セブンカードを申し込もうと思ったら既にセブンカード・プラスに切り替わっていて、セブンカード・プラスを申し込んだ鈴木です。
イトーヨーカドーやセブンイレブンでお得になるクレジットカード「セブンカード・プラス」ですが、以前は「セブンカード」とプラスがつかないクレジットカードでした。
今でもセブンカードは使えるのですが、できればセブンカード・プラスに切り替えた方がいいことを説明します。
切り替えていないと思わず損することもあります。
セブンカードとセブンカード・プラスの違い
もともとイトーヨーカドーのクレジットカードは「IY CARD」という名称で発行されており、後に「アイワイカード」と名称を変更、そして2011年に「セブンカード」が登場します。
それからわずか2年後の2013年に電子マネーnanacoと一体もしくは紐付け可能な「セブンカード・プラス」が登場します。
そして2014年に「セブンカード」の新規発行が終了し、セブンカード・プラスのみとなりました。
セブンカード・プラスが出た後も「セブンカード」の更新は出来ているので、今でもセブンカードを使い続けている人は大勢います。
でもセブンカード・プラスとセブンカードは何が違うのかと言えば下記の通りです。
項目 | セブンカード・プラス | セブンカード |
年会費 | 無料 | 500円+税 |
家族カード年会費 | 無料 | 200円+税 |
ポイント | nanacoポイント | セブンカードポイント |
ポイント加算日 | 翌月5日に 一括加算 |
利用時加算と 5日加算の2通り |
ポイントの使い方 | nanacoに交換して利用 | 1ポイント1円で利用 |
電子マネー機能 | あり(nanaco一体型) | なし |
セブンカードはイトーヨーカドーやヨークマート、ヨークフーズではクレジットカードで支払った翌日にはポイントが加算されるので、すぐに使うことができるというメリットがありました。
ただし使える場所がイトーヨーカドーやヨークマート、ヨークフーズのみでセブンイレブンでは使えないという問題が。
一方、セブンカード・プラスはnanacoポイントが貯まりnanacoポイントはそのままでは使えないので、電子マネーnanacoに交換はしないといけません。
しかし交換した電子マネーnanacoは、全国のnanaco加盟店(セブンイレブンやドラッグストア等)で使うことができるので、使う場所は断然広がるというメリットがあります。
- セブンカード=ポイントがすぐに使えるけど使えるところが少ない
- セブンカード・プラス=ポイントはすぐに使えないけど使えるところが多い
年会費が発生する問題
セブンカード・プラスは年会費が発生しませんが、セブンカードは年会費が発生します。
年間で500円(税別)ですが、前年度に5万円以上買物で使っていたら年会費は無料になります。
しかし引越し等でイトーヨーカドーが近くになくて、セブンカードを使う機会がなくなり放置していると、忘れた頃に年会費が引き落とされるということが発生します。
解約してしまえばいいのですが、またイトーヨーカドーが近くにあるところに引越した場合を考えるのであれば、セブンカード・プラスに交換してしまう方がいいでしょう。
セブンカードからセブンカード・プラスへの交換・切替
セブンカードを管理する株式会社セブン・カードサービスではセブンカードからセブンカード・プラスへの切替を推奨しています。
ポイントをできれば使い切ってから交換手続きをすると損がありません。
セブンカードのポイントは1ポイント1円でイトーヨーカドーで使えるので、足りない分は現金での支払いで大丈夫です。
またセブンカード・プラスが届いてからセブンカードと一緒にイトーヨカドーに持っていくと1ポイント単位でnanacoポイントに交換してもらえるので、無駄になりません(ネットからだと500ポイント以上100ポイント単位で可能)。
問題はセブンカードからセブンカード・プラスに切り替えた場合、カード番号が切り替わるので、公共料金等の自動支払を設定していた場合は、変更を届け出ないといけません。
またセブンカード・プラスには、ディズニー・デザインがありますが、切替で申し込んだ場合は、ディズニー・デザインへ変更できないので、新規申込みをしないといけません。
ディズニー・デザインのセブンカード・プラスが欲しい場合は新規申し込みを行ってください。
セブンカードからセブンカード・プラスへの切替に関するQ&A
セブンカードからセブンカード・プラスに切り替える場合、疑問に思うであろうことをQ&A形式で答えていきます。
セブンカードは無くなるのか?
すぐに無くす・廃止にすることは無いと思いますが、新規発行をしていないので徐々に会員数を減らしていき、最終的には無くす方向にはあると思います。
セブン・カードサービスにしても複数のクレジットカードの管理をするよりもコストが削減できるので、できればセブンカード・プラスに移行して欲しいと考えているはずです。
でも、それってお客さんには関係ないよね?と思うかもしれませんがコストが削減できればそれだけキャンペーンにお金をかけられるので、お客さんのメリットも発生します。
セブンカード・プラスに切り替えることでデメリットは無いのか?
セブンカード・プラスでもセブンカードでも年間の利用額に応じてボーナスポイントがもらえます(累計ボーナスポイント)。
しかしセブンカードからセブンカード・プラスに切り替えることで年間の利用額がリセットされてしまうため、累計ボーナスポイントを狙っている人にはデメリットです。
ただし累計ボーナスポイントとなるのは年間100万円以上の利用なのでほとんどの人には関係ないことです。
この100万円以上というのはセブンカードのトータルでの利用額ではなく、「イトーヨーカドー・ヨークマート・ヨークフーズ」での利用額なので、月に8万円以上、イトーヨーカドー等で買物をするという方だけです。
切り替えるタイミングはいつがいい?
年会費が発生する前には切り替えた方がいいのですが、申し込んで届くまで1~2ヶ月かかるので、更新月の3ヶ月前までには申し込んでおくのが良さそうです。
安全を狙えば4ヶ月前まで。
1ヶ月を切って申込むと先にセブンカードが届き年会費が発生した後でセブンカード・プラスが届くという状態になってしまいます。
以上、セブンカード所有者はセブンカード・プラスに切り替えよう!というお話でした。
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