楽天Edyはよく使う鈴木です。
楽天ポイントが割と貯まるので、楽天ポイントをEdyに交換して使っています。
電子マネーを使おうと思っているけど、楽天Edyってどうなのかな?と思っている方に楽天Edyのメリットからデメリット、将来性まで詳しく説明します。
結論から言えば電子マネーを使うことでポイントも貯まりやすく使えるところも多くおすすめの電子マネーです。
楽天Edyの基本
楽天Edyが登場したのは2012年ですが、Edyという名称が登場したのは2001年です。
Edyは日本で初めて全国規模で導入された非接触型決済による電子マネーとして登場しました。
Edyの意味は、ユーロ(Euro)・米ドル(Doller)・円(Yen)に次ぐ第4の基軸通過になって欲しいという願いから頭文字をとって付けられました。
あれ?楽天Edyっていうけど、最初Edyだけだったよね?と思った方は正解です。
2010年に楽天がEdyを運営していた「ビットワレット株式会社」を楽天グループ傘下にしたことで、2012年に楽天Edyに名称変更されました。
累計発行枚数は日本で1位となっており多くの人が使っている電子マネーです。
楽天Edyはプリペイド式(前払方式)のため、使うためには事前にチャージをしておく必要性があります。
- 運営会社:楽天Edy株式会社
- 電子マネー形式:プリペイド式(前払方式)
- 年会費・入会金:無料(Edyカードは200円~)
- 残高上限額:5万円
- 1回あたりチャージ上限額:25000円
- 1日あたり決済上限回数:無制限
- 入金単位:1000円単位
- ポイント還元率:0.5~1%(200円につき1ポイントが基本)
- 貯まるポイント:楽天ポイント 他
- チャージ可能クレジットカード:ほぼすべてのクレジットカードで可能
- オートチャージ:楽天カード一体型のみ可
- クレジットチャージ還元率:0~1.2%
- 有効期限:最終更新日から4年間
- 決済時音:シャリーン
- 盗難・紛失補償:なし
- 使える場所の多さ:10段階で9
楽天Edyを使うのに必要なもの
楽天Edyを使うために必要なものは、下記のうちいずれかです。
- 楽天Edyカード(楽天ポイントカード等)
- Edy一体型クレジットカード(楽天カード等)
- アプリ(Google Payや楽天Edyアプリ、楽天Payアプリ)
楽天Edyを使うためには、楽天Edy機能がついたポイントカードやクレジットカード、もしくはおサイフケータイ(FeliCa機能)機能付きのスマホが必要です。
楽天Edyストラップ等の変わり種も一部あります。
楽天ポイントカード機能付きの楽天Edyカードは楽天で330円で販売されています。
なお一部スーパーマーケット(Y’s Mart)で楽天Edy付きでそのスーパーのポイントが貯まるカードを発行していますが、楽天ポイントは貯まらないので、注意して下さい。
楽天Edyのポイント還元率
楽天Edyを利用して貯まるポイントは基本的には楽天ポイントで、還元率は0.5%(200円で1ポイント・1ポイントは1円相当)です。
楽天Edyポイント加盟店では2倍のポイントが貯まります。
楽天Edyの有効期限
楽天Edyには有効期限があります。
最終更新日から4年間です。
つまり月に1~2回程度でも使っていれば有効期限は全く気にしなくてもいいのですが、チャージしたまま忘れて4年間経過するとチャージした分が無効になるので注意してください。
楽天Edyが使えるお店・サービス
楽天Edyが使えるお店は全国45万店舗以上あると言われています。
代表的な店舗は下記の通りです。
楽天Edyが使えるコンビニ
- セブンイレブン
- ローソン
- ファミリーマート
- ミニストップ
- デイリーヤマザキ
- セイコーマート
- ポプラ
- スリーエイト
上記のコンビニであれば現金チャージも可能ですし、オートチャージ可能な楽天Edy(主に楽天カードと一体型)であれば、セブンイレブン以外はオートチャージ可能です。
楽天Edyが使えるスーパーマーケット
- イトーヨーカドー
- ピアゴ・アピタ
- サミット
- ワイズマート
- サニーマート
- マルエツ
- オークワ
- ゆめマート・ゆめタウン
- ヨークマート
- 平和堂
大手スーパーでは、イトーヨーカドーやユニー系列(アピタ・ピアゴ)、ゆめマートやゆめタウンでは使えます。
楽天Edyが使えるドラッグストア
- ツルハドラッグ
- マツモトキヨシ
- くすりの福太郎
- ココカラファイン
- スギ薬局
- コクミンドラッグ
- SEIMS
- サツドラ
- ウエルシア薬局
- ダイコクドラッグ
- クスリのアオキ
- 薬王堂
- ドラッグユタカ
- レディ薬局
大手のドラッグストアではほとんどの場所で使えます。
全国区のドラッグストアだとサンドラッグが使える店舗と使えない店舗が混在しており、わかりにくくなっています。
なおダイコクドラッグは、毎月3日20日楽天ポイント5倍となるので、楽天Edyと組み合わせて支払うとお得です。
楽天Edyが使える家電量販店・書店
- ケーズデンキ
- エディオン
- ビックカメラ
- ヨドバシカメラ
- コジマ
- 紀伊國屋書店(ポイント対象外)
- 八重洲ブックセンター
- ブックオフ(直営店のみ)
- TSUTAYA
- 宮脇書店
八重洲ブックセンターは、楽天Edyポイント2倍店舗となっています。
楽天Edyが使える飲食店
- マクドナルド
- ガスト
- バーミヤン
- リンガーハット
- 吉野家
- すき家
- コメダ珈琲店
- デニーズ
- ロイヤルホスト
- ロッテリア
- プロント
- タリーズコーヒー
- サンマルクカフェ
- モスバーガー
- ミスタードーナツ
- カフェ・ド・クリエ
大手のカフェチェーンやファーストフード店では概ね使えます。
楽天Edyと相性が悪い小売店
多くの人が使う小売店(お店)で楽天Edyと相性が悪い・使えないのは、イオングループの店舗と西友です。
イオンやマックスバリュ、ザ・ビッグ、まいばすけっとでは使うことが出来ません。イオングループのスーパーで楽天Edyが使えるのはマルエツくらいです。
西友はそもそも自社の電子マネーとPayPayしか使えないため致し方ありません。
全体的には、交通系電子マネー・QUICPay・iDについで4番目に使えるところが多い電子マネーです。
もっと楽天Edyの使える店舗を知りたい場合は公式サイトをご覧ください。
楽天Edyのチャージ方法とお得なチャージ方法
楽天Edyへのチャージ方法は4つです。
- 現金によるチャージ
- クレジットカードからのチャージ
- 楽天ポイントからのチャージ
- 銀行・信用金庫の口座からチャージ
この中でお得でおすすめなのはクレジットカードからのチャージです。
理由はクレジットカードによっては、クレジットカードからのチャージでポイントが貯まるからです。
楽天ポイントからのチャージは、あくまでも貯まったポイントを活用するためのものであり、若干はお得ですが、クレジットカードほどではありません。
また現金や銀行・信用金庫からのチャージだと全くお得では無いのでおすすめしません。
楽天Edyへのチャージでおすすめのクレジットカード
楽天Edyへのクレジットチャージでおすすめなのは2つです。
- 楽天カード
- リクルートカード
楽天カードであれば、楽天Edyへのチャージで1000円につき5ポイントの楽天ポイントが貯まります。
楽天カードは楽天Edyと一体となっているので、オートチャージの設定も可能です。
リクルートカードは月間で最大3万円までしかクレジットチャージができませんが、1000円で12ポイントのリクルートポイントが貯まります。リクルートポイントはPontaポイントに等価交換できます。
というように考えてもらえればいいでしょう。
楽天ポイントは楽天Edyで使うよりも楽天Payがおすすめ
楽天ポイントは楽天Edyで使うよりも楽天Pay(QRコード決済)で使う方がお得です。
楽天ポイントを集めている方だと時折、楽天ポイントの期間限定ポイントをもらうこともあると思います。
期間限定ポイントは楽天Edyに交換して使うことはできませんが、楽天Payなら使うことができます。
おサイフケータイ(FeliCa)対応のスマホを持ってないと使えませんが、期間限定ポイントから使えるので、期間限定ポイントも無駄にしません。
また楽天Edyをアプリで使っているのであれば交換は楽ですが、楽天ポイントカードと一体型のEdyだと交換の手間があり面倒です。
楽天Edyの将来性・メリットとデメリット
使っていた電子マネーが終了してしまった・・・なんて経験がある人も多いのではないでしょうか?
え?電子マネーサービスが終了するなんてことがあるの?と思う人もいるかもしれませんが、2019年まで電子マネーシェアランキングベスト20に入っていた「unico(ユニコ)」という電子マネーが終了しました。
unicoは東海・北陸エリアで大きなシェアを誇るスーパー「アピタ」「ピアゴ」というスーパーで使える電子マネーでした。またファミリーマートでも使えていました。
もちろん残高が後継となる電子マネーに移行できたので問題は無いのですが、慣れ親しんだ電子マネーが無くなるのはショックです。
では、楽天Edyが無くなることはあるのか?と言えば、ほぼ心配はありません。
楽天グループが推し進めていた電子マネーで今から無くす方が大変です。
また第4の携帯キャリアと言われる楽天モバイルが成功した場合、楽天ポイントのシェアも伸びるので、その影響で楽天Edyのシェアも伸びていくものと思います。
楽天Edyのメリットとデメリット
将来性もある楽天Edyですが、メリットもデメリットもあります。
メリットは、楽天経済圏(楽天市場を使ったり楽天のサービスを使う人、楽天ポイントを貯めている人)において、ポイントが貯まりやすいことです。
楽天のサービスを中心にして使えばザクザクと楽天ポイントが貯まり、お得に買物ができるようになります。
デメリットは、紛失・盗難時に価値再発行を認めていないことです。
どういうことかと言えば、楽天Edyが紛失したり盗難の被害にあって、申し出ても紛失・盗難時のチャージ残高を補償してくれないというものです。
有名な電子マネーで会員登録型で補償してくれないのは楽天Edyのみです。
ただしモバイルタイプ(おサイフケータイ)については利用停止処置と処置後の残高で再発行が可能になっているので、楽天Edyを使うのであれば、モバイルタイプがおすすめです。
そしてデメリットはもう1つ、楽天カードで楽天Edyを使っている場合、楽天カードの更新が行われると楽天Edyの番号も更新されてしまうため、新しい楽天カードでは今までの残高が使えなくなります。
そのため楽天カードで楽天Edyを使っていた場合は、完全に使い切ることが必要です。
楽天Edyの番号もそのまま更新してくれればいいんですけどね。
楽天EdyのQ&A
楽天Edyを使う上で疑問に思うであろうことをQ&A形式で答えていきます。
楽天Edyは現金化・払い戻しはできないの?
楽天Edyにチャージした代金は、ICチップの瑕疵・故障を除き払い戻しには一切応じてもらえません。
もっともほぼすべての電子マネーも同じようにどうしても使えない状態にならないと払い戻しには応じてもらえません。
楽天Edyで購入したものが不良品だった、返金は可能?
これは楽天Edyというよりはお店側の問題になります。
ただし、楽天Edyで支払っていた場合、当日ではあれば楽天Edyへの払い戻しが可能ですが、翌日以降は楽天Edyへの払い戻しはできないので、現金での返金になります。
なお中には楽天Edyで購入した商品の返金は一切受け付けない店舗もあります(商品交換の対応のみ)。
理由は1日経過した時に払い戻す方法が現金しか無いため、現金で返金すると付与したポイントはそのまま返金者に貯まってしまうため、ポイント分、使われた店は損をします。
それを知って返金でポイントを貯める不届き者が出たため、店側も不良品時の商品交換しか受け付けないところが増えました。
楽天Edyを使おう!
楽天Edyについて説明してきましたが、ポイントを効率よく貯めるという意味ではおすすめの電子マネーです。
使える場所はSuica等の交通系電子マネーやQUICPay、iDには少しだけ劣りますが、それでも4番目に使える場所が多い電子マネーであり、ポイントの貯めやすさは電子マネーの中では最も評価されています。
共通ポイントである楽天ポイントを集めているのなら、是非とも使って欲しい電子マネーなのでもし使うことを悩んでいたら、積極的に使ってください。
以上、楽天Edyについてでした。
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