クレジットカードは現在使えるものだけでも15枚以上持っている鈴木です。
このようなクレジットカードに関する情報を発信していると自分で調べるためにも契約をしていたら非常に増えてしまいました。
それはさておき
- クレジットカードを1枚は持っているけど2枚目は必要なのか?
- そもそもクレジットカードは何枚持つのが良いのか?
- 他の人は何枚くらいクレジットカードを持っているんだろう?
と考える方もいますよね。
結論から言えば、適正枚数はあなた自身のライフスタイルによるので、一概には言えませんが、僕は3~4枚を推奨しています。
そして日本人のクレジットカードの保有枚数の平均は約3枚です。
日本人のクレジットカードの保有枚数の平均についてと、クレジットカードを何枚持つべきか、詳しく解説していきます。
これを機にクレジットカードが多いと思ったら解約を検討したり、少ないと思ったら是非作ってください。
クレジットカードの平均保有枚数は約3枚・保有率は約84%
クレジットカードで有名なJCBは毎年「クレジットカードに関する総合調査」というものを行っており、結果を公表しています。
クレジットカードを持っている人の割合
上記のJCBのデータだとクレジットカードを持っている人の割合は84%前後でここ数年は推移しています。
調査は20代から60代の男女合計3500人からなので、クレジットカードを持つことが出来ない10代は除かれています。
つまり100人いたら15~16人はクレジットカードを持っていない人がいるということになります。
若い世代ほどクレジットカードは持っていない傾向にあり、地域で保有率の差があることがわかります。
ただし地域別の保有率は過去のデータを見るとアンケート対象者で差が出ることがあるので、参考値とした方が良さそうです。
というのも2018年のデータと比較するとちょっとおかしいからです。
- 北海道が2018年では77.7%の保有率に対して2019年は83.7%
- 九州が2018年では81.3%の保有率に対して2019年は77.9%
1年でここまで差が自然に発生することは無いので、アンケート対象者の差によって所有率の差が出てしまっているようです。
クレジットカードの平均保有枚数と平均携帯枚数
同じデータから、クレジットカードの平均保有枚数と平均携帯枚数は下記の図の通りです。
2015年以降平均3.2枚であったのが2019年は平均3枚になっていますが、平均保有枚数は約3枚ということに代わりはありません。
またクレジットカードの携帯枚数(持ち歩いている枚数)は約2枚となっており3枚持っていても1枚は自宅等に置いてあることがわかります。
今、クレジットカードを1枚しか持っていないということであればもう1枚くらい作っておこうかな?と思った方もいるかもしれませんね。
クレジットカードは何枚持つべきか?
日本人のクレジットカードの平均保有枚数は3枚ですが、実際には何枚持つのが良いのか?と言えば、ライフスタイルによるので絶対に持つべき枚数というのは決まっていません。
- 収入は人によって異なる
- お金の使い方は人によって異なる
- お金の使い方はライフスタイル・趣味・環境で異なる
上記の通り、人によってお金に関するものは大きくことなります。
ただし、僕の考え方ですが、最低でもクレジットカードは2枚、出来れば3~4枚を持つのが理想的だと考えています。
クレジットカードは最低2枚は持った方がいい
何にでも予備というものはあった方が安心ですし、安全です。
それはクレジットカードにも言えることです。
クレジットカードを落としてしまった時でも、自宅に予備があれば安心です。
またクレジットカードの磁気部分やICチップ部分が不良になった時でも、予備のクレジットカードがあれば安心です。
クレジットカードは3~4枚持つのがおすすめ
クレジットカードを3~4枚持つのがおすすめの理由は2つです。
- 予備の予備まで考えると3枚はあった方が安心
- クレジットカードは3~4枚あるといろいろとお得であり便利
予備の予備まで考えると3枚はあった方が安心
クレジットカードを落としてしまったり、磁気帯やICチップ部分が壊れてしまった時のことを考えて2枚は携帯しておき、1枚は自宅に置いておくと安心です。
- 携帯用に2枚
- 予備用に自宅に1枚
合計で3枚のクレジットカードを持っていると困ることは少なくなります。
クレジットカードは3~4枚あるといろいろとお得であり便利
クレジットカードは3~4枚を持った方が良いというのは何かあった時のため、ということもありますが、それだけではありません。
ライフスタイル・収入・お金(クレジットカード)の使い方は人それぞれ異なりますが、概ね必要なものは決まっています。
- スーパーやコンビニ、ドラッグストアで食品や日用消耗品を買う人がほとんど
- 光熱費や通信費(携帯電話・スマホ代等)を払っている人はほとんど
- 車にせよ、公共交通機関にせよ、決まった交通手段を利用している人はほとんど
- 人間、見栄を張りたい、張りたい時があるもの
上記の4つに合わせてクレジットカードは持つのがおすすめなんです。
よく買物するところでお得なクレジットカードを作る
スーパーマーケット・コンビニ・ドラッグストア、この3箇所で食品や日用消耗品を購入している人は多いですよね。
最近だとネットスーパーや楽天市場、amazonという方もいると思いますが、よく買物をする場所・サイトというのは決まってくる傾向があります。
いわゆるあなたにとっての買物経済圏です。
よく買物をする場所・サイトでお得なクレジットカードを作っておくと、節約になるし、お得に買物をすることが出来ます。
例えばイオンやマックスバリュ等のイオングループのお店をよく利用する人であればイオンカードを持っているのがお得です。
イトーヨーカドーやセブンイレブンをよく利用する人であればセブンカードプラスを持っているのがお得です。
楽天で買物をよくする人なら、楽天カードを持っているのがお得です。
このようによく買物をするお店・サイト(ネットショップ)でお得になるクレジットカードを1枚持っておくことをおすすめします。
よく言われる買物経済圏は下記の通りです。
- イオン経済圏=イオングループのスーパーをよく使う人
- 7&i経済圏=イトーヨーカドーやセブンイレブンをよく使う人
- PPIH経済圏=アピタやドン・キホーテをよく使う人
- 楽天経済圏=楽天市場や楽天のサービスをよく使う人
- Amazon経済圏=Amazonのサービスをよく使う人
- コンビニ経済圏=特定のコンビニは無いけどいろいろなコンビニを使う人
それぞれでお得なクレジットカードは違ってくるので、自分がよく買物をする経済圏で1枚クレジットカードを作るとお得であり、節約出来ます。
光熱費や通信費を払うクレジットカードを作る
よく買物をするところでお得になるために作ったクレジットカードが必ずしも光熱費や通信費(携帯電話・スマホ・固定電話代)を払うのに適しているとは言えません。
例えば、イオンカードやセブンカードプラスは光熱費や通信費を支払うのには向いていません。
ほとんどのクレジットカードは支払いをするとポイントが発生します。
イオンカードやセブンカード・プラスはそれぞれのお店以外だと200円で1ポイント(1円相当)が貯まりますが、100円で1ポイント、200円で2ポイントが貯まるクレジットカードもあります。
つまり光熱費や通信費はポイントが貯まりやすいクレジットカードで支払った方がお得になる訳です。
またよく買物をするお店ではお得なクレジットカードでも、それ以外のお店だとお得にならないことが多いので、どこで購入してもポイントが多く貯まるクレジットカードを1枚作っておくとより節約できて、お得になります。
ポイントが数多く貯まるお得なクレジットカードのことを「高還元率クレジットカード」ということがあります。
最近は、通信費と言えばスマホということもあり、スマホの料金がお得になるクレジットカードが注目を浴びています。スマホの料金がお得になるクレジットカードはポイント還元率も高いので、光熱費を払うのもおすすめです。
ただこれはもう3種類に決まっています。
- ドコモ利用者=dカード
- au利用者=au Payカード
- Softbank利用者=Yahoo!JAPANカード
交通手段用のクレジットカードを作る
お買物をよくするところのクレジットカード・ポイントが貯まりやすいクレジットカードが、交通費をお得にするクレジットカードとは限りません。
例えばSuicaをよく使うということであれば、Suicaを使うことでポイントが貯まりやすいカードを使うということが理想的です。
また車での移動が多いという人であればよく使うガソリンスタンドでガソリンがお得になるクレジットカードで支払うというのが理想的です。
見栄を張る、見栄を張りたい時のためのクレジットカードを作る
例えば
- 彼女とのデート
- 部下・取引先との食事
こんな時に支払いをクレジットカードでする場合、もし彼女や部下、取引先にクレジットカードが見られてしまった時に、イオンカードや楽天カードだと格好悪いと思ってしまう人もいるのではないでしょうか?
また50歳以上の方だと、イオンカードや楽天カード等のクレジットカードを、ビジネスの場で使っている人をよく見ない人もいます。
つまり人に見られて恥ずかしくないクレジットカード、良い印象を与えるクレジットカードというものが存在します。
有名なところで言えば、American Expressのゴールドカード以上であったり、地味なところでは、三井住友カードのゴールドカード以上だったり
このようにステータスを感じさせるクレジットカードを1枚持っておくのもおすすめです。
なおステータスの高いクレジットカードというのは海外旅行に行く時にも安心出来る補償がついていることが多くなっています。
また見栄はどうでも良いから趣味を充実させたい!という方もいますよね。
趣味によっては趣味に使うものがお得になるクレジットカードもあります。
例えばスポーツが趣味なら、よく使うスポーツ店が発行しているクレジットカードだと5~10%OFFになるクレジットカードもあります(スポーツオーソリティカード等)。
4枚目のクレジットカードは趣味でお得になるクレジットカードに切り替えても良いでしょう。または5枚目のクレジットカードにするのもありです。
クレジットカードの枚数に関するQ&A
クレジットカードの枚数に関する疑問点にQ&A形式で答えていきます。
そもそもクレジットカードって何枚も作って良いものなの?
クレジットカードは何枚でも作って良いものです。
同じクレジットカードは1枚のみと決まっているので、種類の異なるクレジットカードを作ることになります。
なおイオンカードの種類は50枚以上あり、僕はイオンカードだけでも3種類持ってます。
ただしクレジットカードを次々に作るとクレジットカードの審査に落ちやすくなるので、2枚くらいなら続けて作ってもほぼ問題ありませんが、3枚以上を続けて作ることはおすすめしません。
イオンカードとセブンカードプラス、両方つくってもいい?
千葉県の「新津田沼駅」という駅があり、駅の北側にはイオン、南側にはイトーヨーカドーがあるという状態になっています。
20・30日はイオンで、8・18・28日はイトーヨーカドーで買物をしたいから、買物でお得になるイオンカードとセブンカードプラス、両方を作っても良い?ということですが、問題ありません。
ただしイオンカードのポイントは1000ポイント以上からの利用になるので、月に4200円以上をイオンで買物をすることが目安です。
そうしないとポイントの分散でお得度が減ります。
セブンカード・プラスは1ポイントから電子マネーnanacoに交換出来ます。
クレジットカード3~4枚より、クレカ2枚くらいと電子マネーが良いのでは?
もちろん、その方が良い場合もあります。
あくまでもライフスタイルによるので、クレジットカードの枚数は電子マネーとの兼ね合いにも関わってきます。
例えば楽天でよく買物をするし、普段は車での移動でガソリンは楽天カードだとお得になるガソリンスタンドで買物をする、ということであれば楽天カード1枚で事足りるかもしれません。電子マネーも楽天Edyだけで良いかもしれません。
ただし楽天カードは光熱費の支払いのポイント還元率がよく無いため、他にポイント還元率の高いクレジットカードを持った方が良いかもしれません。
電子マネーがあればクレジットカードは不要では?
もちろん、そういう人もいるでしょう。
でも電子マネーによってはクレジットカードでオートチャージをするのがお得なことも多くなっています。
例えば、Suicaならビューカードでオートチャージするだけで1.5%のポイント還元(1000円チャージで15ポイント・1ポイント1円相当)になります。
イオンでもクレジットカード機能は全く使わないけど、イオンカードセレクトというクレジットカードで電子マネーWAONにオートチャージをしてイオンで買物をすればポイント還元率は実質1.5%になります。
支払いは電子マネーだけど、クレジットカードでチャージをするとお得になる例は多くあります。
以上、クレジットカードの平均保有枚数は?何枚持つべきか?というお話でした。
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