クレジットカードは現在15枚以上を所有している鈴木です。
人気のクレジットカード、三井住友カードにはいろいろな特典・メリットがありますが、カードのグレードによって異なっている部分が多く、公式サイトでも説明がいろいろと分散していて、わかりにくい状態です。
そこで三井住友カードの中でもスタンダードカードとされている13枚のクレジットカードの共通の特典・メリットをまとめました。
三井住友カードを作ろうかな?と思っている方の参考になれば幸いです。
- 共通の特典・メリットのある三井住友カードについて
- 三井住友カードの共通の特典・メリット
- セブンイレブン・ファミマ・ローソン・マクドナルドでいつでもポイント5倍
- ココイコでポイント2~4倍
- ポイントアップモールで2~20倍のポイントが貯まる
- 選んだ3店でいつでもポイント2倍
- 三井住友カードiDが使える
- Apple Payが使える
- Google Payが使える
- 電子マネーWAONにオートチャージが可能&WAON特典が使える
- 交通系電子マネーPiTaPaの発行が可能
- ETCカードの発行が可能
- 家族カードの発行が可能でお得
- インターネット決済専用のバーチャルカードが発行可能
- VISAのタッチ決済にも対応
- 年会費の割引サービスで年会費を安くすることが可能
- VISAとMastercard、両方のクレジットカードを発行してもらえる(デビュープラス・RevoStyle除く)
- 支払日が10日と26日から選べる
- ショッピング補償がついている
- クレジットカードの盗難・紛失補償がある
- 旅行傷害保険がついている(デビュープラス・RevoStyle除く)
- あとから分割払いに対応
- 三井住友カードに関するQ&A
共通の特典・メリットのある三井住友カードについて
三井住友カードが発行しているクレジットカードは全部で300種類以上あります。
ただその中でも大きくは2つにわかれます。
- 三井住友カードのスタンダードカード
- 三井住友カードと提携して発行されている提携カード
提携カードは提携先によって特典・メリットが全く異なるため、ここでは一般的な下記の三井住友カードの13枚のスタンダードカード 共通の特典・メリットを紹介しています。
13枚もあって、どれを選べば良いかわからない!という方は下記記事をご覧ください。
三井住友カードの共通の特典・メリット
三井住友カードの共通の特典・メリットは下記の通りです。
- セブンイレブン・ファミマ・ローソン・マクドナルドでいつでもポイント5倍
- ココイコでポイント2~4倍
- ポイントアップモールで2~20倍のポイントが貯まる
- 選んだ3店でいつでもポイント2倍
- 三井住友カードiDが使える
- Apple Payが使える
- Google Payが使える
- 電子マネーWAONにオートチャージが可能&WAON特典が使える・家族カードにも可能
- 交通系電子マネーPiTaPaの発行が可能・家族カードにも可能
- ETCカードの発行が可能(初年度無料・年会費550円・年1回以上の利用で年会費無料)
- 家族カードの発行が可能でお得(初年度無料・翌年度規定の年会費・年3回以上の利用で年会費無料)
- インターネット決済専用のバーチャルカードが発行可能
- VISAのタッチ決済にも対応
- 年会費の割引サービスで年会費を安くすることが可能
- VISAとMastercard、両方のクレジットカードを発行してもらえる(デビュープラス・RevoStyle除く)
- 支払日が10日と26日から選べる
- ショッピング補償がついている
- クレジットカードの盗難・紛失補償がある
- 旅行傷害保険がついている(デビュープラス・RevoStyle除く)
- あとから分割払いに対応
それぞれを詳しく説明していきます。
セブンイレブン・ファミマ・ローソン・マクドナルドでいつでもポイント5倍
意外と知られていない、三井住友カードでもっともお得とも言える特典が、コンビニ3社とマクドナルドで三井住友カードで支払うと、いつでもポイント5倍という特典です。
- セブンイレブン
- ファミリーマート
- ローソン
- マクドナルド
コンビニに関して言えばこの3社で全国の9割を占めているため、コンビニを利用する人でこの3社を使わないでいられる人なんて、ほぼいないですよね。
ポイントは200円(税込)で1っポイント貯まります。
ポイントは三井住友カードのVポイントで、1ポイントは1円相当です。
セブンイレブンだとセブンカード・プラスが、ファミマであればファミマTカードが最もお得ですが、それは他の割引サービスや加算ポイントがあるから。
割引サービスが加算ポイントが無ければ、通常のポイントは三井住友カードの半分以下しかありません。
このコンビニ3社を日によって変えるという人であればポイントの分散も防げるのでよりお得になります。
なお18才から25才が持てる「三井住友カード デビュープラス」なら通常ポイントが2倍なので、ポイント6倍、ポイント還元率で言えば3%と驚異の数字になります。
ココイコでポイント2~4倍
ココイコとは、ココイコに加盟している店舗に買い物に行く場合、パソコンやスマホで事前に行くことをエントリーしてから行って、三井住友カードで支払うと通常の2~4倍のポイントかキャッシュバックが得られるという特典です。
対象の店舗は100社以上!
代表的なところでは、高島屋や大丸・松坂屋、東急百貨店、ビックカメラや紀伊國屋書店があります。
対象店舗については公式サイトで確認してください。
ポイントアップモールで2~20倍のポイントが貯まる
三井住友カードが運営している「ポイントアップモール」を経由して、amazonや楽天等のネットショップで三井住友カードを使って買い物をするとポイントが通常の2~20倍も貯まります!
何もしないで使えば200円で1ポイントしか貯まりませんが、それが2倍から20倍になるのですから非常にお得です。
選んだ3店でいつでもポイント2倍
事前に選んでエントリーしたお店3店舗を使うといつでもポイントが2倍になるサービスです。
ココイコと似ていますが、異なるのはココイコは都度、エントリーが必要ですが、こちらは登録した店舗でずっとポイント2倍が続きます。
この特典の嬉しいところは、通常、行くお店のクレジットカードやポイントカードでも200円で1ポイントしか貯まらないところでも200円で2ポイントが貯まることです。
いろいろなスーパーマーケットやドラッグストア、ファーストフード店が対象になっています。
対象店舗は公式サイトで確認してください。
三井住友カードiDが使える
ポストペイ型(後払い型)の電子マネーであるiDを手数料無しで使うことが出来ます。
それほど重要なメリットではありませんが、さっと買い物をしたい時に便利なサービスとなっています。
Apple Payが使える
iPhoneに三井住友カードを登録して手数料無しでApple Payとして使えます。
Apple Pay上ではiDとして認識されるので、iDが使える全国の店舗で利用することが出来ます。
Google Payが使える
AndroidスマホでFeliCa機能のあるAndroid5.0以降の機種でGoogle Payを手数料なしで使うことが出来ます。
三井住友カードを登録するとiDとして認識されるので、iDが使える全国の店舗で利用することが出来ます。
電子マネーWAONにオートチャージが可能&WAON特典が使える
イオンでお得な電子マネーWAONにオートチャージすることができます。
専用の電子マネーWAONカード「三井住友カードWAON」の発行手数料が300円かかりますが、初回のみで年会費はかかりません。
電子マネーWAONにオートチャージできるクレジットカードは、イオンカードとJP BANKカード、そして三井住友カードのみです。
もちろんイオン・イオングループにおける電子マネーWAONの特典がそのまま反映されるので、イオン等でWAONで支払えば下記の特典が加わります。
- イオンで毎月20日・30日 イオンお客さま感謝デーで5%OFF
- イオングループの対象店舗でいつでもポイント2倍(WAON POINT)
- イオンでボーナスポイント対象商品を購入するとボーナスポイントが加算される
電子マネーWAONについて、詳細は下記記事をご覧ください。
なお家族カードに対しても「三井住友カード WAON」の発行は可能です。
交通系電子マネーPiTaPaの発行が可能
PiTaPaは「スルッとKANSAI協議会」が展開する交通系電子マネーです。
交通系電子マネーの中では唯一のポストペイ型(後払い型)となっており、やや特殊な電子マネーと言えます。
ICマークのある鉄道・バスでは相互利用できるので、全国のICマーク対応の鉄道・バスで利用することができます。
そんなPiTaPaを三井住友カードの付帯カードとして無料で持つことができます。
家族カードに対しても持つことができます。
ETCカードの発行が可能
三井住友カードではETCカードの発行が可能です。
発行手数料はかからないものの、年会費は500円(税別)がかかります。ただし初年度は年会費無料で、翌年度以降も年に前年度に1回以上の利用で年会費は無料になります。
つまり年に1回でもこのETCカードを使えば年会費は無料になるので、実際には無料で持ち続けられます。
もちろんETCカードの利用でもポイントは貯まります。
家族カードの発行が可能でお得
三井住友カードは家族カードの発行が可能です。
また「三井住友カード デビュープラス」を除き、家族カード1枚めは初年度年会費無料になっています。
またゴールドカード以上になると家族カード1枚目は、年会費無料で持つことが出来ますし、2枚目でも年会費は1100円です。
インターネット決済専用のバーチャルカードが発行可能
インターネット決済専用のバーチャルカードを発行してもらうことが可能です。
年会費は初年度は無料ですが2年目以降は330円がかかります。
バーチャルカードはインターネット決済専用のVISAプリペイドカードで、クレジットカードとは別の番号が割り振られるので、クレジットカード本体の不正利用は行われず、安心してインターネット上の決済で利用できます。
VISAのタッチ決済にも対応
クレジットカードでも電子マネーのようにタッチして支払えれば良いな~って思ったことはありませんか?
三井住友カードはタッチして支払えるVISAのタッチ決済に標準で対応しています。
問題は、使える場所がまだ少ないことです。
代表的なところではセブンイレブンがVISAのタッチ決済に対応しています。
年会費の割引サービスで年会費を安くすることが可能
三井住友カードは学生用及びリボ払い専用のクレジットカードであれば年会費が無料にはなりますが、通常は年会費がかかります。
しかし、Web明細したり前年度の利用額に応じて年会費が割り引かれるようになっているため、かなり年会費を抑えることが出来ます。
- ゴールド・プラチナ・プライムゴールド=WEB明細利用で翌年度1100円(税込)割引
- 上記以外=WEB明細利用で翌年度550円(税込)割引
前年度(前年2月~当年1月)までの利用で
- ゴールドカード=100~300万円利用で20%OFF
- エグゼクティブ=100~300万円利用で25%OFF
- 上記意外=100~300万円利用で半額
- プラチナ以外=300万円以上利用で半額
例えば1375円の年会費であればWEB明細利用で550円引きになるので実際には825円の年会費になります。
年間100万円の利用は難しいかもしれませんが、2人家族以上で光熱費・スマホ代・電話代および普段の買い物を支払っていれば達成できない金額ではなく、そうなると
1375円÷2=687円、ここからWEB明細割引550円を引くと137円
137円ならもう年会費を気にしなくても構いませんよね?
VISAとMastercard、両方のクレジットカードを発行してもらえる(デビュープラス・RevoStyle除く)
「三井住友カード デビュープラス」および「三井住友 RevoStyle」は除きますが、三井住友カードでは、国際ブランドでVISAとMastercardを選ぶことが出来ます。
そして、両方の国際ブランドの選びたい!となった場合は両方の国際ブランドでそれぞれのクレジットカードを発行してもらえます。
2枚のクレジットカードを持つことになり、2枚ともに年会費がかかりますが、2枚目は割引価格での発行となります。
- ゴールド=2枚目は2200円(通常は11000円)
- プライムゴールド=2枚目は1100円(通常は5500円)
- エグゼクティブ=2枚目は550円(通常は3300円)
- 一般・一般A・アミティエ=275円(通常は1375~1650円)
2枚発行してもらうことにメリットがあるの?と思うかもしれませんが海外旅行によく行く人には便利な機能です。
日本国内であれば、VISA・Mastercard、両方とも使えるのが一般的ですが海外だとどちらかしか使えない施設・店舗・ATMはそれなりにあるので、両方に対応出来ます。
また国内でも1枚は持ち歩く用、2枚目は万が一1枚目を紛失した時のために自宅保管用ということができます。
支払日が10日と26日から選べる
多くのクレジットカードの支払日は月に1回のみで、給料日のタイミングによっては支払いが厳しいこともあります。
しかし三井住友カードは毎月10日と26日のどちらかを選べます。
- 10日支払い=前々月16日~前月15日の利用分を当月10日に引落し
- 26日支払い=前月1ヶ月間の利用分を当月26日に引落し
つまり
- 給料日が25日や20日であれば26日引落しを選択する
- 給料日が月末や5日であれば10日引落しを選択する
とすることができます。
ショッピング補償がついている
あまり良い補償内容ではありませんが、三井住友カードにはショッピング補償がついています。
年間100万円まで海外、もしくは国内で3回以上の分割払いかリボ払いで購入した商品が盗難・破損等の被害にあった場合に補償してもらえるものです。
対象外商品もありますが、盗難はほぼ補償されるので、海外旅行での買い物で安心です。
クレジットカードの盗難・紛失補償がある
クレジットカードは不正利用された時が怖い、と思っている方もいますよね。
三井住友カードで不正利用があった場合、特別なケースを除き、紛失・盗難の届け出日の60日前から損害を補償してくれます。
なおインターネットにおける情報流出による損害や身内が勝手にクレジットカードをつかったというような利用は対象外となりますが、これはほとんどのクレジットカードではそうなっています。
旅行傷害保険がついている(デビュープラス・RevoStyle除く)
「三井住友カード デビュープラス」および「三井住友 RevoStyle」は除きますが、三井住友カードには旅行傷害保険がついています。
カードのグレードが上がれば上がるほど(年会費が高くなれば高くなるほほど)、補償の内容は充実してきます。
クレジットカードの旅行傷害保険についての詳細は下記記事をご覧ください。
あとから分割払いに対応
- 1回払いや2回払いで購入したけど、やっぱり支払えない
- ボーナス一括払いで購入したけど、やっぱり分割にしたい
そんな時も三井住友カードであれば後から3回払い以上の分割払いにすることができます。
ただし購入金額が1万円以上の場合に限ります。
なお手続きが必要であり、規定の期限があるので引落し直前になってからだと出来ないので注意してください。
基本的には引落し日の1週間前までに申請すれば分割払いに変更できます。
でも、クレジットカードは全部、あとから分割払いってできるのでは?と思った方もいるかもしれません。
実はそうでもなく、後からリボルビング払いにできるカードは多いのですが、分割払いの変更に応じてくれるカードはそれほど多くはありません。
三井住友カードに関するQ&A
三井住友カードを作る際に僕自身が悩んだことや、疑問に思っているであろうことをQ&A形式で答えていきます。
種類が多すぎて、どれを申し込んでいいかわからない
13種類もあって、自分にはどの三井住友カードがいいか、悩んでしまう方も多いと思いますが、意外と簡単です。
25才未満であって普段の買い物に使うのなら「三井住友カード デビュープラス」、海外旅行にも行くのであれば「三井住友カード アミティエ」がおすすめです。
25才以上になってくるとおすすめするカードが異なってくるので、詳しくは下記記事をご覧ください。
郵送で申込みか、それともネットから申し込むのがいいか?
三井住友カードの入会申込書は三井住友銀行や三井住友系列の銀行に行けば置いてあるので、もらってきて郵送で申し込むことも可能です。
では、郵送で申し込むのとネットで申し込むのとどちらがいいか?と言えば断然、ネットからの申込みです。
理由は3つです。
- 三井住友カードの種類によってはネット申込みで初年度年会費無料になる
- ネット申込みだと郵送には無いキャッシュバック・ポイント付与等があることが多い
- ネット申込みだと最短翌営業日に発行で最短3日後くらいには到着する
ネットからの申込みだと初年度年会費が無料になったり、キャッシュバックやポイント不要等の特典があることが多く非常にお得です。
また郵送だと送ってから届くまでに2~3日かかりますが、ネットなら営業日であればすぐに審査が始まり、最短で翌営業日(月曜日なら火曜日、金曜日なら月曜日)に発行されるので、早ければ申し込んで3日後には届きます。
VISAとMastercard、どちらが良いか?
両方を申し込んでしまうという手もありますが、普通は1枚しか申込みませんよね。
で、その場合どちらが良いか?と言えば人によって異なります。
- 既に他のクレジットカードでVISAを持っている=Mastercardがおすすめ
- 既に他のクレジットカードでMastercardをもっている=VISAがおすすめ
- 初めてのクレジットカードなら世界で最も使えるVISAがおすすめ
概ね上記の基準で選んでもらえればいいと思います。
迷ったら、VISAを選ぶのがおすすめです。
以上、三井住友カードの共通の特典・メリットについてでした。
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