アメックスのゴールドカード、憧れている人も多いクレジットカードですが、何がお得で他のゴールドカードと何が違うのか、どういうメリットがあるのか今ひとつ、わからない何てことはありませんか?
アメリカン・エキスプレスのゴールド・カードを申し込もうか悩んでいる方にアメックスのゴールドについて説明します。
海外旅行に良く行く人、高級なレストランで食事をすることが多い人には非常にお得になるので、おすすめのクレジットカードです。
アメックス ゴールド・カードについて
アメックス ゴールド・カード 通称 アメックス ゴールド・カードはアメリカン・エキスプレスが発行するゴールドカードです。
年会費も一般的なゴールド・カードに比べ高いですが、それ以上の価値があるクレジットカードと言えます。
正式名は「アメリカン・エキスプレス®・ゴールド・カード」ですが、非常に長いため、アメックスのゴールド、アメックスのゴールドカードと呼ばれることが多くなっています。
どことも提携していない個人向けのアメックスは4種類あります。
- アメリカン・エキスプレス・カード
- アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
- プラチナ・カード
- センチュリオン・カード(招待制)
一番下のセンチュリオン・カードは、アメックスのゴールド以上を長年、しかも年間数千万円使っている人だけが招待されるカードで、アメックスのブラックカードです。
プラチナカードにいきなり申込むのは気が引けるし審査に通る自信は無いけど、いつかはプラチナカード、センチュリオン・カードを…と目指す人が最初に持ちたいアメックスのクレジットカードです。
アメックス ゴールドカードがおすすめの人
アメックスのゴールドカードはすべての人におすすめではありません。
下記に1つも当てはまることが無い場合は作らない方がいいですが、当てはまる項目があれば、是非申し込んでください。
- アメックスのゴールドカードがとにかく欲しい人
- 海外旅行によく行くことがある人(目安は年間で3回以上)
- 高級レストランで食事をする機会が多い人(目安は年2回以上)
- 時は金なりで、時間を大切にしたい人
- 金銭的に余裕がある人
アメックスはポイントが貯まってお得と書いてあるサイトもありますが、実際にはポイント還元率はそれほど高くはなく、標準で0.3%程度しかありません。
年間3000円(税別)の有料特典に申込むと0.5~1%ほどのポイント還元率にはなりますが、年会費と有料特典を合わせて35200円も年間で必要です。
この年会費を支払い続けることが苦にならない程度の金銭的余裕がある人で無ければ、持たない方がいいでしょう。
35200円も年会費がかかると思うかもしれませんが、月々で言えば3000円弱ですから、そんなにキツい訳でもありません。
アメックスのゴールドカードはステータス性が高い
アメックスのゴールドカードが欲しい!という人は割と多いのですが、その理由はほぼステータス性(社会的地位)の高さでしょう。
バブル期を経験したことがある人ならアメックスのゴールドカードは絶対的なステータスの象徴でしたから。
そのため今でもアメックスのゴールドカードはお金持ちが持っているクレジットカードという認識がありますし、一部では年収1000万円以上の人と思っている人もいますが、今では、年収400万円でも作ることが出来るクレジットカードです。
アメックス ゴールドカード 詳細
- 年会費・発行手数料:31900円(税込)
- 申込み資格:20才以上の定職がある方(*1)
- 国際ブランド:American Express
- 引落口座:ほぼすべての金融機関
- ポイント還元率:0.3~1%(0.5%以上は別途有料特典契約が必要 *2)
- 電子マネー機能:なし(iPhoneで使えるQUICPay+には対応)
- ポイントカード機能:なし
- Apple Pay:対応
- 貯まるポイント:メンバーシップ・リワード
- ETCカード:発行可(発行手数料935円・税込)
- 家族カード:発行可・1枚目無料/2枚目以降は13200円(税込)
- 申込みから届くまで(通常申込み):1~3週間
- 当日発行:なし
- 締日/支払日:金融機関により異なる(*3)
*1 申込資格について
アメックスの申込資格は20才以上で定職のある方になっていますが、職業選択欄で「パート・アルバイト」はありません。
ただし「主婦・主夫」はあります。
専業主婦(主夫)や派遣社員・契約社員の方でも申し込めるようになっています。
また「年金・不動産・利子配当による収入」も選べるので年金受給者でも申込はできます。
なお専業主婦の場合、年収はありませんが、年間所得は世帯所得で記入して構いませんので、夫の年収を記入します。もしくはパートをしている場合は夫の年収+パート収入を記入してください。
*2 ポイント還元率について
アメックスのポイント還元率は複雑なため、下記記事を参考にしてください。
*3 アメックスの締日/支払日について
アメックスの締日・支払日(引落日)は利用する金融機関により異なります。
一般的には下記のいずれかになります。
- 締日:毎月18~22日・支払日:翌月10日
- 締日:毎月2~3日・支払日:当月21日
- 締日:毎月5~7日:支払日:当月26日
以前は都合が悪い時は、支払日の変更を行ってくれていましたが、現在は支払日の変更は出来なくなっているので、注意して下さい。
支払日の変更が出来ると書いてあるサイトは情報が古いところです。
アメックス ゴールドカードの限度額
アメックスはどのカードも限度額が個別に定められており、カードを通じての限度額は決まっていません。
グリーンカードでは、限度額は50万円くらいの方から数千万円までの方がいます。
一般的なクレジットカードのように明確な限度額は定められていません。また多く使いたい時は先に保証金を預けることでいくらでも増やすことはできます。
アメックス ゴールドカードの特典・メリット
アメックスのゴールドカードには様々な特典・メリットがありますが、知っておいて欲しいのは12あります。
- お金を持っている(かもしれない)と思われるステータス性がある
- 家族カードが1枚無料
- ゴールド・ダイニング by 招待日和が使える
- おうち de KIWAMIが使える
- GOLDEN MOMENTSに参加出来る
- 国内空港ランジの無料利用
- 最大1億円の旅行傷害保険が付帯
- プライオリティ・パス・メンバーシップに無料登録出来る
- 海外旅行でお得になる
- 様々な付帯保険・プロテクション・サービスが付帯・充実している
- メンバーシップリワードプラスを使えばANAマイルがザクザク貯まる
- アメリカン・エクスプレス・コネクトが使える
それぞれを詳しく説明していきます。
お金を持っている(かもしれない)と思われるステータス性がある
アメックスを持っている=お金持ち
というイメージを持っている人は少なからずいます。
特にバブル期を経験した人であれば、アメックスはお金持ちのクレジットカードという認識を持っていることが多くなっています。
だから、ステータス(社会的地位)が高いと思われることもあり、イメージ的にはいい状態になることが多いです。
家族カードが1枚無料
アメックスのゴールドカードは家族カード1枚目は無料で発行してもらえます。
特典は全く同じという訳ではありませんが、年会費31900円もするクレジットカードの家族カードが無料で発行してもらえるのは大きなメリットです。
なお、家族カードの入会資格は原則、配偶者・ご両親・18歳以上のお子さんです。
ただしアメックスは事実婚の場合でも発行してもらえることがあります。
また 18歳未満の高校生のお子さんで海外留学やホームステイのご予定がある場合などは、相談すると発行してもらえることが多くなっています。
ゴールド・ダイニング by 招待日和が使える
「ゴールド・ダイニング by 招待日和」は、アメックスのゴールドカードの最大の特典とも言えるものです。
国内外約200のある程度高級なレストランで所定のコースを2名以上で予約・利用した場合、1名分が無料になるという特典です。
レストランは概ね1人前15000円以上のコースが多いため、2回使えば約3万円で、年会費分は回収出来てしまうお得な特典です。
年間で10回使えば15万円以上お得になる計算です(同じレストランで半期に2回特典を使うことは出来ませんが、別のレストランであれば回数制限はありません)。
1食1人前15000円のレストランを使える人がどれだけいるか?ということで、アメックスのゴールドは持つ人を選ぶカードだと言えます。
でも婚活期でちょっといいレストランを使いたいという時にはアメックスのゴールドカードと合わせて印象をよく出来るのではないでしょうか?
おうち de KIWAMIが使える
2020年、アメックスは苦しい年になりました。そう新型ウイルスで海外旅行に行く人が否応無しに激減したため、アメックスの最大のメリットとも言える海外旅行の特典が使えないため、解約する人が増えたり、利用金額が減ったために手数料収入がかなり減ったためです。
「ゴールド・ダイニング by 招待日和」にしても外食の自粛により特典の価値が目減りしたのは確かです。
そこで活性化対策として新たな特典として加えたのが「おうち de KIWAMI」です。
アメックスのゴールドカード以上の人を対象に、一度は訪れたい名店のテイクアウトもしくは宅急便で送ってもらえるという特典です。
外食ではなく、自宅で名店の味を楽しめるという新しいアメックス ゴールドカードの特典です。
GOLDEN MOMENTSに参加出来る
アメックスのゴールドカード以上の会員のみが参加できる「GOLDEN MOMENTS」は、不定期に開催される体験型イベントです。
過去にはグランドハイアット東京での料理教室だったり、親子での実験教室だったり
残念なことに2020年はコロナ禍の影響で開催されないようですが、コロナ禍が落ち着けばまた開催されると思います。
ただし会場は東京で行われることが多いため、地方の方はやや不利な特典です。
国内空港ランジの無料利用
ゴールド・カードを持つ理由の1つに国内空港のラウンジが無料利用出来るから、ということがあります。
アメックスのゴールド・カードにも当然ついていて、国内空港の28のラウンジが無料で利用できます。
北海道・東北 | 新千歳空港 |
函館空港 | |
青森空港 | |
秋田空港 | |
仙台国際空港 | |
関東 | 羽田空港 第1ターミナル |
羽田空港 第2ターミナル | |
羽田空港 第3ターミナル | |
成田国際空港 第1ターミナル | |
成田国際空港 第2ターミナル | |
中部・北陸 | 新潟空港 |
富山空港 | |
中部国際空港(セントレア) | |
小松空港 | |
近畿 | 伊丹空港 |
関西国際空港 | |
神戸空港 | |
中国・四国 | 岡山空港 |
広島空港 | |
米子空港 | |
山口宇部空港 | |
高松空港 | |
松山空港 | |
徳島空港 | |
九州・沖縄 | 北九州空港 |
福岡空港 | |
長崎空港 | |
大分空港 | |
熊本空港 | |
鹿児島空港 | |
那覇空港 | |
海外 | ダニエル・K・イノウエ国際空港 (旧・ホノルル国際空港) |
アメックス ゴールドカードと当日の搭乗券を出せば無料で使えます。また同伴者1名まで無料になります。
最大1億円の旅行傷害保険が付帯
ゴールドカードと言えば旅行傷害保険がついているから選ぶという方も多い特典ですが、アメックスのゴールドにも当然ついています。
旅行代金はアメックスのゴールドカードで決済していない場合(自動付帯)
保険金の種類 | 旅行代金をカードで決済しない | |||
基本カード会員 | 基本カード 会員のご家族 |
家族カード会員 | ||
国内旅行 | 傷害死亡保険金 | 補償なし | 補償なし | |
傷害後遺・ 障害保険金 |
補償なし | |||
海外旅行 | 傷害死亡・ 後遺障害保険金 |
最高5000万円 | 最高1000万円 | |
傷害治療費用保険金 | 最高200万円 | |||
疾病治療費用保険金 | 最高200万円 | |||
賠償責任保険金 | 最高4000万円 | |||
携行品損害保険金 (免責3千円/ 年間限度額100万円) |
1旅行中最高50万円 | |||
救援者費用保険金 | 保険期間中最高300万円 |
旅行代金はアメックスのゴールドカードで決済した場合(利用付帯)
保険金の種類 | 旅行代金をカードで決済する | |||
基本カード会員 | 基本カード 会員のご家族 |
家族カード会員 | ||
国内旅行 | 傷害死亡保険金 | 5000万円 | 1000万円 | 5000万円 |
傷害後遺・ 障害保険金 |
最高5000万円 | 最高1000万円 | 最高5000万円 | |
海外旅行 | 傷害死亡・ 後遺障害保険金 |
最高1億円 | 最高1000万円 | 最高5000万円 |
傷害治療費用保険金 | 最高300万円 | 最高200万円 | 最高300万円 | |
疾病治療費用保険金 | 最高300万円 | 最高200万円 | 最高300万円 | |
賠償責任保険金 | 最高4000万円 | |||
携行品損害保険金 (免責3千円/ 年間限度額100万円) |
1旅行中最高50万円 | |||
救援者費用保険金 | 保険期間中 最高400万円 |
保険期間中 最高300万円 |
保険期間中 最高400万円 |
保険の内容が今ひとつよくわからない、どこを見ればいいのか?ということなら下記記事を参考にしてください。
プライオリティ・パス・メンバーシップに無料登録出来る
プライオリティ・パスとは、世界140以上の国に地域、500以上の都市で1200ヶ所以上の空港ラウンジを利用することができる会員サービスのことです。
一般的には特定のゴールドカード以上を所有している人が会員になれます。
プライオリティ・パスは3種類あります。
- プレステージ(年会費 429USドル)
- スタンダード・プラス(年会費 299USドル)
- スタンダード(年会費 99USドル)
アメックスのグリーンカードは「スタンダード」に無料登録できます(申請が必要)。
*年会費99USドルは、1USドル104円として10300円くらい
登録されている空港ラウンジを使う場合、1回につき32USドルが必要ですが、アメックスのゴールドカードの場合年間2回まで無料で利用ができます。
海外出張・海外旅行が多く、飛行機の乗換時間が長い時にゆっくりと休みたい方には嬉しい特典です。
プライオリティ・パスの特典を使えればそれだけで16000円相当を回収したことになるので、「ゴールド・ダイニング by 招待日和」と合わせて年会費は簡単に回収することが出来るのがアメックス ゴールドカードの素晴らしい特典です。
海外旅行でお得になる
アメリカン・エクスプレスのクレジットカードは、何がお得なのか?と言えば海外旅行でお得になるクレジットカードと言えますが、その通り、アメックスのグリーンカードも海外旅行の特典が充実しています。
- アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン
- HIS アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスク
- 手荷物無料宅配サービス
- 海外用レンタル携帯電話の優待
- グローバル・ホットライン
- 無料ポーターサービス
- エアポート送迎サービス
それぞれについて簡単に説明していきます。
アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン
国内外のホテルや航空券、レンタカーをオンライン予約できるアメックスのカード会員専用の予約サイトが「アメリカン・エクスプレス・トラベル オンライン」です。
優待料金やポイント特典など会員限定の特典が用意されています。
HIS アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスク
HISが運営するアメックスのカード会員限定のトラベルデスクです。電話1本で旅行の手配を受けてくれます。
なおパッケージツアー以外の手配には別途手数料がかかりますが、自分で探す手間が省けるので時間を有意義にしたい人向きのサービスと言えます。
手荷物無料宅配サービス
海外旅行の出発・帰国時に自宅から空港、空港から自宅までアメックスのカード会員1名につきスーツケース1つを無料で配送してくれるサービスです。
重たくてかさばるスーツケースを持たなくて良いので楽に旅行を楽しめます。
なお対象空港は、羽田空港(第3ターミナル)・成田国際空港・中部国際空港・関西国際空港の4つのみとなっています。
海外用レンタル携帯電話の優待
海外用レンタル携帯電話のレンタル料を半額(255円→127円/日)、通話料を通常の10%割引にて提供してもらえます。
ただ最近は自分のスマホを持っていく人も多いですし、国によってはプリペイドSIMの方がお得なので、微妙なサービスにはなりつつあります。
グローバル・ホットライン
海外の旅行先から日本語でサポートを受けられるサービスです。
レストランの予約から緊急時の支援までほとんどの国から24時間無料で連絡できます。
無料ポーターサービス
出発時は空港の駅改札口やバス停からチェックインカウンターまで、帰国時は到着ロビーから空港の駅改札口やバス停まで、専任スタッフが荷物を無料で運んでくれるサービスです。
利用日の前日正午までに予約することが必要です。
このサービスは成田国際空港、関西国際空港のみです。
エアポート送迎サービス
海外旅行の出発・帰国時に、提携タクシー会社(MK株式会社)の車をカード会員専用でチャーターし、利用可能地域内の指定場所と空港との間を格安の定額料金にて送迎してくれるサービスです。
ただしHIS アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスクにて、日本発着の国際航空券または海外パッケージ・ツアーご購入した場合のみ利用できる特典です。
対象空港は、羽田空港(国際線のみ)・成田国際空港・中部国際空港・関西国際空となっています。
利用する3営業日前までにHIS アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスクに予約することが必要です。
様々な付帯保険・プロテクション・サービスが付帯・充実している
旅行傷害保険については説明済みですが、それ以外にもプロテクション・サービスが充実しています。
オンライン・プロテクション
リターン・プロテクション
ショッピング・プロテクション
不正プロテクション
オンライン・プロテクション
万一、第三者によるインターネット上での不正使用と判明したカード取引については、原則として利用金額を支払うことはありません。
リターン・プロテクション
アメリカン・エキスプレスのカードで購入した商品の返品を万一購入店が受け付けない場合、購入日から90日以内なら、アメリカン・エキスプレスに返却することで、購入金額をカード会員の会員口座に払い戻す特典があります。
補填金額等の上限はありますが、嬉しい特典です。
ショッピング・プロテクション
国内外を問わずアメリカン・エキスプレスのカードで購入したほとんどの商品について、破損・盗難などの損害ご購入日から90日間、1人年間最高500万円まで補償してくれる特典です。
免責額は1事故につき1万円となっています。
参考までに年間最高額は10分の1になりますが、クレジットカードの同様のショッピング保険で最もサービス内容が充実しているのはイオンカードです。
不正プロテクション
アメリカン・エキスプレスでは、カードの不正使用を防ぐために、不審なカード取引を早期に探知するシステムを導入し、世界中の加盟店において、カード会員のカード利用状況を24時間365日見守っています。
万一、不正使用と判明したカード取引については、原則として損害が補償されるので、日常のシーンでも旅行でも、安心してカードを利用できます。
メンバーシップリワードプラスを使えばANAマイルがザクザク貯まる
年間3300円(税込)の有料特典ですが、メンバーシップリワードプラスに申し込んでいるとポイントが非常に貯まりやすくなり、更にポイントからマイル等への交換率がアップします。
特にANAのマイルに関しては、1000ポイント=1000マイルに交換が出来るので、ANAマイルを貯めている人にとってはザクザク貯めることができます。
メンバーシップ・リワードについて詳しくは下記記事をご覧ください。
アメリカン・エキスプレス・コネクトが使える
アメリカン・エクスプレス・コネクトとはアメックスのマークがついたクレジットカードを使っている方のみが使えるアメックスの優待サービスです。
いろいろお得な優待サービスがあるので公式サイトで是非確認してください。
アメックスのゴールドカードのデメリット・欠点
アメックスのゴールドカードにも当然、デメリット・欠点はあります。
もちろんアメックスのゴールドカードを求める人にとってはメリットの方が大きいのですが、知らないで申込むと後悔しかねないので、確認のために是非知っておいてください。
デメリットは4つです。
- 年会費が高い
- ポイントプログラムが分かりづらい
- 特典がお金持ち向け
- アメックスが使えない店舗がある
年会費が高い
アメックスのゴールドカードの年会費は31900円です。
これは一般的なゴールドカードの年会費の2.5倍以上あります。
ゴールドカードの2大特典である空港ラウンジの無料利用・海外旅行傷害保険だけが目当てなら同様の特典がついているゴールドカードで年会費5500円ほどのものもあります。
ただし他の特典「プライオリティ・パス」や「ゴールド・ダイニング by 招待日和」を使える人なら、かなりお得なクレジットカードです。
ポイントプログラムが分かりづらい
アメックスのゴールドに限った話ではありませんが、ポイントの仕組み・ポイント還元率が複雑なのがアメックスの欠点です。
ただしきちんとゆっくりと理解するための時間を持てば大丈夫です。
特典がお金持ち向け
アメックス ゴールドカードの特典を見ていて、違和感を感じたのであれば、それは「金持ち向きの特典ばかり」ということではないでしょうか?
海外旅行に行かないし、行くにしてもそんな豪華なものではなく、格安ツアーだという人であれば、お金持ち向けの特典ばかりだと思ったでしょう。
だからこそ、お金に余裕があり海外旅行に行く人向けのステータス性の高いクレジットカードと言える訳です。
アメックスのゴールドカードは人を選ぶクレジットカードです。
だからこそアメックスのゴールドカードはステータス性が高くなっている訳であり、それがブランド力です。
アメックスが使えない店舗がある
アメリカではかなり使えるアメックスですが、アジアやヨーロッパでは使えないお店も多少ですがあります。
また国内でもVISA・Mastercardは使えるけどアメックスは使えないというところがあります。
JCBが使えるところではアメックスも使えるのですが、JCBもオンラインサービスでは一部使えないこともあったりします。
より多くのところで使えるクレジットカードがいい!ということであればアメックスよりもVISAのマークがついたクレジットカード、例えば三井住友カード ゴールド等がおすすめです。
アメックス ゴールドカードのQ&A
アメックスのゴールドカードを作る際に疑問に思うであろうことをQ&A形式でまとめました。作る時の参考になれば
アメックスのグリーンカードと比べてどう?
アメックスのゴールドカードの下のランクである「アメックス グリーンカード」にするか悩んだ場合、ゴールドカードにしておくことをおすすめします。
アメックスのグリーンカードは年会費13200円ですが、正直この元を取ると考えると実は難しく、ゴールドカードよりも元を取りにくいカードになっています。
ゴールドカードなら先にも説明した通り、「プライオリティ・パス」や「ゴールド・ダイニング by 招待日和」を使えば簡単に年会費分は回収できます。
しかしグリーンカードだと、これで回収出来る!という特典がありません。
ゴールドカードに素直に申し込んでおきましょう。
アメックスのゴールドカードの口コミ・評判ってどうなの?
アメックスのゴールドカードを使っていると「お!」と思う人もいれば、別に何とも思わない人もいるので、評判は本当に人それぞれです。
口コミにおいても「いい」というものもあれば「悪い」というものがあります。
いい口コミ・評判だと下記のようなものがあります。
- アメックスのゴールドを使っている人はマナーが良い人が多い
- アメックスのゴールドを使っているとお金持ちに思える
- アメックスのゴールドを使っていると余裕がある人だなと思う
悪い口コミ・評判だと下記のようなものがあります。
- アメックスを使おうとする人はドヤ顔な人が多いから下品に感じる
- アメックスなんて無駄な年会費ばかり高いカードを持ってバカじゃないの?
正反対な評判・口コミが割とはっきりと出ており、人によってかなりイメージが異なりますが、実際のところやっかみな部分もあるようには思えます。
ただクレジットカードに詳しい人って、それほど多くはありませんから、アメックスが良いのなら気にせず申し込めばいいですよ。
実際に管理にはアメックスのゴールドカードを所有していますが、契約してよかったと思っています。
アメックスのゴールドカードの審査通過に必要な年収は?
職業にもよりますが、概ね下記のように言われています。
あくまでも目安です。
- 一部上場企業の正社員・公務員:年収300万円以上
- 中小企業の正社員:年収350万円以上
- 派遣社員:年収400万円以上
- 自営業(医師・士業以外):年収400万円以上
- 専業主婦:世帯年収400万円以上
昔はアメックスのゴールドカードと言えば年収1000万円以上無ければ審査に通過しないと言われてましたが、今はそこまで厳しくありません
むしろ普通のカードと変わりません。ただしパート・アルバイトや家事手伝いではまず無理です。
ただ年収1000万円で自由になるお金が年間で30万円も無い人よりは、年収300万円で自由になるお金が年間で100万円の人の方がアメックスのゴールドカードの特典を享受出来るので、年収よりは自由に使えるお金の多さの方が重要です。
年収1000万円で自由になるお金が年間で30万円も無い人なんているの?と思うかもしれませんが、子ども2人を地方から東京等の大都市圏の私立大学に進学させたら、月に2万円のお小遣いも厳しいですよ。
いろいろ説明してきましたが、「プライオリティ・パス」や「ゴールド・ダイニング by 招待日和」の特典を使える人なら非常にお得なクレジットカードです。
是非、申し込んでくださいね。
以上、アメリカン・エキスプレス・ ゴールド・カード(アメックス ゴールド)の特典とメリット・デメリットについてでした。
コメント