d払いの登場でdポイントを貯める機会が増えた鈴木です。
ローソンやファミマ、マクドナルドやdocomoのサービス利用で貯まるdポイント、d払いの登場によりdポイントを積極的に貯めている方も増えています。
だからこそ、もっとお得にdポイントを貯めたい、お得な使い方を知りたいという方から、今から貯めようと思うけど将来性はどうなんだろう?という方まで、詳しく説明します。
dポイントの基本
dポイントは全国のdポイント提携先やdocomoのサービス利用で、利用金額に応じて貯まったり、使うことができる共通ポイントです。
代表的な共通ポイントとしてはTポイント・Pontaポイント・楽天ポイント・dポイント等があります。
dポイントはNTTドコモが運営しており、ポイントプログラム名は「dポイントクラブ」となっていますが、プログラム名まで覚えなくていいので、dポイントと覚えていれば問題ありません。
- 会員数:約7234万人
- 加盟店数:約20万店
4大共通ポイントの中では後発であり、加盟店舗数は少ないもののドコモの会員をほぼ囲えたことから急成長しています。
dポイントを貯めるのに必要なもの
dポイントを貯めるためには、dポイントカードが必要です。
dポイント加盟店やドコモで配付しています。
またはdカードというクレジットカードはdポイントカード機能を持っているため、dカード(dカード ゴールド含む)を契約するのもおすすめです。
最近はd払いのアプリでもdポイントカード機能を持っているので、カードを持ち運びたくない方は、d払いアプリを利用するのがおすすめです。
dポイントの有効期限
dポイントの有効期限は獲得した月から起算して48ヶ月後までです。約4年あり、他の共通ポイントよりも長くなっています。
ただ他のポイントはポイントが加算されると再び1年延長されるので、どちらがいいか?となると微妙なところです。
期限・用途限定dポイントもある
dポイントには期限・用途限定のdポイントがあり、これはポイントによって有効期限があります。またケータイ料金等の支払いに使えない等の制限があります。
基本的には、期限・用途限定のdポイントから使われていくので、それほど気にしなくてもいいのですが、忘れていると無駄になるので、月に1度くらいは確認することをおすすめします。
dポイントの還元率と価値
dポイントはdポイント加盟店のdポイントが使える店舗・サービス(ネット含む)で、1ポイント1円として使うことができます。
dポイントはdポイント加盟店でdポイントカードをもしくはアプリを提示することでdポイントが貯まりますが、ポイント還元率は一定ではありません。
dポイント加盟店および時間帯でポイント還元率は異なります。
- 税込100円で1ポイント(還元率1%)
- 税別100円で1ポイント(還元率0.91~092%)
- 税込200円で1ポイント(還元率0.5%)
- 税別200円で1ポイント(還元率0.45~0.46%)
- 税別200円で2ポイント(還元率0.91~092%)
またdカードで支払うと更に決済ポイントとして100円につき1~3%のポイントが貯まります。
dポイント加盟店について
dポイント加盟店は下記のように分類できます。
- dポイントが貯まるだけで使うことができない加盟店
- dポイントを貯めることも使うこともできる加盟店
実際にどういう店舗が加盟店となっているかと言えば代表的なところでは下記があります。
- ローソン(貯まる・使える)
- ファミリーマート(貯まる・使える)
- マクドナルド(貯まる・使える)
- モスバーガー(貯まる・使える)
- ドトール(貯まる・使える)
- マツモトキヨシ(貯まる・使える)
- 八重洲ブックセンター(貯まる・使える)
他にも貯まるお店があるので、公式サイトで確認してください。
ただしd払いで支払いができる店舗が最初に掲載されているので、注意してください。
d払いはできてもdポイントが利用ポイントとして貯まる訳ではありません。
決済ポイントとしてdポイントは貯まります。
dポイントのお得な貯め方
dポイントをお得に貯める方法は、クレジットカードであるdカードを利用することです。
dカードは100円(税込)につき1ポイント以上のdポイントが貯まります。
そしてdポイント加盟店なら、dカードの決済で貯まるdポイントと、dポイント加盟店で貯まるdポイントがダブルで貯まります。
- dポイント加盟店でのdポイントが加算される(利用ポイント)
- dカードでの利用によるdポイントが貯まる(決済ポイント)
例えばマツモトキヨシで税込1100円の買物をした場合(2020年8月現在)
- dポイントカード提示で10ポイント
- dカード支払いで22ポイント
- 合計32ポイントが貯まる
マツモトキヨシはdカード特約店なのでよりポイントが貯まります。
dカード ゴールドでドコモの携帯電話代で貯める
dカードのゴールドカードである「dカード ゴールド」だとドコモの携帯電話代の基本料金やパケット料金の支払いに対して10%のポイントが貯まります。
年会費が1万円かかるクレジットカードですが、基本料+パケット料金が月6000円なら600ポイントが貯まるので、年間で7200ポイントになります。
夫婦でドコモなら家族カードを作ってお互いにdカードで支払えば、ポイントは倍になるので年間で14400ポイントも貯まります。
ただし家族カードを作らず、1枚のdカードゴールドで支払うと1人分しか10%のポイントしか貯まらないので注意してください。
なお普通のdカードでドコモのスマホ代を支払うと損する場合があります。
例えばスマホ代を月々5000円で支払い他の料金が7000円で合計12000円だった場合、dポイント対象となるのは7000円のみで70ポイントのみです。
楽天カード等のポイント還元1%のクレジットカードで支払うと120ポイントが貯まります(他のポイントになってしまいますが)。
これはdカード ゴールドでも同じなのですが、dカード ゴールドは10%還元なので、7000円なら700ポイント貯まるので、お得です。
dポイントの使い方・使い道
dポイントの使い方は下記の使い道があります。
- ローソンやマツキヨ等、店舗で使う
- ドコモのサービスで使う
- JALのマイルに交換して使う
- d払いで使う
ローソンやマツキヨ等、店舗で使う
一番無難な使い方がローソンやマツモトキヨシ等のdポイント加盟店で使うことです。
基本的に他の支払い方法と併用できるので、端数のみdポイントで支払うということも可能です。
例えば1023円だったら1000円は電子マネーで支払い、23円はdポイントで支払うという方法です。
ドコモのサービスで使う
ドコモの携帯電話・スマホを使っているのであれば、dポイントを携帯・スマホ代の料金で支払うことができます。
またドコモの各種サービスでも使うことができます。
ドコモのサービスで使う場合の注意点
もしdカード ゴールドでドコモのスマホ代を支払っているのなら、スマホ代で使うのは損です。
例えば基本料金2700円・パケット代5700円で合計8400円で、6000円分をdポイントで支払うと、10%ポイント還元となるのは、2400円分のみとなってしまい、240ポイントのみとなります。840ポイントもらって他で使った方がお得です。
JALのマイルに交換して使う
dポイント5000ポイントでJALのマイル2500マイルに交換して使うことができます。
ただし5000ポイント単位なのがネックです。
d払いで使う
d払いのアプリをスマホにインストールすれば、dポイントをd払いとして使うことができます。
これが一番お得でおすすめです。
理由は、d払いで再びポイントが貯まるからです。
dポイントの将来性
- 今からdポイントを貯めようと思うけど将来性はどうなんだろう?
- dポイントを貯めているけど将来性はどうなんだろう?
こう考えている方にdポイントの将来性をあくまでも予想の範囲ですが説明します。
dポイントの将来性は非常に高いと思います。
というのも最終的に共通ポイントは携帯電話キャリアとQRコード決済に紐付ていないと成功しないと思うからです。
- ドコモ=dポイント=d払い
- ソフトバンク=Tポイント=QRコード決済なし
- au=Pointa=auPAY
- 楽天=楽天ポイント=楽天Pay
*楽天は第4の大手携帯電話キャリアとなっています(楽天モバイル)。
ソフトバンクはPayPayへと路線を変更したことで、TポイントによるPayPayへのチャージには対応していません。
そのためTポイントは生き残れるかどうか微妙な立ち位置になりました。
dポイントはd払いにそのまま使え、ドコモユーザー数から考えると将来性が高い共通ポイントと言えます。
なおドコモユーザーでなくてもdポイントは貯められますし、使えます。
ただドコモってセコいんですよ、基本的に。ポイントを多く付与しているように見せるけど、裏でポイントを発行させない工夫を常に行っています。それはdカードでの宣伝でも伝わってきます。
だから注意して規約が変更になってポイントが減らないかたまに確認しないと危険です。
dポイントに関するQ&A
dポイントを貯めたり使う上で疑問に思うであろうことをQ&A形式で答えていきます。
dポイントは現金化できないの?
公式には現金化できないことになっています。
公式に現金化できるのはTポイントくらいです。
ただしd払いを利用するのであれば、d払いで郵便局で切手を購入することはできます。
切手は金券ショップで額面の60~90%の金額で買い取ってくれます。
ということで間接的には現金化は可能ですが、1割以上損をするので、おすすめではありません。
dポイントは合算できる?
dポイントカードを使っていたけど、dカードを作ったのでdポイントが2つになった・・・なんて人もいますよね。
dポイントは合算が可能です。
dアカウントに登録できるdカードは最大5つなので(dポイントカードは3枚まで、dカードは1枚まで、オンライン発行dポイントカード1枚までの合計5枚)、5枚までは合算が可能となっています。
dポイントを活用しよう!
dポイントカードは4大共通ポイントの中では新しい共通ポイントです。
でも急速に伸びているポイントなので、これから貯める人にはおすすめです。
まずはdポイントカードを手に入れるか、d払いのアプリをインストールして使ってみてください。
より効率的に貯めたい!と思った場合は、クレジットカードであるdカードを契約してくださいね。
是非、この機会にdポイントを貯めて活用していきましょう!
以上、dポイントについてでした。
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