三井住友カードってどうしてもお堅いイメージが拭えない鈴木です。
国内で飛行機での移動が多かったり、海外へもよく行く人だとVISAブランドのゴールドカードを1枚は持っておきたいものですよね。
VISAブランドと言えば、やはり三井住友カードを思い浮かべる人も多いと思います。特にゴールドカードになれば、ステータス性が高いことに加えて安心感があるクレジットカードとして人気です。
でも三井住友カード ゴールドは普段使いのクレジットカードとしても十分に魅力的なクレジットカードだということはご存知でしょうか?
とにかくゴールドカードを1枚作っておきたい!という方に三井住友カード ゴールドがどれだけお得か詳しく解説します。
三井住友カード ゴールドとは
三井住友カード ゴールドは、ステータス性が高いと言われている三井住友カードの中でも2番目にステータス性(権威性)が高いクレジットカードです。
ゴールドカードと言ってもいろいろ種類があり、今ではゴールドカード自体にステータス性はあまり感じられなくなった人も多いのですが、
- 三井住友カード ゴールド
- JCB ゴールド
- アメリカン・エクスプレス・ゴールド・カード
この3つのゴールドカードに関して言えばまだまだステータス性が垣間見れるゴールドカードと言えます。
三井住友カード ゴールドは年会費のかかるゴールドカード
三井住友カード ゴールドは年会費が1万円(税別)かかるゴールドカードです。
ゴールドカードの中には0円で持てるものも一部ありますが、基本的には年会費が発生します。
なお年会費は発生しますが、嬉しいことに初年度は年会費が無料です。
発行手数料等他の費用は一切発生しません。
でも年会費のかかるクレジットカードなんて必要なの?と思う方も中にはいます。
もちろん万人に必要ではありませんが、ゴールドカードが必要な人、使いたい人というのはそれなりにいるものです。
例えば下記のような人です。
- 海外旅行によく行く人
- 国内でもよく飛行機に乗る人
- ステータス性の高いクレジットカードを持ちたい人
このどれにも当てはまらないのであれば確かにゴールドカードは無意味です。
三井住友カード ゴールドは最短翌日発行で3~5日で届く
ゴールドカードともなると審査が厳しくて日数がかかると思われがちですが、三井住友カード ゴールドは最短翌日に発行されることもあり3~5日で届く場合があります。
正確には最短当日に審査結果を教えてくれて、審査に通っていれば翌営業日(金曜日だと月曜日が翌営業日)に発行されて、発送されれば3日後には届きます。
つまり月曜日に申し込んで審査に通ると火曜日に発行され水曜日に届く、という流れです。
もっとも実際にはもう少し時間はかかりますが月曜日に申し込めば木・金曜日には届いていることが多くなっています。
実はMastercardも選べる三井住友カード ゴールド
三井住友カード=VISAカード
というイメージを持っている人も多いですよね。でも三井住友カード ゴールドはVISAではなく、Mastercardも国際ブランドで選べることはご存知でしょうか?
申込画面で進んでいくとカードブランドを選べるようになっていて、VISAかMastercardか選べるようになっています。
三井住友カード ゴールドの基本情報
- 年会費:10000円+税
- 申込み資格:満30歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方
- 国際ブランド:VISA・Mastercard
- 引落口座:ほぼすべての銀行
- ポイント還元率:0.5~2.5%
- 電子マネー機能:なし
- ポイントカード機能:なし
- Apple Pay:対応
- 貯まるポイント:Vポイント
- ETCカード:発行可(年会費500円+税・1度でも利用すれば翌年度も無料)
- 家族カード:発行可(1人目:年会費無料・2人目から年会費1000円+税)
- 申込みから届くまで(通常申込み):3日~2週間
- 当日発行:不可
- 締日/支払日:15日締め翌月10日払い / 月末締め翌月26日払い(選択可)
なお30才未満の場合は、三井住友カード プライムゴールドという年会費がお得な20代限定のゴールドカードがあります。
三井住友カード ゴールドの特典・メリット
三井住友カード ゴールドにはお得な特典やメリットが数多くあります。
なお三井住友カード自体の特典・メリットも非常に多いので三井住友カード共通の特典については下記記事を参考にしてください。
上記の内容の中から絶対に知ってほしい内容をいくつかピックアップした特典と三井住友カード ゴールドのメリット・特典を紹介します。
- 国内主要空港のラウンジが無料で使える
- 一流ホテル・旅館予約をお得にできる
- 海外・国内旅行傷害保険がついている
- ゴールドカード専用のデスク(電話先)がある
- ドクターコール24というサービスで病気やケガのことで相談できる
- 普段の生活でもお得なサービスがある
順番に説明していきます。
国内主要空港のラウンジが無料で使える
ゴールドカードを選ぶ理由で最も多いのが空港でのラウンジを無料で使えることでしょう。
三井住友カード ゴールドも国内32箇所の空港ラウンジを無料で利用することができます。
一般的なゴールドカードでは当たり前のサービスですが、年会費の安いゴールドカードだと空港数が少なかったり使える回数が決まっています。
でも三井住友カード ゴールドなら回数が決まっているなんてことはなく、使える空港ラウンジの数も非常に多くなっています。
一流ホテル・旅館予約をお得にできる
Reluxという高級ホテル・旅館を厳選した宿泊予約サイトがあります。
通常でも最低保証をしていることが多いのですが、三井住友カード ゴールドの会員であれば最低価格保証された価格から更に5%OFF(紹介は7%OFF)となります。
旅行好きな方には嬉しい特典です。
海外・国内旅行傷害保険がついている
ゴールドカードにはついていることが多い海外・国内旅行傷害保険が当然三井住友カード ゴールドにもついています。
最高5000万円(自動付帯1000万円・利用付帯4000万円の合計)がついており、旅行にも安心です。
ゴールドカード専用のデスク(電話先)がある
クレジットカード会社への電話はつながらない、待たされる、ということで有名ですが、三井住友カード ゴールドを持っているとゴールド会員専用の電話番号があるので、ほとんど待たされることなく電話で問い合わせをすることが可能です。
ドクターコール24というサービスで病気やケガのことで相談できる
国内での急病やケガ、病院に行くほどでも無いと思うけど心配な状況の時など、医師や保健師・看護師が24時間・年中無休で電話相談に乗ってくれるサービスがドクターコール24です。
とっさの判断ができない状況の時に気軽に24時間きけるサービスというのは嬉しいですよね。
普段の生活でもお得なサービスがある
三井住友カードは銀行系クレジットカードで、それほどお得では無いと思われがちですが、普段の買物でも非常にお得な特典があります。
- セブンイレブン・ファミマ・ローソン・マクドナルドでいつでもポイント5倍
- 選んだ3店でいつでもポイント2倍
- イオンでお得な電子マネーWAONにオートチャージ可能
3大コンビニとマクドナルトで三井住友カードを利用するとポイントが5倍でポイント還元率はなんと2.5%にもなります。
また西友やアピタ、イズミ等のスーパーマーケットやセイコーマート等のコンビニでも3店舗までならいつでもポイント2倍になるのでポイント還元率は1%に!
またあまり知られていませんが、三井住友カード専用の電子マネーWAONカード(別途300円必要)があり、三井住友カードでオートチャージして使うことができます。
WAONなのでイオンでの利用でいつでもポイントが2倍でポイント還元率は1%に(WAONのポイントです)。
もちろん20・30日のイオンのお客さま感謝デーで利用すれば5%OFFになります。
普段使いでもポイント還元率が1%となることが多いお得なクレジットカードです。
三井住友カード ゴールドのデメリット
三井住友カード ゴールドにもデメリットはあります。
- 年会費が高い
- 通常のポイント還元率は高くない
年会費が高い
年会費が1万円(プラス消費税)がかかるというのはやはりデメリットです。
年会費は最大で4000円+税まで安くすることはできますが、最大の割引を適用させると思った以上の金利がかかってしまうこともあり(リボ払い専用コースに変更するため)、おすすめはできません。
もっとも年会費1万円というのは、三井住友カード ゴールドの特典をきちんと使えばむしろ安いので、年会費が高い!と思うのであれば、選ばない方がいいでしょう。
通常のポイント還元率は高くない
三井住友カード ゴールドの通常のポイント還元率は0.5%です。
つまり200円で1ポイント(1ポイントは1円相当)で、年会費無料の楽天カードやヤフーカードよりも悪いと言えます。
ただステータス性の高いクレジットカードというものは概ねこんなものなので、光熱費や携帯電話代を支払うクレジットカードは別にポイント還元率の高いクレジットカードで支払えばいいのではないでしょうか?
あくまでも三井住友カード ゴールドというステータス性とゴールドカードのメリットを求める方用のクレジットカードなので、その辺りは致し方ないかな?と思います。
三井住友カード ゴールドのQ&A
三井住友カード ゴールドを作る際に疑問に思うであろうことをQ&A形式で答えていきます。
カード面の金色と黒は選べるの?
公式サイトを見てもらうと三井住友カード ゴールドはカード面全体が金色のものと黒地にゴールドの文字の2タイプがあります。
この2種類のうち、好きな方を選べるのかな?と思う人もいるでしょう。
申込み画面で進んでいくと選べるようになっているので安心してください。
通常デザインとグリーンで選べるようになっているので、好みの方を選んでもらえれば大丈夫です。
三井住友カード ゴールドは本当に世界中で使えるの?
三井住友カード ゴールドを選ぶ理由の中で、VISAのマークがついたクレジットカードが世界中でもっとも使えるから、という人がいます。
でも本当に世界中で使えるのかな?と思うかもしれませんね。
世界中で使えるというのは、正確には世界でもっともVISAカードが使えるお店・サービスが多いという意味です。
クレジットカードが使えるお店ならほぼVISAのマークがついた三井住友カード ゴールドで支払えますが、ごく稀に使えないところがあるのも事実です。
その場合はMastercardが使えたりするので、念の為にマスターカードのマークが入った年会費無料のクレジットカードを予備カードとして持っていくのがおすすめです。
おすすめはちょっとマニアックですが、横浜インビテーションカードというクレジットカード。
年会費無料なのに最高2000万円の海外旅行傷害保険(自動付帯)がついているので、予備カードに最適です。
三井住友カード ゴールドの審査は難しい?
正直なところ三井住友カード ゴールドの審査は他のクレジットカードと比べて難しくなっています。
と言っても極端に難しい訳ではなく、正社員・公務員・士業・経営年数の長い個人事業主であれば、ほぼ審査は通ります。
パート・アルバイトや専業主婦、経営年数の短い個人事業主だと審査で落ちることが多くなっています。
ただこれくらいのハードルがあるからこそ、三井住友カード ゴールドというステータス性が確保されてきていると言えます。
なお年収で言えば最低で300万円くらいで通るとネット上では言われているので年収のハードルはそれほど高い訳ではありません。
JCBゴールドとどっちがいい?
非常に難しいのですが、ゴールドカードのメリット自体はJCBゴールドの方が上です。
ただし海外でクレジットカードが使える店舗数・サービス数は三井住友カード ゴールドの方が断然上です。
- ゴールドカート特典はJCBゴールドの方が上
- 海外で使える店舗やサービスは三井住友カード ゴールドの方が上
海外旅行や海外出張が多いのであれば、現地より使える三井住友カード ゴールドがいいと思いますが、国内での空港利用が主たるゴールドカード利用目的なら、JCBゴールドがおすすめです。
三井住友カード プラチナをいきなり申込むのはあり?
三井住友カード ゴールド以上に審査が厳しくなる三井住友カード プラチナですが、当然新規申込みを受け付けているので、最初から申込むのも当然ありです。
ただ利用可能枠が300万円~となっているプラチナカードですから、当然最低でもこの2倍以上の年収が無ければ審査は通らないと考えるべきでしょう。普通に考えれば3倍は必要でしょうね。
今申し込んでもお得?
世界中がウイルスの影響で揺れ動きている現在、ゴールドカードのメリットは半減していると言えるので、今申し込んでお得か?と聞かれると、微妙ですとしか答えられないです。
ただし、ゴールドカードというステータスが欲しい方には関係ないことではないでしょうか?
三井住友カード ゴールドを作ろう
三井住友カード ゴールドについて長く説明してきましたが、ステータス性があり、長く使えるクレジットカードを求めている方にはおすすめです。
ゴールドカードと言えばAmerican Expressのゴールドカードもいいのですが、少し嫌味に感じられることもあります。
でしゃばらず、地味に、でもステータス性の高さはアピールできる三井住友カード ゴールドはゴールドカードを求めている方におすすめです。
是非、この機会に三井住友カード ゴールドを作ってくださいね。
以上、三井住友カード ゴールドについてでした。
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