ゴールドカードは空港ラウンジが使いたくて作った鈴木です。
持つと少しうれしいゴールドカード、でも年会費が1万円以上するものが多く申込むのに躊躇してしまっている方も多いのではないでしょうか?
だから年会費が安いけどお得なゴールドカードを探している方に年会費5000円以内のお得なゴールドカードを紹介します。
年会費5000円以内のゴールドカード
そもそも年会費5000円以内のゴールドカードってあるの?思う方も多いと思いますが、いくつか存在します。
- 楽天ゴールドカード=年会費2000円(税別)
- Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD=年会費1805円(税別)
- MUFGカード ゴールド=年会費1905円(税別)
- TRUST CLUBエリートカード=年会費3000円(税別)
- UCSゴールドカード=年会費3000円(税別)
- JCB GOLD EXTAGE=年会費3000円(税別)
- エポスゴールドカード=年会費4546円(税別)
- NTTグループカードゴールド=年会費5000円(税別)
- 三井住友カード プライムゴールド=年会費5000円(税別)
- エムアイカード ゴールド=年会費5000円(税別)
おそらく5000円以内のゴールドカードとなると上記のものだけだと思うのですが、下の3つは税込みにすると5000円を越えてしまうため、除きます。
すると7つが5000円未満のゴールドカードとなります。
上記の加えてインビテーション制(招待制)の無料ゴールドカードもあります。
- イオンゴールドカード
- セブンカード・プラス(ゴールド)
- エポスゴールドカード=インビテーション制と通常入会がある
無料でもインビテーション制で年間100万円くらいを使うことが条件になっているため、今回の格安ゴールドカードの中にはイオンゴールドカードとセブンカード・プラス(ゴールド)は含めません。
ゴールドカードに求めるもの
格安であろうと、年会費1万円以上であろうと、ゴールドカードに求めるものは下記の項目ではないでしょうか?
- 国内空港ラウンジが無料で使える
- 海外旅行傷害保険がついている
- 海外旅行傷害保険はできれば自動付帯がいい
- 海外傷害・疾病治療費用は200万円以上がいい
- 海外傷害・疾病治療費用も出来れば自動付帯がいい
年会費が1万円以上のゴールドカードになれば、ゴールド会員専用のコールセンターなり、高級ホテル・旅館の予約特典を求めることもでてくるでしょう。
でも格安ゴールドカードなら、そういったゴールド会員(ドヤっ)という特典よりもずばり先に挙げた5つの項目ですよね。
だからこの5つの項目の良し悪しでランキングを決めています。
旅行傷害保険については下記記事をご覧ください。
おすすめ格安ゴールドカード
7つの格安ゴールドカードの中でおすすめのゴールドカードをランキング形式で紹介していきます。
1位:UCSゴールドカード
多くの方が知らないゴールドカードだと思いますが、東海・北陸地方をメインに展開しているスーパーマーケット「アピタ」「ピアゴ」でお得になるクレジットカードです。
最近ではドン・キホーテでもお得になります。
アピタやピアゴ、ドン・キホーテを利用しないとメリットは半減してしまいますが、旅行傷害保険や空港ラウンジにおいて5000円未満のクレジットカードの中では最高クラスです。
- 海外旅行傷害保険:最高5000万円(自動付帯)
- 国内旅行傷害保険:最高1000万円(利用付帯)
- 海外傷害・疾病治療費用:200万円限度(自動付帯)
- 国内空港ラウンジ利用可能箇所:28空港
- 年会費:3000円(税別)
上記に加えてロードサービス(JSR)もついており、空港ラウンジを使い、普段は車に乗っている人なら、それだけで3000円以上の価値があるゴールドカードになります。
ただし、流通系クレジットカードの割には今回の格安ゴールドカードの中で最も審査基準が厳しいゴールドカードになっています。
勤続5年以上、本人年収500万円以上で30歳以上の方、安定した収入があり、社会的信用を有する方
普通の銀行系クレジットカード以上の審査基準ですね。
その代わり前述した通り、特典は充実しており、イチオシの格安ゴールドカードです。
2位:JCB GOLD EXTAGE
20歳以上29歳以下が申し込めるJCBのオリジナルシリーズのクレジットカードです。
UCSゴールドカードよりも全国的には使いやすいので、1位にしようかどうか悩みましたが、ロードサービスという特典があるUCSゴールドカードを1位にしています。
だからアピタやピアゴ、ドン・キホーテを利用しない、そしてロードサービスは不要という方ならこちらが実質1位となります。
- 海外旅行傷害保険:最高5000万円(利用付帯)
- 国内旅行傷害保険:最高5000万円(利用付帯)
- 海外傷害・疾病治療費用:200万円限度(自動付帯)
- 国内空港ラウンジ利用可能箇所:32空港
- 年会費:3000円(税別)
ただしUCSカードは海外旅行傷害保険が自動付帯でしたが、こちらは利用付帯となるため、魅力は半減します。
また自動更新時にほぼゴールドカードに更新されるため、年会費が3000円でいられるのは5年間ほどです。
でも若年層向けのゴールドカードのため作りやすいゴールドカード、初めて作るゴールドカードとしてはおすすめです。
3位:TRUST CLUBエリートカード
あまり有名では無いですが、三井住友トラストグループが発行するクレジットカードです。
カードの額面はまるで新型の三井住友カードのようでステータス制もあります。
- 海外旅行傷害保険:最高3000万円(利用付帯)
- 国内旅行傷害保険:最高3000万円(利用付帯)
- 海外傷害・疾病治療費用:150万円限度(自動付帯)
- 国内空港ラウンジ利用可能箇所:31空港
- 年会費:3000円(税別)
上位2位の格安ゴールドカードに比べ海外旅行傷害保険の金額が落ちること、ポイント還元率が低いこと(ほぼ0.5%)から3位としています。
第4位:楽天ゴールドカード
国内空港のラウンジは年に2回使えればいい、と割り切れる方向きのクレジットカードです。
楽天市場等の楽天のサービスを使う人であればザクザクとポイントが貯まります。
- 海外旅行傷害保険:最高2000万円(自動付帯)
- 国内旅行傷害保険:-
- 海外傷害・疾病治療費用:200万円限度(自動付帯)
- 国内空港ラウンジ利用可能箇所:28空港(ただし年2回まで)
- 年会費:2000円(税別)
国内旅行傷害保険が無いこと、国内線空港ラウンジが年に2回までしか無料にならないことから、4位という結果にしました。
第5位:エポスゴールドカード
年会費が税込ちょうど5000円のゴールドカードですが、ゴールドカードの特典的には他の格安ゴールドカードに見落としります。
- 海外旅行傷害保険:最高1000万円(自動付帯)
- 国内旅行傷害保険:-
- 海外傷害・疾病治療費用:300万円限度(自動付帯)
- 国内空港ラウンジ利用可能箇所:19空港
- 年会費:4546円(税別)
ただし、国内空港ラウンジの利用箇所は減っているものの主要な空港は抑えていますし、海外旅行時の傷害・疾病治療費用300万円限度は格安ゴールドカードの中では最高レベルです。
旅行傷害保険の最高金額はどうでもいいから、傷害・疾病治療費用が高いものの方が大切だ!という方も多くいます。
実際、海外で死亡や後遺障害のケガをすることよりも、病気や普通にケガをした時の方がお金がかかる分、とても重要です。
5000円を超えるけどおすすめしたいエムアイカード ゴールド
三越・伊勢丹グループの百貨店でお得になると言われているエムアイカード ゴールドは年会費5000円(税別)となっていますが、年会費1万円クラスのゴールドカード並の特典がついています。
- 海外旅行傷害保険:最高1億円(自動付帯5千万円・利用付帯5千万円の合計)
- 国内旅行傷害保険:最高5000万円(利用付帯)
- 海外傷害・疾病治療費用:300万円限度(自動付帯)
- 国内空港ラウンジ利用可能箇所:30空港
- 年会費:5000円(税別)
三井住友カード ゴールド(年会費税別1万円)よりも海外旅行傷害保険の最高保障額は上になっています。
しかも他のゴールドカードでは滅多についていない羽田空港国際線ラウンジTIATが無料で利用できる数少ないゴールドカードです。
ゴールドカードにありがちなポイント還元率0.5%ということもなく、通常ポイント還元率は1%となっているのもおすすめのポイントです。
おすすめできない格安ゴールドカード
- MUFGカード ゴールド
- Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD
上記の2つの格安ゴールドカードは、国内線の空港ラウンジが使えないため、ゴールドカードに空港ラウンジの特典を希望する人にとっては、意味の無いゴールドカードとなります。
MUFGカード ゴールド
- 海外旅行傷害保険:最高2000万円(自動付帯)
- 国内旅行傷害保険:最高2000万円(利用付帯)
- 海外傷害・疾病治療費用:200万円限度(自動付帯)
- 国内空港ラウンジ利用可能箇所:国際線のみで7空港
- 年会費:1905円(税別)
このカードの唯一の利点は今回紹介しているゴールドカードの中で唯一18歳以上(高校生除く)から申し込めることです。
Orico Card THE POINT PREMIUM GOLD
- 海外旅行傷害保険:最高2000万円(自動付帯)
- 国内旅行傷害保険:最高1000万円(利用付帯)
- 海外傷害・疾病治療費用:200万円限度(自動付帯)
- 国内空港ラウンジ利用可能箇所:0箇所
- 年会費:1805円(税別)
年会費1万円以上のゴールドカードでも1年近くは無料で試せる
格安ゴールドカードではなく年会費1万円以上する一般的なゴールドカードでも1年間は年会費無料となっていることが数多くあります。
例えば三井住友カード ゴールドや、JCBゴールドカードなどです。
これらのゴールドカードを契約して1年近く(正確に11ヶ月目に解約をした方が年会費が発生しない)は無料で使えるので試しに使ってみるのもいいのではないでしょうか?
格安ゴールドカード以上の手厚さがあるので、1万円以上の年会費を払ってでも続けたいと思えば続ければいいだけですから。
番外 おすすめゴールドカード
イオンカードのゴールドカードはインビテーション制(招待制)のゴールドカードですが、ゴールドカードとしてはそれなりです。
- 海外旅行傷害保険:最高5000万円(利用付帯)
- 国内旅行傷害保険:最高3000万円(利用付帯)
- 海外傷害・疾病治療費用:300万円限度(自動付帯)
- 国内空港ラウンジ利用可能箇所:6箇所(羽田・成田・千歳・伊丹・福岡・那覇)
- 年会費:0円(ただしインビテーション制・年間100万円利用が目安)
空港ラウンジで上記の6つに加えて、中部国際空港と関西国際空港、仙台国際空港があれば十分な人も多いと思うので、残り3つを加えてくれれば嬉しいですよね。
イオンゴールドカードについての詳細は下記記事をご覧ください。
空港ラウンジ 対応表
今回紹介しているゴールドカードで利用できる空港ラウンジの一覧です。
参考までに一番左は年会費1万円(税別)の三井住友カード ゴールドを掲載しています。
*2020年7月15日現在
空港名 | 三井住友 カード ゴールド |
UCS ゴールド カード |
MUFG カード ゴールド |
楽天 ゴールド カード |
TRUST CLUB エリート カード |
JCB GOLD EXTAGE |
エポス ゴールド カード |
---|---|---|---|---|---|---|---|
新千歳 空港 |
◯ | ◯ | ◯ (国際線のみ) |
△ | ◯ | ◯ | ◯ |
函館空港 | ◯ | ◯ | – | △ | ◯ | ◯ | ◯ |
旭川空港 | ◯ | – | – | – | ◯ | ◯ | – |
青森空港 | ◯ | ◯ | – | △ | ◯ | ◯ | – |
秋田空港 | ◯ | ◯ | – | △ | ◯ | ◯ | – |
仙台国際 空港 |
◯ | ◯ | – | △ | ◯ | ◯ | ◯ |
新潟空港 | ◯ | ◯ | – | △ | ◯ | ◯ | – |
富山空港 | ◯ | ◯ | – | △ | ◯ | ◯ | – |
小松空港 | ◯ | ◯ | – | △ | ◯ | ◯ | ◯ |
中部国際 空港 |
◯ | ◯ | ◯ (国際線のみ) |
△ | ◯ | ◯ | ◯ |
富士山静岡 空港 |
◯ | – | – | – | ◯ | ◯ | – |
成田国際 空港 |
◯ | ◯ | ◯ (国際線のみ) |
△ | ◯ | ◯ | ◯ |
羽田空港 | ◯ | ◯ | ◯ (国際線のみ) |
△ | ◯ | ◯ | ◯ |
伊丹空港 | ◯ | ◯ | – | △ | ◯ | ◯ | ◯ |
関西国際 空港 |
◯ | ◯ | ◯ (国際線のみ) |
△ | ◯ | ◯ | ◯ |
神戸空港 | ◯ | ◯ | – | △ | ◯ | ◯ | ◯ |
岡山空港 | ◯ | ◯ | – | △ | ◯ | ◯ | – |
広島空港 | ◯ | ◯ | – | △ | ◯ | ◯ | ◯ |
米子空港 | ◯ | ◯ | – | △ | ◯ | ◯ | – |
山口宇部 空港 |
◯ | ◯ | – | △ | ◯ | ◯ | – |
出雲 縁結び空港 |
◯ | – | – | – | ◯ | ◯ | – |
徳島空港 | ◯ | ◯ | – | △ | ◯ | ◯ | – |
高松空港 | ◯ | ◯ | – | △ | ◯ | ◯ | – |
松山空港 | ◯ | ◯ | – | △ | ◯ | ◯ | ◯ |
福岡空港 | ◯ | ◯ | ◯ (国際線のみ) |
△ | ◯ | ◯ | ◯ |
北九州空港 | ◯ | ◯ | – | △ | ◯ | ◯ | ◯ |
長崎空港 | ◯ | ◯ | – | △ | ◯ | ◯ | ◯ |
大分空港 | ◯ | ◯ | – | △ | ◯ | ◯ | ◯ |
熊本空港 | ◯ | ◯ | – | △ | ◯ | ◯ | ◯ |
宮崎空港 | ◯ | – | – | – | – | ◯ | – |
鹿児島空港 | ◯ | ◯ | – | △ | ◯ | ◯ | ◯ |
那覇空港 | ◯ | ◯ | – | △ | ◯ | ◯ | ◯ |
ダニエル・K・ イノウエ 国際空港 |
◯ | ◯ | ◯ (国際線のみ) |
△ | – | ◯ | ◯ |
韓国 仁川空港 |
– | – | – | △ | – | – | ◯ |
空港ラウンジ数が多少、少なかったとしても多くの人には関係ないということがわかると思います。
格安ゴールドカードのQ&A
格安ゴールドカードを作る際に疑問に思うであろうこと、実際に僕自身が悩んだことをQ&A形式で答えていきます。
格安ゴールドカードでも審査基準は厳しい?
格安と言えどもゴールドカードはゴールドカードです。そのため一般カードよりは審査基準は厳しくなっています。
ほとんどの場合、安定した収入ということが求められるので、学生や専業主婦(主夫)だと作れないことがほとんどです。
またパート・アルバイトでもかなり厳しくなってきます。
ただし今回紹介したゴールドカードの中の「エムアイカード ゴールド」の公式サイトに下記のように書かれていました。
Q.専業主婦でもゴールドカードを持つことはできますか?
A.専業主婦の方もご利用いただいている方はたくさんいらっしゃいます!
エムアイカードゴールドや楽天ゴールドカードはやや審査基準が甘いようなので、パートやアルバイト、専業主婦(主夫)の方でも狙ってみる価値はありそうです。
格安ゴールドカードだと恥ずかしくない?
誰に対して恥ずかしいのか?ということを最初に考えた方がいいでしょう。
- 一緒に旅行に行く人に対して(家族・恋人)
- 空港ラウンジの受付の人
- ショッピングで(お店の人)
- 自分自身
僕自身、お店で働いていたからわかるけど、もう人のクレジットカードの種類なんて全く気にしていません。というかそんなこと考えるのが面倒です。
空港ラウンジの受付の人にしても1日何十人・何百人も対応しているので、一々、どのクレジットカードかなんて気にしていません。
だから恥ずかしいと思うのが一緒に旅行に行く人に対してなら、付き合い方が間違っているのかもしれません。
もちろん、恋人に見栄をはりたいという気持ちもよくわかります。
その場合、今回紹介しているクレジットカードの中なら下記のものならある程度はステータス性は高いと言えます。
- MUFGカード ゴールド
- TRUST CLUBエリートカード
- JCB GOLD EXTAGE
- エムアイカード ゴールド
空港ラウンジはいつでも使えるものなの?使い方は?
空港ラウンジを無料で使うためには
- 該当の空港ラウンジを無料で使えるクレジットカード
- 当日の搭乗券もしくは搭乗することが証明できるもの
この2つが必要です。
使い方は簡単で受付でこの2つを見せるだけ!
そして空港ラウンジはいつでも使えるのか?という疑問に関しては、使えない時もあります。
過去に経験したことだと、羽田空港のラウンジで「満席のために待つか違うラウンジを利用してください」と言われたことがありますよ
羽田空港や成田空港のように利用者が多い空港のラウンジだと満席になることがあり、使えなくなることもあります。
満席を超えて人を入れてしまうと空港ラウンジで大切な「くつろぎの空間」というものが失われてしまうため、断られることもあります。
稀に空調設備のために臨時で閉鎖される場合もあります。
ゴールドカードを作ろう!
年会費の安い格安ゴールドカードについて説明してきました。
格安に関わらず、ゴールドカードには一般カードには無い、ゴールドカードならではのメリットがあります。
特に空港を使う、海外に行くとなった時にはゴールドカードがあると無いでは安心感・サポートは全く異なってきます。
是非、この機会にゴールドカードを作ってみてはいかがでしょうか?
以上、年会費5000円以内の安いおすすめ格安ゴールドカードについてでした。
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