イオンカードは3枚持っているイオンカードマニアな鈴木です。
イオンと名前がついているイオンカードの中で唯一旅行傷害保険がついているのがイオンSuicaカードです。
交通系電子マネーSuicaとも一体化しており、Suicaをたまに使うことがあるという人におすすめのクレジットカードです。
イオンSuicaカードを作ろうかな?と思っている方にメリットからデメリットまで詳しく説明していきます。
イオンカードSuicaとは
イオンSuicaカードは、イオンやマックスバリュ、ザ・ビッグ等でお得になるイオンカードとJR東日本の交通系電子マネーSuicaが一体になったクレジットカードです。
- クレジットカード機能
- 電子マネー(ICカード乗車券)機能
- WAON POINT機能
この3つが一緒になったクレジットカードです。
WAON POINTカードは「WAON POINT加盟店」で提示の上、現金(一部イオン商品券やイオンギフトカード)で支払うと200円(税込)につき1ポイントが貯まります。
1ポイントは1円でWAON POINT加盟店で使えるほか、電子マネーWAONに1ポイント1円分として交換することも可能です。イオンSuicaカードには電子マネーWAON機能が無いので、WAON POINTを電子マネーWAONとして使いたい場合、別途「WAONカードプラス」(300円・税込)を発行してもらう必要性があります。
なおWAONポイントとWAON POINTは別のポイントなので注意してください。
イオンSuicaカードの基本情報
- 年会費・発行手数料:ともに無料
- 申込み資格:高校生を除く18歳以上
- 国際ブランド:VISA・Mastercard・JCB
- 引落口座:イオン銀行を含む金融機関(銀行ならほぼOK)
- ポイント還元率:0.25~1%
- 電子マネー機能:Suica
- ポイントカード機能:WAON POINT
- Apple Pay:対応(iD)
- イオンiD:対応
- 貯まるポイント:ときめきポイント・WAON POINT
- ETCカード:発行可(無料)
- 家族カード:発行不可
- 申込みから届くまで(通常申込み):2~3週間
- 店頭受取(当日発行):不可
- 締日/支払日:毎月10日締めで翌月2日に引落し(支払い)
イオンSuicaカードの特典・メリット
イオンSuicaカードには様々な特典・メリットがあります。
イオンカード共通の特典としては下記のものがあります。
- イオンで毎月20日・30日 イオンお客さま感謝デーで5%OFF
- イオンで55歳以上は毎月15日のG.G感謝デーで5%OFF
- イオングループの対象店舗でいつでもときめきポイント2倍
- 毎月10日「ときめきWポイントデー」でときめきポイントが2倍
- イオンシネマでいつでも300円OFF(弘前のみ200円OFF)
- ショッピングセーフティ保険で万が一の時も安心
- クレジットカード盗難補償が標準でついている
- 電子マネーWAONへのオートチャージが出来る(別途WAONカード必要)
- ETCカードの発行が無料(自動付帯のイオンカードもあり)
- イオンiDが使える
- Apple Payに対応している
- イオンカードの利用でサンキューパスポートが発行される
- 誕生月にはバースデーパスポートが発行される
- ときめきポイントタウン経由でネットショップを利用するとポイントアップ
- イオンカードの優待特典・優待施設を使うことができる
- イオンカード会員限定のセールでお得
- 分割払いの手数料が安い
詳しくは下記記事をご覧ください。
上記以外のイオンSuicaカード限定の特典・メリットには下記の項目があります。
- Suicaへのオートチャージが可能
- 貯まったポイントをSuicaにチャージできる
- イオンカードでは数少ない旅行傷害保険がついている
- VIEWカード特典もつかえる
- デポジット無しでSuicaカードが作れる
それぞれを詳しく説明します。
Suicaへのオートチャージが可能
イオンSuicaカードはSuicaへのオートチャージが可能です。
オートチャージを設定しておけばJR東日本のSuica対応エリアで残高不足になる心配がありません。
チャージをするのが面倒という方には嬉しいサービスです。
貯まったポイントをSuicaにチャージできる
イオンSuicaカードのクレジットカード機能で支払えば「ときめきポイント」が貯まります。
ときめきポイント1000ポイントでSuica1000円分としてチャージができます。
ただし、JR東日本のATM「VIEW ALTTE」のみでしかできないので、注意してください。
イオンカードでは数少ない旅行傷害保険がついている
イオンカードとしては数少ない旅行傷害保険がついています。
海外旅行傷害保険は自動付帯(イオンSuicaカードを持っているだけでOK)、国内旅行傷害保険は切符旅行商品の購入をイオンSuicaカードのクレジットカード機能で支払っていることが条件になります。
保険金額は下記の通りです。
補償金額は大したことは無いものの海外旅行傷害保険は自動付帯(イオンSuicaカードを持っているだけで適用)なので、持っていても損の無いクレジットカードです。
VIEWカード特典もつかえる
イオンSuicaカードはイオンカードでもありますが、VIEWのマークがついており、VIEWカードの特典も利用出来るようになっています。
詳しくはVIEWカード会員限定特典をご覧ください。
デポジット無しでSuicaカードが作れる
Suicaカードを作る場合、デポジット(保証金)が500円必要ですが、イオンSuicaカードはデポジット無しで作ることができます。
お金をかけてSuicaカードを作りたくないという方にもおすすめです。
イオンSuicaカードのデメリット
イオンSuicaカードのデメリットも知った上で、イオンSuicaカードは申込むようにしてください。
- Suicaへのチャージでのポイント還元率が悪すぎる
- WAONをオートチャージで使いたい時は別途300円必要
- 家族カードは作れない
Suicaへのチャージでのポイント還元率が悪すぎる
イオンSuicaカードでSuicaにチャージすると「ときめきポイント」が貯まりますが、ポイント還元率は0.25%、つまり1000円チャージしても2.5円分のポイントしか貯まりません。
JR東日本のビューカードであれば1000円チャージすると15円分のポイントが貯まるので、実に6倍もの差があります。
たまにしかSuicaは使わないけど念の為にオートチャージにしておきたい、という方ならいいのですが、頻繁にSuicaを使う方ならむしろ損なので、Suicaを頻繁に使うのであればビューカードを申込むことをおすすめします。
おすすめはビックカメラSuicaカードです。
WAONをオートチャージで使いたい時は別途300円必要
イオンと言えば電子マネーWAONがお得なことがあります。
でもイオンSuicaカードには電子マネーWAONの機能がついていません。
電子マネーWAONにオートチャージして使いたい場合は別途「WAONカードプラス」というWAONカードを申込む必要性があり、発行手数料が300円かかります。
Suicaは別に用意するから電子マネーWAONの方がいいかな?と思ったらイオンカード(WAON一体型)がおすすめです。
家族カードは作れない
イオンSuicaカードは家族カードが作れません。イオンカードは夫が作って奥さんに家族カードを持ってもらうというパターンが多いですが、それができないので注意して下さい。
家族カードも作れてイオンで一番お得なイオンカードは、イオンカードセレクトです。
イオンSuicaカードのQ&A
イオンSuicaカードを申込む際に不安に思うこと、疑問に思うであろうことをQ&A形式で答えていきます。
イオンSuicaカードはSuicaが使えるところとイオン以外だと、どこで使えるの?
イオンSuicaカードはSuicaが使えるところとイオン以外だと、どこで使えるんだろう?と思うかもしれませんが、クレジットカードが使えるところならどこでも使えます。
イトーヨーカドーでもセブンイレブンでも、ファミマでもAmazonでも楽天市場でも。
海外でも使えますが、海外で使いたい場合は、国際ブランドをVISAで選ぶようにしてください。VISAのマークがついているクレジットカードは世界でもっとも使える店舗・サービスが多いので困ることはありません。
イオンSuicaカードの審査は厳しい?
イオンカード自体が審査が厳しくないため、イオンSuicaカードも審査は厳しくありません。
過去にクレジットカードで何度も滞納したことがある人、借金が数百万単位である人(住宅ローンは除く)以外は普通に作れます。
専業主婦でも学生(大学生・専門学校生)でも、パート・アルバイトでも。
無職や家事手伝いという人以外ならほぼ大丈夫です。
イオンSuicaカードはお得?
もしSuicaへのオートチャージが目的でイオンSuicaカードを作るという場合は、お得ではありません。
ポイント還元率が悪すぎるからです。
でもたまにしかSuicaは使わないし、イオンで使うのがメインだから、ということであればイオンでお得なクレジットカードだけにお得です。
イオンSuicaカードを作ろう
イオンSuicaカードについて、いろいろと説明してきましたが、イオンカードとSuicaの2枚のカードを作りたくない、できれば1枚にしておきたい、という方におすすめなのが、イオンSuicaカードです。
Suicaへのチャージが一番の目的ならおすすめはしません。
Suicaへのチャージはビューカードがお得です。
僕はイオンカードも持っているけど、ビューカードも持っていて、両方を使い分けています。
あくまでもイオンカードとSuicaの2枚を持ちたくない人向けのクレジットカードですので、その点は注意して申し込んでくださいね。
ただしイオンカードでは珍しい旅行傷害保険付きのクレジットカードなので、それを目的に作るのみありです!
以上、イオンSuicaカードについてでした。
コメント