楽天やamazonも使うけど、Yahoo!ショッピングでの買物も多い鈴木です。
Yahoo!ショッピングの利用でポイントがザクザク貯まるだけでなく、PayPayに唯一クレジットカードでチャージできるYahoo!JAPANカード(通称 ヤフーカード)、作ろうかどうか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
実際にYahoo!JAPANカードを作って利用している立場から、メリットからデメリットまで詳しく解説します。
ネットだけでなく、スーパーやドラッグストアでもお得なクレジットカードだけに、きっと読み終わった頃には作っておけばよかった!と思いますよ。
Yahoo! JAPANカードとは
Yahoo! JAPANカードはYahoo!グループ(ソフトバンクグループ)のワイジェイカード株式会社が発行しているクレジットカードです。
Yahoo!JAPANカードと呼んでいると長くて面倒なので公式サイトでは下記のように説明しています。
「ヤフーカード」は「Yahoo! JAPANカード」の愛称です。
ここでもヤフーカードと愛称で書いていきます。
Yahoo!ショッピングやロハコ等のヤフーグループのネットショップ・ECサイトを利用するのなら絶対にお得なクレジットカードです。
もちろんそれだけではありません。
ヤフーカードはTポイントが貯まりやすい
ヤフーカードで貯まるポイントは、共通ポイントとしては人気のTポイントです。
100円につき1ポイントが貯まり1ポイントは1円相当で利用できるので、ポイント還元率は1%となるポイント還元率が普段から高いクレジットカードです。
Tポイントを集めている方なら、ヤフーカード一択です。
ヤフーカードは年会費・発行手数料ともに無料
ヤフーカードを作る場合、いくらの費用がかかるとかと言えば0円です。
年会費も発行手数料も無料なので、0円で作ることができます。
もちろん維持費もかからないので、Tポイントのポイントカードとして利用することも可能です。
ヤフーカードの審査基準
ヤフーカードの入会資格は「18歳上(高校生除く)」ということになっています。
実際に学生でもパート・アルバイトでも専業主婦(主夫)でも作っている人が多いクレジットカードなので、審査そのものはそれほど難しくはありません。
過去にクレジットカードの支払いの滞納を何度もしていた、借金が数百万単位である(住宅ローン除く)という人でなければ、ほぼ審査は通ると言われています。
ただし無職や家事手伝いだと難しいのも事実です。アルバイトやパートならほぼ審査は通っています。
実は電子マネー「Tマネー」機能付き
ほぼ使っている人がいないと思われるTマネーという電子マネー、実はヤフーカードにもTマネーの機能がついていて、現金チャージして使うことができます。
*国際ブランドでVISAを選択した場合は利用不可
ただしポイント還元率が悪すぎて(ポイント還元率0.2%)誰も使いたがらない電子マネーなので、電子マネー「Tマネー」の機能がついているくらいで理解しておいてもらえれば問題ありません。
Tマネーが使えるところはほぼクレジットカードでの支払いができるので、ヤフーカードのクレジットカード払いをした方がポイントが貯まるので、わざわざ現金チャージしかできないTマネー機能を使う人も稀でしょう。
ヤフーカードの基本情報
- 年会費・発行手数料:ともに無料
- 申込み資格:高校生を除く18歳以上
- 国際ブランド:VISA・Mastercard・JCB
- 引落口座:ほぼすべての銀行
- ポイント還元率:1%(最大3%)
- 電子マネー機能:Tマネー(VISAブランド除く)
- ポイントカード機能:Tポイント
- Apple Pay:対応
- 貯まるポイント:Tポイント
- ETCカード:発行可・年会費1枚につき500円(税別)・5枚まで発行可
- 家族カード:発行可(無料)
- 申込みから届くまで(通常申込み):1~2週間(審査は最短2分)
- 当日発行:不可
- 締日/支払日:毎月5日締切の毎月27日支払い(キャッシングは月末締め)
Yahoo! JAPANカードのメリット・特典
ヤフーカードはポイント還元率が高いこと以外にも豊富なメリット・特典があります。
- Tポイントが貯まりやすい(説明済み)
- ポイントが無駄になりにくい
- ヤフーショッピング等、ヤフーのサービスでお得
- ヤフオクの本人確認が不要になる
- Tポイント加盟店ならダブルでTポイントが貯まる
- PayPay残高にクレジットカードチャージできる
- ショッピングガード保険がついている
- 盗難保険がついている
それぞれを説明していきます。
ポイントが無駄になりにくい
ヤフーカードで貯まるポイントはTポイントですが、ファミマやヤフーショッピング、ツタヤ等で1ポイント1円として使うことができます。
クレジットカードの中には1000ポイント単位でしか使えないものもあり、使えるポイントが貯まる前にポイント有効期限がきてしまって、ポイントが無駄になることも。
ヤフーカードなら、そういう心配が無いので安心です。
ヤフーショッピング等、ヤフーのサービスでお得
ヤフーカードでヤフーショッピングやLOHACOを使うとポイントが3%も貯まります。
1ポイントは、PayPayボーナスライトなので60日間の有効期限しかありませんがPayPay残高として使えるのでPayPay支払いをしているのなら無駄になりません。
ヤフオクの本人確認が不要になる
メルカリがすっかり強くなってしまった昨今ですが、値引き交渉されるのとか面倒・・・という方だと今でもヤフオクを使っていることがありますよね。
メルカリよりは値引き交渉されにくいので楽ですから。
ヤフーカードだとヤフオクで必要な本人確認が不要になります。クレジットカードでもう情報を登録してあるので、不要になるだけですが何気に便利です。
Tポイント加盟店ならダブルでTポイントが貯まる
ファミリーマートや、ツタヤ、またウエルシア薬局やハックドラッグ等のTポイントが貯まるお店ならお買物で貯まるTポイントとヤフーカードで貯まるTポイント、ダブルで貯まるので、ザクザクとTポイントが貯まっていきます。
特に下記のスーパーを使う人なら普段の買物でダブルでポイントが貯まるので1.5%ほどのポイント還元になり非常にお得です。
マルエツ・マミーマート・東武ストア・エーコープ関東・エーコープ近畿・リンボウストア・ヤオマサ
PayPay残高にクレジットカードチャージできる
PayPayを使っている人も多いかと思いますが、PayPayにクレジットカードでチャージできるクレジットカードは、ヤフーカードのみです。
チャージによるポイントは貯まりませんが、キャンペーンは今でも時折行われているので、PayPayにクレジットカードチャージをして使いたいという方には一択です。
PayPayをインストール
ショッピングガード保険がついている
ヤフーカードを利用して1万円以上の商品を購入した時、購入日から90日以内に破損・盗難・火災などの偶然の事故によって損害をかぶった場合、補償してくれる保険がついています。
免責額(自己負担額)は3000円必要ですが、限度額は100万円までなので高額品を購入した時には安心です。
なおヤフーカードで支払っていればいいので、中古品でもヤフオクで購入したものでもOK!
ただし対象外となる商品(例・スマホやノートPC)もあるので注意してください。
盗難保険がついている
クレジットカードで怖いのが紛失・盗難の被害にあった時の不正利用ですよね。
ヤフーカードには盗難保険がついているので、盗難・紛失の被害にあって届け出た(ヤフーカードと警察両方に)日から60日前まで遡って、不正利用された分は補償されます。
現金は落としてもほぼ戻ってきませんが、クレジットカードの場合は補償されるので、現金よりも実は安全な場合が多いです。
Yahoo! JAPANカードのデメリット
ヤフーカードはメリット・特典が豊富ですが、残念ながらデメリットもあります。
- ETCカードが有料
- 少額決済にはむいてない
- あとから分割ばらいに変更できない
1つずつ説明していきます。
ETCカードが有料
ヤフーカードでETCカードも申込むことができますが、年会費が500円(税別)かかります。
無料でETCカードが持てるクレジットカードが多い中、これはデメリットです。
もちろんETCカードは別に持っているということであれば問題ないのですが、ETCカード目的で作るクレジットカードでは無いでしょう。
ただヤフーカードの変わっている点として、通常ETCカードはクレジットカード1枚に対して1枚までしか発行してもらえないのに有料とはいえ5枚(1枚ずつに年会費はかかる)までETCカードの発行が可能です。
1枚のクレジットカードでどうしても複数枚のETCカードを所有したい時には便利なクレジットカードとも言えます。
法人用ETCカードを作る場合、出資金1万円以上を支払うところが一般的だし、更にETCカード発行手数料・取扱手数料を考えると、ヤフーカードでETCカードを5枚作った方がお得なんですよね。
少額決済にはむいてない
ヤフーカードは100円未満の少額決済にはむいていません。
というのも100円につき1ポイントが貯まるので仮に99円だと1ポイントも貯まらないから
また199円の支払いでも1ポイントしか貯まりません。
ただし最近のクレジットカードは100円単位で都度、ポイントがつくことが多いので(楽天カードも同様)、致し方ないことです。
それに1000円以上で使っていれば、それほどポイントロスはありません。それほど気にするほどではないので安心してください。
いやいやできれば1ポイントも無駄にしたくない!ということであればリクルートカードのような使った金額に1.2%のポイントが加算されるクレジットカードを申し込まれるのがおすすめです。
あとから分割ばらいに変更できない
クレジットカードの中には1回払いで支払っても、後から分割払いにできるクレジットカードがあります。
残念ながらヤフーカードは後から分割払いに変更できません。
でも、後から分割払いにできないことで困るかな?と思うかもしれませんが、例えば1回払いしかできない定期券の購入の時、あとから分割払い(6ヶ月定期なら6回払い)にした方がお得な時がほとんどなので、節約術として6ヶ月定期をあとから分割払いで6回払いにしている人はいます。
もっとも分割手数料を支払いたくない!という方、つまり1回払いや2回払い、ボーナス払いのみの利用の方なら全く関係ないことです。
Yahoo! JAPANカードのQ&A
ヤフーカードを作った際に疑問に思ったこと、これから作る人が疑問に思うであろうことをQ&A形式で答えていきます。
ヤフーカードは海外でも使える?
ヤフーカードは日本国内はもちろん海外でも使うことができるクレジットカードです。
ただし海外で使う場合は国際ブランドをVISAかMastercardで選んでおくことをおすすめします。
JCBも日本人が多い地域・国だと概ね問題なく使えるのですが、それでもVISAやMastercardに比べると使える場所が少なくなります。
ソフトバンクカードと何が違うの?
同じソフトバンクグループでは「ソフトバンクカード」というカードが出ていますが、ヤフーカードとは何が違うのかな?と思う人もいますよね。
実は全く違うものです。
- ヤフーカード=クレジットカード
- ソフトバンクカード=プリペイドカード(クレジットカードでは無い)
ヤフーカードは郵送で申し込める?
残念ながらヤフーカードは郵送では申し込めません。
ヤフーカードを作るためには最初にYahoo!JAPAN IDが必要で、Yahoo!JAPAN IDはパソコンやスマホからで無ければ申し込ません。
郵送でも申し込めるクレジットカードは、手間暇がかかるため発行までの時間と経費(人件費)がかかってしまい、その分、カードのお得度が減る傾向にあります。
Yahoo! JAPANカードを作ろう
ヤフーカードの説明をしてきましたが、ヤフーのサービスを使う上でヤフーカードは本当に便利でお得なクレジットカードです。
むしろヤフーのサービスを使うのになぜヤフーカードを持っていないのか?と不思議に思えるくらい
特によく使うスーパーマーケットやドラッグストアでTポイントが貯まるのならよりお得になります。
この機会に是非、ヤフーカードを作ってくださいね。
以上、ヤフーカードについてでした。
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