できます。もちろん届け出る期限はあるものの、支払いに困りそうだな・・・と思ったら変更できるのは嬉しいメリットです。
え?クレジットカードならどこでもできるでしょ?と思う方もいるかもしれませんが、あとからリボルビング払いに対応しているところは多いものの分割払い・ボーナス払いに対応しているところは意外と少ないので、手数料・金利がやすい分割払いにできるのは安心です。
で、ビューカードにはこのあとから分割払いで凄く嬉しい使い方があるんです。
それは定期券を分割払いで購入できること。
1ヶ月定期券と6ヶ月定期券では全く割引率が異なるので、6ヶ月定期券の方がお得ですが、6ヶ月定期券を買うだけの余裕が無い…という方でも一括払いで6ヶ月定期券を購入して、後から分割払いで6回払いすれば、分割手数料を払ってもお得になります。
分割払い手数料が安い
ビューカードの隠れたメリットの1つに分割払いの手数料が安いということが挙げられます。
特に10回払いの分割払いなら、最安値級!
急に家電製品が壊れて買い替えないといけない、でもお金が無いし、クレジットカードで一括払いをするのもきついから分割払いで買いたい!という時に非常にお得です。
特にビックカメラで家電製品を分割払いで買うの場合、ビックカメラSuicaカードならポイントや分割手数料を考えた時に10回払いまでなら最安値です。
ビューカードに関するQ&A
ビューカードを作る際に僕自身が悩んだことや、疑問に思っているであろうことをQ&A形式で答えていきます。
種類が多すぎて、どれを申し込んでいいかわからない
ビューカードは11種類(実際にはもう少し少なくなります)もあるので、どれを選んでいいのか悩む方も多いです。
実際に僕も悩みました。でもとにかく悩んでしまったら
- ビックカメラを使わない=JRE CARD
- ビックカメラを使う=ビックカメラSuicaカード
というように選ぶのがわかりやすくお得です。
詳しくは下記記事をご覧ください。
郵送で申し込むか、ネットから申し込むか?
ビューカードはみどりの窓口等で置かれている申込書で申し込むことも可能です。
またJRE CARDやビックカメラSuicaカード、ルミネカードに至っては、一部で店頭申込みも受け付けています。
では、どの方法で申し込むのがいいのか?
これはネットから申し込むのがお得になることが多いです。
時期やポイントプレゼントのポイント数は変化しますが、ビューカードでよくオンライン入会でキャンペーンを実施しているので、ネットから申し込む方がお得なことが多くなっています。
ビューカードの審査は難しい?
イオンカードや楽天カードに比べるとやや難しいと言われています。
でも、それほど難しい訳ではなく、電話があり(スマホ可)今までクレジットカードで事故(かなりの延滞等)を起こしてなければ、ほぼ審査には通っているようです。
実際に主婦や派遣社員・アルバイト・パートの人でもビューカードは作れたという声をよく聞きます。
年会費以外でお金を取られるのでは?
Suicaへのチャージでポイント還元率1.5%という、物凄くお得なクレジットカードだけに年会費がかかるのはわかるけど、それ以外にもお金がかかるのでは?と思う方もいるようです。
ビューカードは年会費以外、使わなければ一切お金はかかりません。
発行手数料・契約手数料等は一切かかりません。
ビックカメラSuicaカードなんて、年に1回でも使えば、例えばビックカメラで乾電池1つでもビックカメラSuicaカードで支払えば、翌年度も年会費は無料です。
JR東日本エリア以外でもお得になる?
JR東日本エリア以外でも電子マネーSuicaを使いたいから、ビューカードを申し込んでもお得になるか?という疑問です。
ビューカードでクレジットカードチャージするだけでポイント還元率が1.5%もあるので、一般的なクレジットカードで支払うよりもクレジットカードチャージしたSuicaで支払う方がお得ですから、こう思うのも当然でしょう。
結論から言えば、難しいです。
そもそもJR東日本エリア外だとビューカードでSuicaにクレジットカードチャージできる場所がそれほど無いからです。
ただし、JR東日本のATM「VIEW ALTTE」(ビューアルッテ)がJR東日本以外にも設置されているところがあるので、VIEW ALTTEを使ってビューカードにチャージすればポイントは貯まるので、一部地域ではお得になります。
一部地域は下記の通りです。
- 北海道・JR札幌駅に定期的にいける人(駅構外)
- 北海道・JR新千歳空港に定期的にいける人(駅構外)
- 北海道・JR函館駅に定期的にいける人(駅構外)
- 愛知県:ビックカメラ名古屋駅西店に定期的にいける人
- 愛知県:ビックカメラ名古屋JRゲートタワー点に定期的にいける人
- 福岡県:ビックカメラ天神2号店に定期的にいける人
上記にはVIEW ALTTEがあるのでビューカードでクレジットカードチャージができるのでポイントが貯まりお得になります。
ただしFeliCa搭載のスマホ(iPhoneならiPhone7以降)であればアプリ「モバイルSuica」をインストールしてビューカードでチャージすればポイント還元率1.5%となるので、対応のスマホの方であればお得にポイントが貯まります。
1000円単位でポイントが貯まるのなら損じゃない?
ビューカードは1000円で5~15ポイントが貯まると書かれているけど、仮に1980円なら980円が切り捨てられて損になるのでは?と思う方もいるでしょう。
でも安心してください。月間の累計金額に対してなので切り捨てられる部分は非常に少なくなっています。
200円で1ポイント 使う度に貯まる |
ビューカード (1000円で5ポイント時) |
390円で1ポイント | – |
480円で2ポイント | – |
780円で3ポイント | – |
1280円で6ポイント | – |
1180円で5ポイント | – |
4110円で17ポイント | 月間累計4000円に対して なので20ポイント |
200円単位で使うたびにポイントが貯まるクレジットカードよりも実は月間の累計金額でポイントが貯まるクレジットカードの方がポイントが貯まりやすい傾向にあります。
だからビューカードはポイントがより貯まりやすいクレジットカードです。
ビューカードを作ろう
ビューカードがいかにお得なクレジットカードであるかわかってもらえたと思います。
電子マネーSuicaで支払いが多い人なら持っていて損の無い、すごくお得なクレジットカードです。
どのビューカードがいいか、詳しく下記記事で説明しているので、あたなにとって最適なビューカードを選んでくださいね。
- Suicaを使っているのに、現金チャージをしている方
- ポイントが貯まりにくいクレジットカードでチャージしている方
この機会に是非、見直してください。
1年3年と使い続けると数万円も損をすることになります。
おすすめは下記の2つです。
以上、ビューカードの共通の特典・メリットとQ&Aでした。
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