JR北海道には頑張ってほしいと思う札幌市民の鈴木です。
JR北海道の交通系電子マネーKitaca、Suicaと比べると地味でオートチャージにも対応してなくて、しかも北海道内で使えるエリアは札幌及びその近郊だけです。
でもJR北海道には頑張って欲しいのでSuicaよりもKitacaを使ってあげたいと思う北海道民は多いと思います。
とは言ってもやはりお得にチャージはしたいし、普段の生活・買物でもお得なクレジットカードがいい!という方におすすめしたいのがイオンカードKitacaです。
イオンカードKitacaとは
イオンカードKitacaは、イオンやマックスバリュ、ザ・ビッグ等でお得になるイオンカードとJR北海道の交通系電子マネーKitacaが一体になったクレジットカードです。
- クレジットカード機能
- 電子マネー(ICカード乗車券)機能
- WAON POINTカード機能
この3つが一緒になったクレジットカードです。
WAON POINTカードは「WAON POINT加盟店」で提示の上、現金(一部イオン商品券やイオンギフトカード)で支払うと200円(税込)につき1ポイントが貯まります。
1ポイントは1円でWAON POINT加盟店で使えるほか、電子マネーWAONに1ポイント1円分として交換することも可能です。イオンカードKitacaには電子マネーWAON機能が無いので、WAON POINTを電子マネーWAONとして使いたい場合、別途「WAONカードプラス」(300円・税込)を発行してもらう必要性があります。
なおWAONポイントとWAON POINTは別のポイントなので注意してください。
Kitacaへクレジットカードチャージができる
JR北海道の交通系電子マネーKitacaは基本的には現金でのみのチャージとなっています。
ただし電子マネーKitacaが一体となったクレジットカードに限り、クレジットカードでKitacaへのクレジットチャージが可能となります。
現在、Kitacaが一体となったクレジットカードは3種類だけです。
- JRタワースクエアカード Kitaca
- 道銀キャッシュ・クレジットカードKitaca
- イオンカードKitaca
ただしオートチャージには対応しておらず、クレジットチャージをしたい場合は、JR北海道のみどりの窓口にて
これで◯◯円、クレジットチャージをお願いします。
と言ってKitaca一体型のクレジットカードを渡してチャージをしてもらうことになります。
ちょっと面倒です。
イオンカードKitaca基本情報
- 年会費・発行手数料:ともに無料
- 申込み資格:高校生を除く18歳以上
- 国際ブランド:VISAのみ
- 引落口座:イオン銀行を含む金融機関(銀行ならほぼOK)
- ポイント還元率:0.5~1%
- 電子マネー機能:Kitaca
- ポイントカード機能:WAON POINT
- Apple Pay:対応(iD)
- イオンiD:対応
- 貯まるポイント:ときめきポイント・WAON POINT
- ETCカード:発行可(無料)
- 家族カード:発行不可
- 申込みから届くまで(通常申込み):2~3週間
- 店頭受取(当日発行):不可
- 締日/支払日:毎月10日締めで翌月2日に引落し(支払い)
イオンカードKitacaのメリット・特典
イオンカードKitacaには様々な特典・メリットがあります。
イオンカード共通の特典としては下記のものがあります。
- イオンで毎月20日・30日 イオンお客さま感謝デーで5%OFF
- イオンで55歳以上は毎月15日のG.G感謝デーで5%OFF
- イオングループの対象店舗でいつでもときめきポイント2倍
- 毎月10日「ときめきWポイントデー」でときめきポイントが2倍
- イオンシネマでいつでも300円OFF(弘前のみ200円OFF)
- ショッピングセーフティ保険で万が一の時も安心
- クレジットカード盗難補償が標準でついている
- 電子マネーWAONへのオートチャージが出来る(別途WAONカード必要)
- ETCカードの発行が無料(自動付帯のイオンカードもあり)
- イオンiDが使える
- Apple Payに対応している
- イオンカードの利用でサンキューパスポートが発行される
- 誕生月にはバースデーパスポートが発行される
- ときめきポイントタウン経由でネットショップを利用するとポイントアップ
- イオンカードの優待特典・優待施設を使うことができる
- イオンカード会員限定のセールでお得
- 分割払いの手数料が安い
詳しくは下記記事をご覧ください。
上記以外のイオンカードKitaca限定の特典・メリットは下記のことがあります。
- クレジットカードチャージでポイントが貯まる
- 毎月10日ならKitacaへのクレジットカードでポイント2倍
クレジットカードチャージでポイントが貯まる
イオンカードKitacaでKitacaにクレジットカードチャージをすると1000円で5ポイント(1ポイントは5円相当)のときめきポイントが貯まります。
つまりクレジットカードチャージするだけでポイントがもらえることに。
毎月10日ならKitacaへのクレジットカードでポイント2倍
イオンカードの特典である
毎月10日「ときめきWポイントデー」でときめきポイントが2倍
この特典がKitacaへのクレジットチャージでも適用されます!
イオンカードのコールセンターに電話で確認した時は2倍対象外と案内されましたが、実際にクレジットカードチャージをして試したところ、2000円チャージして20ポイントが貯まっていたので、ときめきポイントが2倍ついており、ポイント還元率で言えば1%となっています。
JRタワースクエアカードKitacaは普段からKitacaへのクレジットチャージでポイント還元率1%ですが、年会費のかかるクレジットカードです。
年会費のかからないKitaca一体型のクレジットカードで例え月に1日だけでもKitacaへのクレジットチャージでポイント還元率1%になるのはイオンカードKitacaのみです。
イオンカードKitacaのデメリット
イオンカードKitacaにも残念ながらデメリットがあります。
- クレジットカードチャージはみどりの窓口のみ
- WAONを使いたい場合は別途300円出してWAONカードプラスを申し込まないといけない
クレジットカードチャージはみどりの窓口のみ
既に書いていますが、券売機(切符の自動販売機)ではクレジットチャージができないため、みどりの窓口でしかクレジットチャージはできません。
みどりの窓口の営業時間中に訪れないとチャージできないので注意してください。
WAONを使いたい場合は別途300円出してWAONカードプラスを申し込まないといけない
イオンカードKitacaで電子マネーWAONにオートチャージして使いたい場合、WAONカードプラスという専用のWAONカードを300円出して発行してもらわないといけません。
300円が別にかかるのはデメリットです。
ただクレジットカードだけの機能が欲しい人なら関係ありませんね。
イオンカードKitacaに関するQ&A
イオンカードKitacaを作る上で僕自身が悩んだこと、悩むであろうことをQ&A形式で答えていきます。
Kitacaってお得?
全くもってお得ではありません。ただJR北海道を応援したい人向きの電子マネーだと思っています。
交通系電子マネーが欲しくて、お得なもの、ということならSuica一択です。
JR北海道管内でICカード乗車券(交通系電子マネー)が使えるところならSuicaでも使えまます。
そしてSuicaならビューカードを使ってクレジットカードチャージすればポイント還元率は1.5%になるのでチャージだけでポイントがざくざく貯まります。
ただし北海道内だとSuicaのオートチャージができないこと、クレジットカードチャージをしたければ、札幌駅か新千歳空港駅、函館駅にあるVIEW ALTTEというATMを使うしかありません。
定期的にこの3つの駅に行く人ならいいのですが、いけない人には不便です。
もしくはモバイルSuica対応のスマホ(iPhoneなら7以降)を持っているのなら、モバイルSuicaにビューカードでクレジットチャージすればポイント還元率1.5%は可能です。
ビューカードについては下記記事をご覧ください。
北海道でビューカードを作るのなら、JREカードかビックカメラSuicaカードがおすすめです。
イオンカードKitacaで地下鉄や市電(路面電車)に乗れる?
はい、問題なく乗れます。
ただし札幌の地下鉄・市電に乗るのならSAPICAの方が圧倒的にお得です。
イオンカードKitacaはイオンとJR北海道以外、どこで使えるの?
イオンカードKitacaはクレジットカードが使えるところならどこでも使えます。
日本国内に関わらず、海外でも。
VISAのマークがついており、VISAのマークがついたクレジットカードというのは世界中でもっとも使える場所が多くなっています。
だからイオン以外でもヨーカドーでもセブンイレブンでも、amazonでも楽天市場でも作ることができます。
イオンカードKitacaの審査は厳しい?
イオンカード自体が審査が厳しくないため、イオンカードKitacaも審査は厳しくありません。
過去にクレジットカードで何度も滞納したことがある人、借金が数百万単位である人(住宅ローンは除く)以外は普通に作れます。
専業主婦でも学生(大学生・専門学校生)でも、パート・アルバイトでも。
無職や家事手伝いという人以外ならほぼ大丈夫です。
イオンカードKitacaを作ろう!
イオンカードKitacaはJR北海道の応援にもなります。
一般的に自社以外の電子マネーを使われると手数料が余分にかかることもありますが、Kitacaを使えばJR北海道に事前にお金が入って資金援助にも間接的ですがなります。
JR北海道を応援したいのであればSuicaではなくKitacaで。
でもイオンを普段はよく使うからイオンでもお得になりたい!という方ならイオンカードKitacaは本当に便利でおすすめです。
是非、この機会にイオンカードKitacaを作ってくださいね。
以上、イオンカードKitacaについてでした。
コメント