もう1年以上、クレジットカードの利用でサインをした覚えが無い鈴木です。
以前はクレジットカードを使った時はサインをしていたけど、最近は暗証番号の入力を求められることが多くなったな……
最近、そう感じることが多くなりました。
昔のクレジットカードと今のクレジットカードの仕組みは変化しており、ICチップ付きのクレジットカードになっており、サインではなく暗証番号の入力となっています。
でも暗証番号を忘れてしまったら使えなくなってしまうのでは?
そう不安に思っているのではないでしょうか?
クレジットカードの暗証番号を忘れてしまった場合はどうすれば良いか、また使ってはいけない・設定してはいけない暗証番号、また万が一落としてしまった時に暗証番号を分かりにくくして使われにくくする方法を説明していきます。
クレジットカードの暗証番号を忘れてしまった場合の対処方法
クレジットカードの暗証番号を忘れてしまった場合の対処方法は物凄くシンプルです。
既に買物をしようとレジでクレジットカードを差し出す瞬間でも大丈夫です。
それは何か?
サインでお願いします。
「サインでお願いします」
と言えば良いだけです。
え?それだけ?
と思うかもしれませんが、それだけです。
元々クレジットカードはサインでOKでしたよね。
暗証番号の入力は絶対ではなくサインの代わりになっているだけなので、本来のサインでも問題ありません。
でもそれだと暗証番号を忘れたと思われて怪しまれないの?と思うかもしれませんが、15年以上も小売業で接客及びレジをしてきた僕の立場からするとそんな風に思ったことはありません。
実は暗証番号入力を拒否してサインにしたいというお客さんは結構いるんですね。
特に外国人のお客さんに多くなっています。
もちろん、サインの場合は絶対にしておかないといけないことがあります。
それはクレジットカードの裏面にサインを書いておくこと。
店員(クレジットカード加盟店)はクレジットカードの不正利用を防ぐことに協力する義務があります。
だからサインの場合は本来、裏面のサインと実際に書いてもらうサインが同じものであるか確認をしなければいけません。
だからサインで対応して欲しい場合は当然クレジットカードの裏面にサインが無いと確認が出来ませんからクレジットカード裏面にサインをしていることが前提条件となります。
でも何で外国人のお客さんはサインにして欲しいということが多いのか?
この理由も至ってシンプル。
海外でクレジットカードを出す時に怖いのは不正利用されること。
スキミングしてクレジットカードの情報を抜き取られた上、暗証番号を抜き取るように暗証番号を入力する機械に仕組みを施しているものもあるため、暗証番号がバレないためにもサインにしたい人がいるんですね。
海外旅行のガイドブックの中には暗証番号の入力ではなくサインにしましょう、なんて書いてあるものもあります。
だから暗証番号を忘れてしまっても堂々と
サインでお願いします!
と言えば問題ありません。
逆にオドオドしていたり挙動不審になると怪しまれるので堂々と言ってくださいね。
クレジットカードの暗証番号を忘れてしまったらカード会社に確認をしよう
そうは言っても常にサインは面倒で出来れば暗証番号入力の方が楽で良いと思う場合もありますよね。
混雑しているレジだとサインで・・なんて言いにくい場合もありますから。
だから暗証番号を忘れてしまった場合はクレジットカード会社に確認をして再度暗証番号を再発行してもらうか教えてもらいましょう。
クレジットカード会社によって暗証番号の再発行や確認方法は異なるので各カード会社に確認してください。
参考までに大手クレジットカードの暗証番号を忘れた場合、どうすれば良いのか案内しているページのリンクを張っておきますね。
クレジットカード会社によって異なり、すぐにネットから確認出来るところもあれば郵送でのみ教えてくれるところもあり、各社統一では無いので必ず確認してください。
またVISAやMasterCard、JCB等のマークがあっても必ずしもVISAやMasterCard、JCBが発行しているクレジットカードという訳ではありません。
例えばイオンカードでもVISAやMasterCard、JCBのマーク、どれかがついていますがクレジットカードを管理しているのはイオンクレジットサービスです。
クレジットカードを発行している会社に問い合わせることになります。
クレジットカードの暗証番号に使ってはいけない数字
クレジットカードの暗証番号としてほとんどのクレジットカード会社は
- 0000・1111等の連番
- 誕生日
- 登録の電話番号の中の連続した4桁
は設定出来ないようにしています。つまり使ってはいけない数字としている訳です。
だからこれらの数字を設定している人はいないと思いますが万が一、上記の数字を設定している場合は即座に変更してください。
昔取得したクレジットカードだと上記のような数字でも登録出来ましたから。
例えば誕生日の場合、クレジットカードと一緒に免許証を落としてしまったらもう不正利用して下さいと言っているようなものです。
また携帯電話の090や080の次の番号や下4桁の番号を設定している場合も危険です。
特にクレジットカードの入ったお財布と携帯電話をカバンに一緒に入れている女性は要注意です。
男性はカバンの中に財布とクレジットカード、両方を入れている人は稀ですが女性ではかなり多いですよね。
そしてお財布と携帯電話が入ったカバンをどこかに忘れてきてしまった場合、携帯電話にロックをしていなければ簡単に電話番号は分かってしまいます。
だから何かを見ればすぐに分かる数字は絶対に使わないようにしましょう。
出来ればやめておいた方が良い番号もあります。
- 結婚記念日
- 奥さん・旦那さんの誕生日
これは知人についつい話してしまうものですが、知人が密かに覚えていてクレジットカードを盗んで試すという事件が過去にはありました。
またお子さんが勝手に持ち出して使う可能性もあります。
だから記念日も出来ればやめておいた方がいいです。
例えば好きな芸能人の誕生日、好きな歴史上の暗記している年号なんていうのが良いのかもしれません。
以前、幕末好きな友人は武市半平太の誕生日を暗証番号にしていると言ってました。
って友人よ!信じてくれるのは嬉しいがそういうことは言うものじゃないぞっと。
なお落とした時も安心な暗証番号をわかりにくくする方法もあります。
以上、クレジットカードの暗証番号を忘れた場合はどうすれば良いか?というお話でした。
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