現在、ゴールドカードとして利用しているのはJCBゴールドの鈴木です。
日本発で唯一のプロパーカードであるJCBカードのゴールドカードである「JCBゴールド」、ステータス性の高さでも定評がありますが、申し込んで最短翌日に届くゴールドカードとしても密かに人気です。
JCBゴールドを申し込もうとしている方にJCBゴールドの魅力と最短翌日で届くための申込み方を詳しく解説します。
JCBゴールドとは
JCBゴールドとは、クレジットカード会社で有名なJCBが発行しているクレジットカードです。
日本発の唯一のプロパーカードであるゴールドカードです。
プロパーカードって三井住友カードとかもそうじゃないの?と思うかもしれませんが、広義では確かに三井住友カードもプロパーカードなのですが狭義だと三井住友カードはプロパーカードではありません。
- 三井住友カード:VISAかMastercardと提携している
- イオンカード:VISAかMastercard、JCBと提携している
- 楽天カード:VISAやMastercard、JCB、American Expressと提携している
- JCBカード:どことも提携せずに出しているオリジナルなクレジットカードがある
それ故にステータス性も高いゴールドカードとしてJCBゴールドを選ぶ人もいます。
JCBゴールドは年会費のかかるゴールドカード
JCBゴールドカードは年会費が1万円(税別)かかるゴールドカードです。
ゴールドカードの中には0円で持てるものも一部ありますが、基本的には年会費が発生します。
なお年会費は発生しますが、嬉しいことに初年度は年会費が無料です。
年会費のかかるクレジットカードなんて必要なの?と思う方も中にはいます。
もちろん万人に必要ではありませんが、ゴールドカードが必要な人、使いたい人というのはそれなりにいるものです。
例えば下記のような人です。
- 海外旅行によく行く人
- 国内でもよく飛行機に乗る人
- 大切な接待でいいレストランやゴルフ場を予約したい人
- ステータス性の高いクレジットカードを持ちたい人
- コンシェルジュサービスが使いたいのでよりステータス性の高いカードを持ちたい人
このどれにも当てはまらないのであれば確かにゴールドカードは無意味です。
更に上のクラスのクレジットカードを作りたい人向け
JCBカードにはプラチナカードとブラックカードがあります。
プラチナカードは自分で申し込めるのですが、ブラックカードになるとインビテーション制(招待制)となっており、自分で申込むことはできません。
JCBのブラックカードは「JCB ザ・クラス」という名称でブラックカードを持ちたい!という人が目指すのにブラックカードの中では比較的簡単なこともあり、よりステータス性の高いクレジットカードが欲しい人が作ることが多くなっています。
年200万円以上をJCBゴールドで使っていて3年経過すると「JCBザ・クラス」に招待されることがあると言われていますが、正確にはわかっていません。
JCBゴールドを100万円以上2年間使っていると「JCBゴールド ザ・プレミアム」というワンランク上のゴールドカードの招待状が届くこともあります。
JCBゴールドは最短翌日に届く
あとでより詳しく解説しますが、JCBゴールドは最短翌日に届くクレジットカードです。
最短当日に発行されるクレジットカードだってあるのだから、別に翌日に届くことは珍しくないのでは?と思うかもしれませんが、ステータス性の高いクレジットカードの場合、審査もしっかりと行われるため、普通なら早くても1週間後くらいになるものです。
最短翌日に届く条件は後述します。
来週から海外旅行に行くから今週中にゴールドカードが欲しい!という方にもおすすめです。
なおどうしても今日明日中にゴールドカードが欲しい!ということであれば三越伊勢丹グループのクレジットカードである「エムアイカード プラスゴールド」なら当日発行もできます。
海外旅行の場合、行く場所にもよりますが、日本人がそれほど多くない地域ならJCBよりもエムアイカード プラスゴールドでVISAを選んだ方がいいでしょう。
JCBゴールド 基本情報
- 年会費:1万円+税(ネット申込みで初年度無料)
- 申込み資格:20歳以上で本人に安定継続収入があること(学生不可)
- 国際ブランド:JCB
- 引落口座:ほぼすべての銀行
- ポイント還元率:0.5~1.5%
- 電子マネー機能:なし
- ポイントカード機能:なし
- Apple Pay:対応
- 貯まるポイント:Oki Dokiポイント
- ETCカード:発行可(年会費無料)
- 家族カード:発行可(1名無料・2名以降1名につき1000円+税)
- 申込みから届くまで(通常申込み):2日~2週間
- 即日発行:不可(当日に発行は可能で最短翌日到着)
- 締日/支払日:15日締め翌月10日払い
JCBゴールドが最短翌日に届く条件
JCBゴールドを最短翌日に受け取るためにはいくつかの条件があります。
- 受取りたい前日の午前11時までに申込みを完了していること
- 審査結果をお昼12時までに受け取れた場合のみ
- 申込日が平日であること
- インターネットで支払口座が設定可能な銀行であること
- 即日発行可能なデザインを選ぶこと
- 本州(おそらく関東)から1日でヤマト便が届くエリアであること
いろいろな条件がありますが1つずつ説明していきます。
受取りたい前日の午前11時までに申込みを完了していること
午前11時までに申込みが完了していないと当日中にクレジットカードを発行して集配に回すことが出来ないので申込みを11時までに完了していないと翌日には届かなくなります。
できれば10時くらいまでに申込みを終えておくとより安全です。
審査結果をお昼12時までに受け取れた場合のみ
審査は最短で1時間くらいで終わりますが、長引く場合もあります。
正社員でなかったり、何をしているのかよくわからない仕事だと審査が長引くことはあるため、当日発行してもらえないこともあります。
そして11時までに申込みを完了して、12時までに審査通過の連絡が来ていることが条件になっています。
12時を過ぎると翌営業日(金曜日であれば通常翌営業日は月曜日)の発行になるので、翌日に届くことはありません。
申込日が平日であること
申込日があくまでも平日であることもポイントです。
土日に申し込んでもクレジットカードを発行する人が休みだったり発行後に発送手続きをする人が休みだったりして、発送することがそもそもできないためです。
インターネットで支払口座が設定可能な銀行であること
すぐに発行するためにはクレジットカードを使った場合や年会費を引き落とすための銀行口座の手続きがインターネット上で完了することが必要です。
つまりネットバンキングができる体制になって無ければ難しくなります(一部は口座番号等がわかれば可能ですが)
手続き可能な銀行は下記の通りです。
- みずほ銀行
- 三菱UFJ銀行
- 三井住友銀行
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
- ゆうちょ銀行
- ジャパンネット銀行
- セブン銀行
- ソニー銀行
- 楽天銀行
- auじぶん銀行
- イオン銀行
- GMOあおぞらネット銀行
他にも対応可能な銀行がありますが、銀行のサービス利用可能時間をチェックしてください。
こういう時はネットバンクがあるとかなり便利です。
即日発行可能なデザインを選ぶこと
JCBゴールドには4つのデザインがあります。

通常デザイン

WEB限定デザイン

富士山デザイン

ディズニーデザイン
この4種類のデザインの中で最短翌日で申し込めるのは「通常デザイン」と「WEB限定デザイン」の2種類のみです。
富士山デザインとディズニーデザインは申し込めません。
本州(おそらく関東)から1日でヤマト便が届くエリアであること
JCBカードはヤマト便で送られてきますが、おそらく発送元は関東だと思うので、本州及び四国の一部で無ければ翌日には届きません。
北海道・九州・沖縄・離島の場合は最短で翌々日の到着となるので注意してください。
もっともこの1~2日遅れるというのはそこに住んでいる人なら嫌というほど経験しているので、もうわかっていると思います。
JCBゴールドの特典・メリット
JCBゴールドには最短翌日到着以外にもさまざまな特典・メリットがついています。
- ネットからの申込みで初年度年会費無料
- 国内の主要空港のラウンジが利用可能
- 最高1億年を補償する付帯保険がついている
- ラウンジ・キーサービスで世界中の空港ラウンジがUS32ドルで利用可能
- ゴールド会員専用デスクがある
- 全国250店舗で飲食代金20%OFF
- 名門ゴルフコースの予約手配がコンペに参加可能
- 特定店舗・サービスでポイントが最大10倍、ポイントが貯まりやすい
- JCBオリジナルシリーズパートナーの利用でポイントアップ
- JCBスターメンバーで前年度実績に伴いポイントアップ
- 盗難補償がついているから安心
それぞれを説明していきます。
ネットからの申込みで初年度年会費無料
JCBゴールドは郵送でも申し込めますが、ネットから申込むことで初年度の年会費(1万円+消費税)が無料になります。
1万円もお得になるのは非常に嬉しい特典ではないでしょうか?
1年間、お試しでゴールドカードを使うチャンスにもなっています。
国内の主要空港のラウンジが利用可能
国内の主な空港で空港のラウンジを無料で使うことができます。
一般的なゴールドカードでは当たり前のサービスですが、年会費の安いゴールドカードだと空港数が少なかったり使える回数が決まっています。
でもJCBゴールドなら回数が決まっているなんてことはなく、使える空港ラウンジの数も非常に多くなっています。
最高1億円を補償する付帯保険がついている
ゴールドカードでは普通のサービスである旅行傷害保険、JCBも当然ついていますが、JCBゴールドの凄いところは最高1億円の補償がついていること
5000万円は利用付帯・5000万円は自動付帯の合わせて1億円ですが、海外旅行での万が一の時でも安心です。
ラウンジ・キーサービスで世界中の空港ラウンジがUS32ドルで利用可能
2020年1月から始まったまだ新しいサービスです。
世界1100箇所以上の空港ラウンジをアメリカの32ドルで使うことができます。ドリンクや軽食も食べられるラウンジも多く、海外出張の多いサラリーマンにも嬉しい特典です。
ゴールド会員専用デスクがある
クレジットカード会社への電話はつながらない、待たされる、ということで有名ですが、JCBゴールドを持っているとゴールド会員専用の電話番号があるので、ほとんど待たされることなく電話で問い合わせをすることが可能です。
全国250店舗で飲食代金20%OFF
全国250店舗の有名レストランで20%OFFになる特典があります。事前に予約して発行される専用クーポンを使い、JCBゴールドで支払うという条件はあるものの、接待やデートでちょっといいレストランで食事をしたい時には嬉しい特典です。
名門ゴルフコースの予約手配がコンペに参加可能
ゴルフをしない人には全くどうでもいい特典ですが、ゴルフをする人には非常に嬉しい特典である名門ゴルフコースの予約が可能です。
全国で約1200箇所のゴルフコースの予約が可能です。
接待でゴルフに行く方にも安心です。
特定店舗・サービスでポイントが最大10倍、ポイントが貯まりやすい
後述する「JCBオリジナルシリーズパートナー」という特典を併用することで、特定店舗やサービスでポイントが最大で10倍貯まります。
10倍は稀ですが、ポイント還元率で言えば1~1.5%くらいになるところが多いのでポイントがザクザクと貯まります。
例えば、ネットショッピングでよく使うamazonであればポイント還元率1.5%に!
セブンイレブンでもポイント還元率が1.5%、スターバックスで言えばポイント還元率が5%(ポイント10倍)になります。
JCBオリジナルシリーズパートナーの利用でポイントアップ
JCBオリジナルシリーズと呼ばれるクレジットカードがあります。
JCB CARD WもJCBオリジナルシリーズ(JCB OS)に含まれています。
JCBオリジナルシリーズのクレジットカードだとポイントがアップする「JCBオリジナルシリーズパートナー パートナーポイントプログラム」を利用すると普段よく使うお店やサービスでポイントがアップします。
登録しないとポイントアップしない場合もあるので注意も必要ですが、ポイント還元率が1~1.5%になることが多く非常にお得です。
JCBスターメンバーで前年度実績に伴いポイントアップ
JCBオリジナルシリーズのクレジットカードの特典で年間の利用額に応じて翌年度のポイント還元率がアップする制度があります。
それがJCBスターメンバーズです。最大でポイントが1.7倍になるのでポイント還元率で言えば0.85%までアップします。
元々ポイント還元率がそれほど高くは無いJCBゴールドですが、使えば使うほどお得になる仕組みになっています。
盗難補償がついているから安心
JCB ゴールドを紛失したり盗難の被害にあった場合でも、届け出た日から60日前まで遡って、不正利用された分を補償してくれる盗難補償がJCBゴールドにはついています。
現金は落としてもほぼ戻ってきませんが、クレジットカードの場合は補償されるので、現金よりも実は安全な場合が多いです。
JCBゴールドのデメリット
残念ながらJCBゴールドにも欠点があります。
- 年会費が発生する
- ポイント還元率は高くはない
年会費が発生する
JCBゴールドは初年度はネットから申込むことで年会費を無料にできますが、2年目以降は毎年年会費がかかります。
もっとも一般的なゴールドカードであれば年会費がかかるのは当然ですし、メリット・特典を使うための手数料と考えれば致し方ないことではあります。
ポイント還元率は高くはない
JCBカードは元々それほどポイント還元率の高いクレジットカードではありません。
JCBゴールドの基本ポイントは1000円で1ポイント、1ポイントは5円相当の価値となっています。
つまりポイント還元率は0.5%です。
年会費無料でもポイント還元率1%のクレジットカードもあるので、ポイント目当てで申込むのであればお得では無いクレジットカードです。
ただステータス性の高いクレジットカードはあまりポイント還元率は高くない傾向にあるので、しょうがないことかな?と。
JCBでポイント還元率が高いクレジットカードが欲しいのであれば39歳以下しか申し込めないという条件があるもののJCB CARD Wがおすすめです。
JCBゴールドのQ&A
JCBゴールドカードを作る際に疑問に思ったこと、思うであろうことをQ&A形式で答えていきます。
JCBゴールドの審査は厳しい?
一般的なクレジットカードに比べれば厳しいと言えます。
例えば同じJCBでも「JCB CARD W」と比べれば条件がそもそも異なります。
- JCB CARDに W=高校生を除く18歳以上
- JCBゴールド=20歳以上で本人に安定継続収入があること(学生不可)
専業主婦や学生ではそもそも作れません。
もっともそうで無ければゴールドカードのステータス性というのは出てこないものですから、当然と言えば当然です。
ただし以前ほどは厳しく無いので、正社員であればほぼ審査は通りますし、中にはパート・アルバイトでも審査に通った人もいます。
クレジットカードで過去に滞納を何度も繰り返した人や、借金が数百万単位である人(住宅ローン除く)以外できちんと働いていて、自分で稼いだお金で生活できるくらいならほぼ審査は通りますよ。
JCBゴールドの上にプラチナを突然申込むのはあり?
JCBゴールドの更に上のステータス性の高い「JCB プラチナ」年会費は25000円(税別)とゴールドの2.5倍もの年会費がかかるクレジットカードがあります。
申込み条件としては「25歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方」とされているので25歳以上で就職している方(正社員)なら申し込んで見るのもいいのではないでしょうか?
正直パート・アルバイトではまず審査には通らないと言われているので、正社員か公務員、もしくは自営業でそこそこ長く経営している人じゃないと難しいと思います。
しかし、申込むだけなら無料なので試しに申し込んでみるのもいいでしょう。
JCBゴールドを申込む人はステータス性だけを求めてるの?
JCBゴールドを申込む人すべてがステータス性を求めている訳ではありません。
ゴールドカードの特典を使いたいから申込む人も大勢います。
数年前までは東京ディズニーランド内にある「クラブ33」を利用できる権利がJCBの最上級カード「JCBザ・クラス」にはあったため、「JCBザ・クラス」を手に入れるためにまずは、JCBゴールドを申込むという人もいました。
残念ながら今では「JCBザ・クラス」を手に入れても「クラブ33」に入れる保証が無いため、申込む人も減ってしまった印象です。

僕がJCBゴールドを作った理由もクラブ33に入るためにJCBザ・クラスを手に入れようと思ったから。でも無意味になって、今はゴールドのままでいいかな?と思っています。
でも、JCBザ・クラスはディズニーランド内のラウンジを利用できるので、今でも熱烈なディズニーランドファンはJCBゴールドを作って、JCBザ・クラス取得を目指している人も大勢います。
JCBは海外で使えないと聞くけど大丈夫?
VISAやMastercardに比べると海外で使える場所は少ないのは事実です。
でも海外旅行にはそれほどいかない、行くにしても日本人が多いハワイや韓国、台湾ということであればそれほど困ることはありません。
また最近では「たびらば」という素敵な海外旅行を提案する情報サイトをJCBが作っており、JCBカードの使えるお店がすぐにわかるようになっています。
また海外で安心のJCBプラザという日本語が話せるスタッフが常駐する案内所も世界各国にあります。
海外での個人旅行をするのであれば不便を感じるかもしれませんが、団体旅行なら不便を感じることも少ないでしょう。
一応安心のために無料で作れる楽天カードやイオンカードのVISAブランド付きを作っておけばより安心です。
JCBゴールドを作ろう
JCBゴールドについて長く説明してきましたが、ゴールドカードを早く作りたい人にはおすすめのクレジットカードです。
ゴールドカードを作って更にその上のプラチナカード、ブラックカードを目指したい人の最初の一歩となるクレジットカードです。
またJCBゴールドを作って、数年利用した後にプラチナを申し込めば、割と簡単に審査は通ります。延滞することなく使い続けてきたという実績がありますから。
是非、この機械にJCBゴールドを作ってくださいね。
もしくはすぐにゴールドカードが欲しい!という方はすぐに申し込んでください。それだけ早く到着します。
以上、JCBゴールドについてでした。
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