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ケンタッキーでETC決済可能なドライブスルーの試行運用開始

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ケンタッキーはカロリーが怖くて利用できない鈴木です。

ケンタッキーで本日8月3日からETC決済できるドライブスルーの試行運用が始まったそうです。

Impress Watchが7月29日に報じています。

ケンタッキー、ETCで決済できるドライブスルー
日本ケンタッキー・フライド・チキン(日本KFC)は、ケンタッキーフライドチキン相模原中央店において、ETCをドライブスルーでの決済に活用する試行運用を実施する。期間は8月3日から11月30日。
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ETCの有効活用

ETCと言えば高速道路の出入り口で使うもの、というのが一般的な認識ですが、一般的にはクレジットカードと紐付いていて、クレジットカードでのタッチレス&キャッシュレス決済の1種類んですよね。

2001年から一般利用が開始され19年経過してようやく、高速道路以外での利用の試行運用が始まったのですから、遅すぎる試みとも言えます。

ETC多目的利用サービスを利用したドライブスルーは日本初だということですから。

今回、ケンタッキーとNEXCO中日本等がETCの多目的利用サービスの試行運用ということで始めたそうなのですが、うまくいけばマクドナルド等、ドライブスルーを実施している各社で導入が進みそうです。

特に現在のウイルスの驚異で人との接触や機械への接触が避けられている状況なら、商品受け取り以外は一切のノータッチで注文もできるようになり、受け入れられそうそうです。

ETC決済が勧めば便利なもの

Impress Watchでは、今後物販販売や飲食の決済等での活用を目指すと報じていますが、それ以外にもいろいろと活用方法はありそうです。

例えば、ガソリンスタンド

給油の際に「レギュラー、ETCで!」と言えば、そのまま最初に話すだけで後は一切の接触を行わずに給油が可能になります。

洗車にしても同じで、メニューを1種類に絞れば一切の接触なしで洗車も可能になります。

また最近はドライブスルー形式のスーパーでの荷物の受取サービスも始まっています。

こちらもETCでの決済ができれば非常に簡単になります。

ETC決済のネックは費用

ETC決済のネックは設置費用でしょう。

高速道路で2つのゲートを設置すると1億円くらいの費用がかかると聞いたことがあります。

もちろんここまでの費用は実際にはかからないでしょうが、ETCアンテナの設置からシステムの導入まで考えると初期費用は数十万円は最低でもかかるはず。

メンテナンスも考えると年間で100万円を超えてくるかもしれません。

小さな店舗でETC決済をしてみたいと思っても、キャッシュレス決済のシステム導入以上にコストがかかるため、導入できる店舗は大手チェーン店か、よほど粗利率の高い店舗・サービスでなければ無理でしょうね。

以上、ケンタッキーでETC決済可能なドライブスルーの試行運用開始したというお話でした。

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