クレジットカード無しの生活は想像できない鈴木です。
「本当のお金持ちはクレジットカードは持っていない」
なんて書いてある本やサイトがありますが、お金持ちほどクレジットカードは持っています。その理由はクレジットカードがあると時間が節約出来るから。
お金持ちの思考ってまさに「時は金なり」です。
クレジットカードを活用することで時間を節約出来ることを知っているからクレジットカードをお金持ちほど持っています。
特に効率を重視するアメリカ人ほどクレジットカードは活用しています。
でも日本人でクレジットカードを持っていない人の理由は何でしょうか?
クレジットカードを持っていない割合を含めクレジットカードを持たない・作らない理由を説明していきます。
クレジットカードを持っていない人の割合
実際にクレジットカードを持ってない人って100人中15人もいるって知ってましたか?
クレジットカードで有名なJCBは毎年「クレジットカードに関する総合調査」というものを行っており、結果を公表しています。そこからの転載です。
その調査報告書の中にクレジットカードの保有率の資料があり、クレジットカードの保有率は年々低下しており2019年現在では84.5%となっているという報告がありました。
ここ数年は85%前後の保有率となっており、横ばいと言える数値です。
でももう少し古い資料だと2010年頃には87%ほどの保有率があり、わずかですが保有率は減ってきている傾向にあります。
年々クレジットカードの保有率が低下している理由はいろいろ考えられますが
- 電子マネー・QRコード決済の普及
- 高年齢化にともない退職した人がクレジットカードも返納している
- 若い世代が就職しない・就職できないことによりクレジットカードを持たなくなった
- 任意整理等によりクレジットカードを持てなくなった
上記のようなことが考えられます。
でも持たない理由にはなりませんよね?
就職しないでもアルバイトや派遣社員でも一定の収入があればクレジットカードは作れますから。
では何で作らないのか?持たないのか?それは全く別の理由がありました。
持たない理由トップは「使いすぎる心配があるから」
ジャパンネット銀行のサイトでちょっと古いですが、2014年に行われたアンケートの結果が掲載されていました。
上記を見てもらう通り、1位は「使いすぎる心配があるから」となっています。
- 1位:使いすぎる心配があるから
- 2位:card情報漏洩などセキュリティの問題が心配だから
- 3位:カードの審査が不安だから
- 4位:支払いが後回しになるから
- 5位:カードを紛失するのが心配だから
なんか2位以下ってとってつけたような理由に思えてしまうのですが。
電子マネーやQRコードが普及した今だとそれで十分だからと答える人も多そうですね。
使いすぎる心配
確かにこれはありそうです。
複数枚クレジットカードを持ってしまうとその可能性は更に高くなると思いますし、若い年齢で持ってしまうと使いすぎる傾向はあると思います。
この理由には納得しますが、それでも持っていた方が便利ですよね。
使いすぎるのが怖いのなら限度額を低めに設定してもらうことも可能です。
またはキャッシングをしてしまうかも・・・ということであればキャッシング枠0円のクレジットカードを作れば良いだけです。
セキュリティ問題
確かにたまにクレジットカード情報が漏洩した!というニュースは流れますが、それによる被害にあった人ってどれぐらいいるのえしょうか?
実際の割合では0.1%もいないそうです。
それにクレジットカードの情報が漏洩した場合、不正に使われるという事が一番怖いのだと思いますが、クレジットカードには不正で使われた場合、保証してくれる保険がついています。
気づくのが遅い場合は、自分で一時的には負担をしないといけないかもしれませんが、実質的な損害はほぼありません。
セキュリティを気にしているのにスマホを使っているのならそれはあまりにも矛盾しています。
スマホの方がより落とす可能性が高いですし、個人情報は他人も分も含めて多くなっています。
またポイントカードを複数枚持っているのなら、その方が個人情報がいろいろと利用されていますからね。
クレジットカードよりもポイントカードの方が圧倒的に個人情報は利用されていますよ。
- クレジットカードのセキュリティ=実はほぼ実害が無い
- スマホ=無くすと自分だけではなく他人の個人情報も漏洩させる
- ポイントカード=あなたの情報を一番漏らしているもの
カードの審査が不安だから
この理由は今ひとつ理解出来ないのですが、一旦申し込んで駄目なら駄目で良いと思うのですが。
申し込む前に諦めてしまうのはどうなのでしょうか?
例えば過去に自己破産や任意整理をしている人なら解るのですが、1度もそういう事をした事が無く定期収入のある人ならまず作れてしまうんですけどね。
もちろん、クレジットカードにもよりますが。
支払いが後回しになる
クレジットカードのメリットの1つに支払いを後に出来るという事がありますが、逆にこれが理由になっているとは・・・・
それなら確かにクレジットカードは持てませんね(苦笑)
こういう場合はデビットカードを持てば解決します。
デビットカードは銀行口座と結びついていて、デビットカードで使うと即座に銀行口座から使った分が支払われます。だから後払いにならないのでデビットカードを使うことをおすすめします。
ただしクレジットカードでは無いので携帯電話の支払い等には使えないことがほとんどです。
カードを紛失するのが心配
カードを紛失するのが心配ということは、落とすのが心配だからという理由でお金も持たないのかな?と思ったり。
お金は落としても戻ってくる事は少ないです。
しかしクレジットカードであれば戻ってくる可能性も高いですし、万が一落としてしまったらカード会社に報告すればすぐに使えないようにしてくれます。
- お金を落とす=ほとんど戻って来ない
- クレジットカードを落とす=戻ってくる確率は高い
と言えます。
ほとんどのクレジットカード会社は24時間m紛失した場合の対応をしてくれます。
大金を持つよりもよっぽど安全であり、落としても損害がほぼ無いのがクレジットカードです。
現金を持ち歩く方がよほど怖いです。
クレジットカードの方が落として不正に誰かに使われてしまってもクレジットカードについている保険で賄えます。
- お金を落とす=誰も補償してくれない
- クレジットカードを落とす=クレジットカード会社が補償してくれる
まったく理解してないからカードを落とすことを怖がるんですよね。
クレジットカードを持たない理由の多くは正確に知らないから
こう書いてしまうと何ですが、セキュリティ問題とか紛失と答えている人の多くはクレジットカードに関する知識が無いためです。
これはお金に関する事を義務教育でも高校でも教えないという日本の教育の問題でもあるのですが、もしクレジットカードを作らない理由がセキュリティとか紛失ならば、考え方を改めてみてもいいのではないでしょうか?
クレジットカードは正しく使えば、非常に便利で現金を沢山持ち歩くよりも安全なものです。
またクレジットカードで時間の節約にもなります。
例えばamazonで買物をしたいのにクレジットカードが無い、慌ててコンビニにamazonのプリペイドカードを購入に行くなんてまさに時間の無駄です。
代金引換にして余分な手数料を払うのも非常にもったいないです。
それならクレジットカードを作っておいた方が時間の節約にもなりますし、損もしません。
クレジットカードを作ろう!
クレジットカードは正しく使い、正しく理解していれば、現金よりも圧倒的にお得ですし、安全な決済手段です。
むしろ持っていない方が圧倒的に生活の不自由度があがって、不便になります。
QRコード決済や電子マネーで支払っているから別にクレジットカードが無くても困ってない、という人もいます。
でもQRコード決済も電子マネーも、現金チャージからクレジットカードチャージに切り替えるだけで、0.5~1.5%くらいお得になります。
例えば普段はSuicaで支払っているという人なら、ビューカードを作ってビューカードでオートチャージするだけで、チャージした金額の1.5%がポイントで戻ってきます。
1万円チャージしたら150円分です。ペットボトル1本分がただになる計算です。
つまり現金チャージ1万円するこでペットボトル1本分を損していることになります。
是非、この機会にクレジットカードを作ってない・持っていないのであれば検討してくださいね。
以上、クレジットカードを持たない・作らない理由、クレジットカードを持っていない人の割合についてでした。
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