イオンで20年ほど働いていた鈴木です。
イオンでお買い物をされる方って多いですよね。
でもイオンのホームーページを見ても可能な支払い方法って書かれていません。
という事でイオンで使える電子マネーは何なのか、使えるクレジットカードは何なのか?可能な支払い方は何なのか元社員が徹底的に解説します。
イオンで可能な支払い方法 一覧
イオンで一般的に張り出されている支払い方法は上記の通りです。
上記に無い支払い方法を加えたイオンで支払い方法が下記の通りです。
- 現金
- イオン商品券・イオンギフトカード
- イオングループ各社商品券(ダイエー商品券等)
- クレジットカード各種
- 電子マネー各種
- デビットカード各種
- 商品券・ギフトカード各種
- QRコード決済(一部店舗のみ)
- 売掛(基本はイオングループ及び官公庁・自治体のみ)
現金が使えるのは当たり前なので、現金以外の支払い方法について説明していきます。
イオンの支払い方法・イオン商品券・イオンギフトカード
イオンが発行しているイオン商品券およびイオンギフトカードがイオンでの支払いで利用できます。
イオン商品券は紙で出来た昔からあるものですが、イオンギフトカードはプリペイドカードです。
ただしチャージが出来ないプリペイドカードで使い切りで、1000円から10万円まで好きな金額をチャージすることができます。
- イオン商品券=お釣りが出る
- イオンギフトカード=お釣りはでない
という違いもあります。
なおイオンギフトカードはプリペイドカードにはなっていますが、追加チャージは出来ないため、使い切りとなっています。
イオン商品券・イオンギフトカードを使うのなら
イオン商品券・イオンギフトカードを使うのなら支払い時に「WAON POINTカード」を提示するか「イオンカード」を提示すると200円(税込)でWAON POINTが1ポイント貯まります。
ただしお客さま感謝デーの時は「WAON POINTカード」では割引にならないので「イオンカード」を提示して5%OFF特典を受けるのがお得です。
イオングループ各社商品券(ダイエー商品券等)も使える
イオングループ各社で出している(出していた)商品券も使うことができます。
- ジャスコ商品券(タンスの奥から出てきた場合も使えます)
- ボンベルタ商品券
- マイカル商品券(タンスの奥から出てきた場合も使えます)
- ビブレ商品券
- ニチイ商品券(タンスの奥から出てきた場合も使えます)
- ダイエー商品券
ただしイオングループの商品券でも一部使えない商品券があるので、事前に確認されることをおすすめします。
イオンで使えるクレジットカード
上記のマークがついているクレジットカードなら問題なく使うことができます。
使えるクレジットカードの張り紙には「OMC・UC・MUFG CARD・DC・NICOS・mi・NISSENREN・NC(日商連)」等のクレジットカードもつかえることになっています。つまりハウスカードも一部つかえるということです。
デビットカードも使える
イオンではVISAデビット・JCBデビットのデビットカードを使うことができます。
イオン銀行も2種類のデビットカードを出しています。
- イオンデビットカード(VISAデビット)
- イオン銀行キャッシュ+デビット(JCBデビット)
デビットカードって何?という方もいると思いますが、デビットカードはクレジットカードのように使えるカードですが、支払いの時に即座に銀行口座から使った分は引き落とされるという仕組みです。
イオンで使うのならイオンカードがお得
イオンでクレジットカードで支払うのなら基本的にはイオンカードがお得です。
お客さま感謝デーでは5%OFFになったり、特定商品の購入でポイントがつくボーナスポイントがあったり、ポイントが5倍になるセールもあります。
イオンで使える電子マネー
イオンで使える電子マネーは4種類です。
- WAON
- iD
- QUICPay
- 交通系電子マネー(ただしPiTaPaは使えない)
楽天Edy・nanacoは使えない
イオンとライバル関係にあると言える楽天とイトーヨーカドー。
この2社が行っている電子マネーである楽天Edyとnanacoはイオンでは使うことが出来ません。ただし楽天Edyに関しては、ミニストップでは使えます。
Apple Payもつかえる
Apple Payは基本的に、iDかQUICPayか、Suicaを使うことになるので、Apple Payでも支払いは可能です。
Google PayもiD・QUICPayに対応しているので、Google Payでも支払えます。
電子マネーで一番お得なのはWAON
イオンで電子マネーを使うのなら基本的にWAONが一番お得です。
お客さま感謝デーでは5%OFFになったり、特定商品の購入でポイントがつくボーナスポイントがあったり、ポイントが5倍になるセールもあります。
またイオンカードセレクトでWAONにオートチャージして使うと実質ポイント還元率が1.5%となります。
なお
- ボーナスポイント対象商品を購入しない
- 感謝デーではない
- ポイント3倍以上のセールではない
という条件を満たせば、ビューカードでチャージしたSuicaも実質ポイント還元率は1.5%なので、Suicaを使うのもお得です。
イオンで使える商品券・ギフトカード
イオンでは各種商品券、ギフトカードが使えます。
JCBギフトカード、VISAギフトカードといったクレジットカード会社発行のギフトカードが使えます。
ビール券やお米券、ハーゲンダッツのギフト券等、イオンで扱っている商品のギフト券もほとんど使うことが出来ます。
ただしこれらの各種商品券・ギフトカードはお釣りが出ないので注意してください。
また全国百貨店共通商品券やクオカードは使うことが出来ません。
地域で発行しているお買物振興券等は、都度異なるので、地域振興券は使えるかどうか各イオンのお店に確認してください。
イオンをよく使うのならギフト券・商品券は使わない方がいい
イオンをよく利用しているのなら、イオンカードのときめきポイント、WAONのWAONポイントやWAON POINTを貯めてると思うので、ポイントが貯まらないギフト券や商品券を使うのはあまりおすすめではありません。
イオン以外のお店で使うのがおすすめです。
イオンで使えるQRコード決済
イオンではPayPayが関東・山梨の一部の店舗でPayPayが使える店舗がありますが、全国的にはイオンでQRコード決済は使えません。
一時期は拡大予定でしたが、現在は止まっており、今後導入されるかどうか微妙なところです。
一部のサイトで「PayPay」と「メルペイ」が使えると書いてあるところがありますが、これは一部店舗のみ・キャンペーン期間中のみの開催で、全国のイオンで必ずしも使える訳ではありません。むしろ使えない店舗の方が多いです。
AEON Payの存在もある
イオンは「Aeon Pay」の商標を持っています。
そのため、ひょっとしたらイオン独自のQRコード決済を行う可能性はあります。
イオンで売掛
売掛とはいわゆる、ツケ払い・請求書による後払いのことです。
イオンでも売掛は可能ですが個人はほぼ無理ですし、一般企業でもほとんど無理です。
基本的にイオンで売掛を依頼して対応してもらえるのは、イオングループの企業及び官公庁・自治体(いわゆる公的機関・部署)のみです。
民間の企業の場合、審査までの時間が相当かかるか、普通に断られます。
というのもイオンで売掛の決済は、イオングループ及び官公庁・自治体は店長でOKですが、民間になると店長の上の人になるため、簡単ではありません。
イオンで分割払いはできるか?
イオンでは家電製品も扱っているので、クレジットカードを持っていない方なら、できればローンを組んで分割払いで購入したいと考える人もいるでしょう。
結論から言えば、できる店舗とできない店舗があります。
正確にはできる人とできない人がいるということですが。
イオンではローンを組む場合の書類の書き方を今では教えていません。
そのためある程度昔からいる社員のごく一部でローンを組む場合の書類の書き方をしっている人が承ることができる状態なので、かける人がいない店舗ではローン(分割払い)を承ることができません。
何店舗かイオンを転勤してきたけど、僕以外でかける人は2人しか出会っていませんww
なのでローンで購入したい場合は、事前に購入に行くイオンで対応できるかどうか電話で確認されることをおすすめします。
イオンカードで分割払いを
なおイオンカードなら分割払いも可能です(ただし1万円以上の商品で月の支払いが3000円以上になる場合のみ)。
イオンカードを事前に作っておくことをおすすめします。
どうしても急ぐ場合は、イオンカードの即日発行が可能な店舗もあるので、即日発行を依頼して、イオンカードを受取って行うのがおすすめです。
イオンでも支払い方法は即答できない・共通の返答方法もない
イオンの店舗に電話で支払い方法を確認すると一旦、イオン共通のコールセンターに電話が転送されます。
そこで答えられるものは答えるのですが、イオンのコールセンターは答えず、店舗に転送して店舗の担当者が支払い方法を答えるようになっています。
それで何店舗かに電話で支払い方法を確認しましたが、明確にすぐに答えられる店舗は存在しませんでした。
というのもPayPayが使えたりする店舗もあれば、自治体・商店街が発行する商品券がつかえる店舗もあるので、統一の支払い方法自体がイオンに存在しないためだと推測できます。
街で地域活性化のため12000円分の金券を10000円で販売するというニュースがたまに流れますが、街にイオンがあれば対象になることもあるので、店舗で支払い方法が変わります。
イオンでお得な支払い方法は都度かわる
イオンでお得な支払い方法は、都度かわるので絶対にこれがお得!という支払い方法はありません。
というのも下記のようなセールがあるからです。
- イオンカードの支払いでポイント5~10倍(ポイント還元率は2.5~5%)
- WAONでの支払いでポイント5~10倍(ポイント還元率は2.5~5%)
つまりイオンカードとWAON、両方が使えるWAONと一体になったイオンカードが一番便利です。
その中でもWAONにオートチャージするとポイントがたまる「イオンカードセレクト」が普段のイオンの買物なら一番お得になります。
普段はイオンカードセレクトでWAONにオートチャージして買物をしているけど、イオンカードのポイント「ときめきポイント」5倍以上のセールの時はイオンカードのクレジットカード機能で支払っています。
以上、イオンの支払い方法・決済方法についてでした。
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