楽天カードの使用比率が日々増えている鈴木です。
ネットではあまりいい評判を聞かない楽天カード、でも実際には1900万人も楽天カード会員がいるそうです。
つまり6~7人に1人は楽天カードを持っていることに。
でもまだ持ってない方にとって、楽天カードって本当にメリットがあるのか不安に思っている方もいると思います。
そこで楽天カードのメリット・デメリット、特典、審査の難易度・作りやすさまで徹底的に解説します。
これから楽天カードを作ろうかな?と思っている方の参考になれば幸いです。
楽天カードとは?
楽天カードは、楽天株式会社の100%子会社である楽天カード株式会社が発行しているクレジットカードです。
と書くと難しそうですが、楽天市場や楽天トラベルといったネットショップの会社が作っているクレジットカードだと考えてもらって大丈夫です。
楽天市場や楽天トラベルといった楽天のネットショップ・サービスを使って欲しいから、楽天のサービスでお得になるクレジットカードとして生まれた訳です。
だからといって、楽天グループでしか使えないか?と言えばそんなことはなく、クレジットカードが使えるところなら、どこでも使えます。
イオンでもセブンイレブンでも、amazonでも使うことができるクレジットカードです。
楽天カードは7種類・年会費は無料から1万円まで
楽天カードは提携カードを除くと7種類です。
- 楽天カード:年会費 無料
- 楽天PINKカード:年会費 無料
- 楽天ゴールドカード:年会費 2000円(税別)
- 楽天プレミアムカード:年会費 1万円(税別)
- 楽天銀行カード:年会費 無料
- 楽天ANAマイレージクラブカード:年会費 500円(税別・初年度無料)
- 楽天カード アカデミー:年会費 無料
どの楽天カードを選べばいいのか?悩む場合は、下記記事を参考にしてください。
- 海外旅行には滅多にいかない、楽天での買物は年間10万円未満という方なら、楽天カードか楽天ピンクカード(女性向け)
- 海外旅行には滅多にいかないけど、楽天での買物は年間10万円を超えるという方なら、楽天ゴールドカード
- 海外旅行にもよく行くし、年間10万円以上を楽天で買物をするという方は楽天プレミアムカード
と考えてもらえば大丈夫です。
楽天カード(通常カード)の基本情報
- 年会費・発行手数料:ともに無料
- 申込み資格:高校生を除く18歳以上
- 国際ブランド:VISA・Mastercard・JCB・American Expressから選択
- 引落口座:楽天銀行を含む金融機関の口座
- ポイント還元率:通常1%(0.5~5%の間で変動)
- 電子マネー機能:楽天Edy
- ポイントカード機能:楽天スーパーポイント(R POINT)
- Apple Pay:対応(QUICPay・AMEXは除く)
- 貯まるポイント:楽天スーパーポイント
- ETCカード:発行可(年会費500円・税別 無料にすること可能)
- 家族カード:発行可(無料)
- 申込みから届くまで(通常申込み):5~10日間
- 当日発行:なし
- 締日/支払日:毎月月末締めで翌月27日に引落し(支払い)
楽天カードの特典・メリット
楽天カードには様々なメリットがあります。
というかありすぎて、本当によくわからないのですが、代表的なメリット・特典を紹介します。
- カードを作るだけで数千ポイントがもらえる
- 楽天市場でザクザク、ポイントが貯まる
- 普段の買物でも100円につき1ポイント(1円相当)が貯まる
- 年会費無料なのに海外旅行保険が付帯している
- 貯まったポイントが使いやすい
それぞれを説明していきます。
カードを作るだけで数千ポイントがもらえる
楽天カードはいつもキャンペーンをしていて、楽天カードを作るだけで数千ポイントがもらえます。
通常は作るだけで2000ポイント・カードが届いたあとに概ね2ヶ月以内にカードで買物をすると3000ポイント、合計5000ポイントがもらえます。
5000ポイントは5000円相当、持ってるだけなら無料のクレジットカードを作って少し使うだけで5000円相当のポイントがもらえるって、凄くないですか?
楽天市場でザクザク、ポイントが貯まる
楽天市場の買物を楽天カードでするだけでポイントが最大3倍貯まります。
10000円の商品を買えば300ポイント(300円相当)のポイントが貯まることに。
楽天スーパーセール等のセールの時はそれ以上のポイントが貯まります。
普段の買物でも100円につき1ポイント(1円相当)が貯まる
楽天カードは普段の買物でも100円につき1ポイントがたまります。
10000円の買物をすれば100円分のポイントが貯まることになります。
イオンカードやセブンカードだと、200円で1ポイントなので倍も貯まることに。
もちろんショッピングだけではなく、ガス電気水道などの料金の支払いでも100円につき1ポイントがたまります。
年会費無料なのに海外旅行保険が付帯している
楽天カードは年会費無料ですが海外旅行傷害保険がついています(利用付帯)。
傷害治療費用・疾病治療費用で200万円まで出るのが嬉しいところです。
貯まったポイントが使いやすい
楽天カードを作る&利用してもらえる楽天のポイントは期間限定ポイントというもので、利用期限があるものです。
また普段、楽天カードの利用で貯まったポイントにも有効期限があります。
でも楽天のポイントは1ポイント1円として使えるから無駄になりにくいというメリットがあります。
またスマホにスマホ決済アプリ「楽天Pay」を入れれば、貯まった楽天ポイントを楽天Payとして使うこともできます。
ほとんどのコンビニやドラッグストア、吉野家や松屋等の牛丼屋などで楽天Payは使えるので、使い方に困ることもありません。
期間限定ポイントも楽天Payなら使うことができます。
*楽天ポイントは楽天Edyにチャージすることはできますが、期間限定ポイントは楽天Edyにチャージすることはできません。
ポイントの使いやすさ・汎用性はクレジットカードの中でもトップクラスです。
楽天Payが使えるお店は下記をご覧ください。
楽天カードのデメリット
もちろん楽天カードにもデメリットはいくつかあります。
- メルマガ・広告メールが多すぎる
- ETCカードに年会費がかかる
- 利用明細が有料
- ポイント還元の単位問題
それぞれ見ていきます。
メルマガ・広告メールが多すぎる
楽天全体でのことですが、広告メール・メルマガが多すぎることが度々問題になります。
たしかに何もしてなくても大量にメールが来る印象がありますし、実際に気がつくと楽天関係からのメールで溢れていることも。
ただしこれはセール時のポイントアップ等でエントリー条件がメルマガ登録が必須になっていることが多いためです。
e-NAVIという楽天カードの会員サイトにログインしてメール配信設定で不要と思うメールを選んで停止にすれば、それほど多くのメールは届きません。
ETCカードに年会費がかかる
年会費無料のクレジットカードだから、ETCカードも無料だろう・・・と思って申込むと年会費が500円(税別)のETCカードが送られてきて、年会費があることを初めて知る人もいます(僕です)。
どうしても楽天ETCカードが欲しいのならともかく、別に無料ならどこでもいいと思うのであれば作らなければいいだけなので問題はありません。
また楽天のヘビーユーザーであれば、ETCカードの年会費を無料にする方法があります。
楽天ポイントクラブでプラチナ・ダイヤモンド会員になっているとETCの年会費が無料になります。
楽天ポイントクラブのランクについては下記をご覧ください。
どうにかダイヤモンド会員を4年以上キープしているのでETC年会費もここ4年ほど支払っていません。
ダイヤモンド会員は楽天銀行に入って、楽天カードを作ればそれほど難しいものではありません。
利用明細が有料
楽天カードの明細は通常、WEB上で見ることになります。
でも明細書が欲しい!という方もいますよね。楽天カードの紙での明細書は発行費用が毎回84円が必要になります。
ただ時代の流れとして明細書の発行は有料としているところが増えているため、楽天カード独自のデメリットとは言えません。
ポイント還元の単位問題
楽天カードのポイント還元は100円で1ポイントです。
これは都度ポイントが発生します。
これのどこがデメリット何だろう?と思うかもしれませんね。
- 楽天カードで199円を支払う=100円単位なので99円は切捨てられて1ポイントのみ
- 楽天カード99円を支払う=100円単位なので0ポイント
- 楽天カードで5円を支払う=100円単位なので当然0ポイント
もし月間の利用した累計金額なら上記の場合、303円なので3ポイント貯まりますが、実際には100円単位の都度計算なので1ポイントしかもらえないことになります。
もっとも、これは極端な事例なので、ここまでポイントは無駄にはなりませんが、月間の利用累計金額に対して1%のポイントをくれるクレジットカードよりはポイントは貯まりにくくなっています。
でも、それ以上に楽天のサービスを使っていればポイントはザクザク貯まってきます。
楽天カードの審査の難易度
クレジットカードは審査があるけど、楽天カードの審査の難易度はどれぐらい何だろう?と思う方もいますよね。
安心してください。
楽天カードの審査の難易度はクレジットカード業界の中では普通です。
- 過去に債務整理をしている(5年or10年以上経過してれば問題なし)
- 借金が数百万単位である(住宅ローンや学資ローン、カーローンは除く)
- クレジットカードで過去に強制退会させられている
- 無職だったり資産が全く無い
といったことが無い限り、概ね審査は通ります。
アルバイトやパートでも毎月、一定の収入(目安としては10万円以上)があるのであれば、審査は通ることが多いようです。
また無職では厳しいものの数百万・数千万円の資産があれば現状、定職がなくても審査が通ることがあるようです。
楽天カードのQ&A
楽天カードを作る時に自分自身、疑問に思ったこと、実際に楽天カードを使っていて、不思議に思うであろうことをQ&A形式で紹介します。
楽天カードは急に使えなくなると聞いたけど
楽天カードは急に使えなくなるという話は、ネットを中心によく聞く話です。
実際にそういう話はよく聞きますし、おそらくは事実だと思います。
ただし、事実ではあるけど利用者に問題があることは確かです。
- 急激に借金を重ねる
- 他のクレジットカードの滞納がある
こういった情報を聞きつけると(というか信用情報は簡単に照会可能)、利用停止をすることが実際にあるそうです。
普通に使っていて、他で借金を重ねたり他のクレジットカードで滞納しなければ問題はありません。
楽天カードで不正利用されたらどうなる?
クレジットカードの不正利用のニュースは時折流れるので不安に思う方がいるのは当然ですよね。
でも安心してください。
クレジットカードを落としたり紛失した場合、届けた日から60日前まで遡り、不正利用された分は補償されるので、安心してください。
ただし家族が勝手に使った、クレジットカードを人に貸した等、理由が自分にある場合は補償の対象外となるので注意してください。
楽天カード、申し込んでからどれぐらいで届く?
概ね1週間見ておけば届きます。
ただし楽天カードとETCカードを同時に申込むとETCカードだけが先に届くことがあるので、注意してください。
楽天カードってダサくない?
こればかりは人の好みなのでなんとも言えませんが、一般的なデザイン以外にディズニーデザインやお買物パンダデザイン等あるので、好みによって変更してもらえばいいと思います。
上記はJCBを選んだ時のデザインです。
国際ブランドはどれを選べばいい?
楽天カードはVISA・Mastercard・JCB・AMEXから国際ブランドを選ぶことができます。
ではどれを選べばいいのか?といえばデザインを気にしないのならVISAがおすすめです。
既にVISAのマークがついたクレジットカードを持っているのならJCBかアメックスを持つのがいいでしょう。
楽天カードが初めてのクレジットカードなら、楽天カードに限りませんが、VISAを選んでおくのがもっとも無難です。
特に海外旅行でも楽天カードを使うのならVISA択一です。
楽天カードを作ろう!
まだ照会していない特典・メリットは数多くある楽天カード
また楽天ポイントが貯まるお店も増えてきているので、ポイントカードとしてもお得なクレジットカードです。
amazon派だから、楽天カードは不要!と思っている方もいますが、楽天市場を使わなくても楽天トラベルだったり、楽天西友ネットスーパーといったサービスを使う時にも楽天カードがあればポイントがザクザク貯まります。
1枚持っていると本当にいろいろなところで便利なクレジットカードなので、この機会に是非作ってくださいね。
以上、楽天カードのメリット・デメリット、特典や作りやすさについてでした。
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