お金が貯まる、そういう本はかなり読んだ鈴木です。でも貯まっていません。
書店に行くと「お金を貯める」というようなタイトルの本はいくつか並んでおり、実際に読んでみるとお金が貯まる人と貯まらない人の特徴は結局2つだけでした。
収支計算が出来ていること・お金を貯めるという意識が出来ていること、この2つができていればお金は貯まります。
何を当たり前なことを…と思うかもしれませんが、お金が貯まらない人は本当にこの2つができていません。
本に書かれていたお金が貯まる人と貯まらない人の特徴
「お金が貯まる」、こんなタイトルの本に書かれていたお金が貯まる人の特徴には下記のようなことが書かれていました。
- 必要なものしか購入しない
- お金の使い方にメリハリがある
- 部屋に荷物が少ない
- 自炊をしている(外食が少ない)
- 水筒を持参することが多い
- 部屋が汚い
他にもありましたが、だいたいこんな感じです。
逆にお金が貯まらない人の特徴は上記で挙げた特徴の反対でした。
でも実際には上記のことを全くしていなくてもお金を凄く貯めている人も知っていますし、実際に上記はそういう人が多いだけで必ずお金が貯まるという条件でも無ければ理由にもなっていません。
ではお金に関する本を読んで共通していた項目は何か?
- 収支計算ができている
- お金を貯めるという意識ができている
この2つです。
お金を貯められる人は収支計算ができている
書いてしまえばなんて事は無い話なのですが、どの本を読んでも結局、自分に入ってくるお金と出ていくお金を把握している人は、お金を貯められると書かれています。
あまりにも当然な話ですが、お金を貯められない多くの人はこれが出来ていないだけであって、お金が貯められる人はこれが出来ているということです。
これは当然ですよね。
入ってくるお金より出て行くお金が少なければお金は貯まります。
お金を貯めるということは出て行くお金と入ってくるお金の差額の積み重ねに過ぎません。
だから出て行くお金と入ってくるお金の計算が出来ていて、出て行くお金の量をコントロール出来ればお金は貯まります。
実際にクレジットカード破産者の多くは、収支計算を意識していなかったことが最初の一歩になっていることが多くなっています。
例えば、先月の光熱費、実際にいくらくらいだったか把握できていますか?
先月の食費はいくらだったか把握できていますか?
何にいくら使っているのか知る、これがお金を貯めるための第一歩です。
お金を貯められる人は貯めることを意識している
お金を貯められる人ができていること2つ目は、お金を貯めることを意識できているかどうか。
収支計算(入ってくるお金と出ていくお金の管理)なんてしているけど、出て行くものが多いからお金が貯まらないんだ!と思った方へ
これ考え方が間違っています。
なぜ出て行くお金の方が多い生活スタイルをしているのですか?ってことです。
例えば毎月かかるお金が20万円だったとします。
でも入ってくるお金(例えば給料)が19万円
でもお金は貯めたい!と思った時に考えるべきことは何かといえば、18万円で生活できるように考えることです。
お金が貯まらない人は足りない!と考えるだけで終わってしまうのですが、お金を貯める人は貯めるためにはどうすればいいか?今できることを考えます。
大きく稼いで逆転してやる!なんてことは考えません。
お金を貯めるためには意識をしなければ貯まりません。
お金を絶対に貯める!と自分で意識することで節約も出来ます。
収支計算をした上でお金を貯めるために、今何ができるか考えるとお金が貯まります。
出来ないことを考えてもお金は貯まりません。
お金が貯まらない人はまず収支を書くことが必要
お金に関する本を読んで、「お金が貯まらない人は収支計算が出来ていない」と書かれている訳ですが、では収支計算を始めるにあたって、多くの本が実際に図に書く事を薦めていました。
図でなくても何にいくら使っているか、書き出し、出ていくお金を減らせる項目・出ていくお金を減らせない項目に分類してみましょう。
例えば上記の図のように書いて、現状はいくら使っているのかを把握します。
上記の項目で言えば光熱費や家賃、交通費、通信費等の毎月必ずかかるものをいきなり大きく減らすことは難しいです。
しかし、例えば夕食をほぼ毎日コンビニで購入していたとして、その時に「おやつ」を買ってしまったり「ペットボトル飲料」を購入していたのなら、やめてみよう、と考えると毎日100円くらい浮いて月に3000円くらいは節約出来ます。
収支計算を考えた事がない人で、たまにいるのですが、頭の中で計算はできている!という人、
でも誤差が1割以上あるなんてことはよくあることです。
その誤差があるからお金が貯められない結果に。
まずは、簡単で良いので何にいくら使っているか書き出してください。
そして現状を把握しましょう。
更によりお金を貯める人は・・・
更にお金をより多く貯めている人は、収支の中にきちんと貯金する割合を定めているという事も多くの本に書かれていました。
お金が余れば貯金ではなく、最初から貯金が何割と決めておくという事です。
これは「お金を貯めることを意識する」と同じことです。
余った分の貯金では、お金はまず余りません。収支計算をしていない人ほどお金はあればあるだけ使ってしまう状態になります。
結果、いつまでもお金が貯まらないことに。
余らせるのではなく、最初から貯金する割合を決める事が重要という事ですね。
以上、お金が貯まる人と貯まらない人の違いは2つ!収支の把握と意識の違い、というお話でした。
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