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交通系電子マネー・ICカードとは何か?代表的な10種類を紹介

ICカードをタッチするところ 電子マネーQRコード決済の基本
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交通系電子マネーは、2つは使う環境になっている鈴木です。

コンビニやスーパーでよく言われる「お使いになれる電子マネーは交通系電子マネーと…」という言葉

でも交通系電子マネーもいろいろありすぎて、どの交通系電子マネーが使えるのかよくわからない方も多いのではないでしょうか?

現在存在する交通系電子マネー(交通系ICカード)は30種類以上あり、地方に旅行に行くとよくわからない状態になっています。

交通系電子マネー・ICカードについて主要と言われている10の交通系電子マネーを紹介します。

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一般的な交通系電子マネーは9種類パータンと10種類パターン

交通系電子マネー10種

全国のコンビニやスーパー、ドラッグストア等の小売店で使えると言われている交通系電子マネーは9種類あります。

  • JR東日本:Suica
  • JR北海道:Kitaca
  • JR東海:TOICA
  • JR西日本:ICOCA
  • JR九州:SUGOCA
  • 首都圏エリア:PASMO
  • 名古屋エリア:manaca
  • 福岡エリア:はやかけん
  • 九州エリア:nimoca

JR系の交通系電子マネーが5つ、地方の交通系電子マネーが4つの合わせて9つです。

基本的には交通系電子マネーであれば上記の9つのどれかを持っていれば交通系電子マネーが使えると言われる場所で困ることはありません

ただしオートチャージは各エリアでしかできないこともあるため、エリア外で利用する場合は事前にチャージ金額を増やしておくことをおすすめします。

現金チャージでよければ可能です。

交通系電子マネー9種類

上記の図の左上にある「IC」というマークが全国相互利用のシンボルマークであり、この「IC」のマークがついているところであれば、この9種類は確実に使うことができます。

電車の相互利用が可能な交通系電子マネーは10種類

買物は別にして、全国で相互利用可能な交通系電子マネーは、上記の9種類に加えて「PiTaPa」という関西がメインの交通系電子マネーが加わります。

この10種類の交通系電子マネーを10カードと呼ぶこともあります。

ただしPiTaPaは、交通系電子マネーの中で唯一ポストペイ型・プリペイド型のハイブリッド型の電子マネーであるため、PiTaPaのポストペイサービス対象エリア外だと使えなくなるため、チャージしておく必要性があります。

電子マネーには、プリペイド型・ポストペイ型・デビット型の3タイプがあります。
・プリペイド型=前払いタイプ(チャージが必要)
・ポストペイ型=後払いタイプ(クレジットカード支払いが基本)
・デビット型=銀行口座からの即時引落しタイプ
交通系電子マネーではデビット型はありません。

またPiTaPaは他の9種類の交通系電子マネーに比べて買い物で使える場所が全国的に見ると狭まります。

交通系電子マネー?交通系ICカード?

交通系電子マネーと説明していますが、正確には交通系ICカードと言います。

非接触型ICカードというものが始まりのため、交通期間で使える非接触型ICカードということで、交通系ICカードと言いますが、実際には交通系電子マネーの方が通じるので、交通系電子マネーと言っていても問題ありません。

JR東日本:Suica

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交通系電子マネーの中でも最も発行部数が多く使われているのがSuicaです。

交通系電子マネーの代表格と言えます。

とにかく10種類の中で迷ったらSuica!と言いたいところですが、関東より以西だとお得にクレジットカードチャージが出来ないため、関東より東側のみで使うことになります。

もっともJR東日本エリアでも、秋田県や青森県、北海道の札幌及び札幌近郊以外でもお得にチャージがしにくいため、実際には関東と東北の主要都市のみでお得な交通系電子マネーと言えます。

お得になるというのは、株式会社ビューカードが発行しているビューカードというクレジットカードでクレジットカードチャージすると、チャージだけでポイント還元率が1.5%もあります。

問題はクレジットカードチャージができる環境が東北・北海道になると主要都市にしか無いということです。

なおモバイルSuicaであればビューカードによるクレジットカードチャージでもお得にポイントが貯まるので、スマホがモバイルSuica対応(iPhone7以降等)であれば是非モバイルSuicaで対応してください。

JR北海道:Kitaca

JR北海道の交通系電子マネーがKitacaです。

ただあまり便利では無いというのが正直なところ。

便利では無いというのは、オートチャージに対応していないため券売機での現金チャージになります。

クレジットカードチャージもできますが、対応しているクレジットカードが3種類のみで、しかも「みどりの窓口」の営業時間中にしか対応していないことがネックです。

またKitacaの利用でポイントを貯めるためにはクレジットカードと一体化したJRタワースクエアカードKitacaのみとなっており、利便性にかけています。

JR東海:TOICA

JR東海が発行している交通系電子マネーがTOICAです。

クレジットカードによるチャージが出来ないため、不便です。

SuicaやKitaca、SUGOCAはクレジットカード一体型のものも出ていますが、TOICAは一体型クレジットカードが出ていません。

そのため、愛知県エリアを中心にクレジットカードチャージ・オートチャージに対応したmanacaの方が便利になっています。

JR西日本:ICOCA

JR西日本が発行している交通系電子マネーがICOCAです。

ICOCAは「ICOCA」「こどもICOCA」「SMART ICOCA」の3種類が出ており、このうち「SMART ICOCA」のみクレジットカードチャージに対応しています。

ただしオートチャージには3種類のICOCAすべてが対応していません。

そのためオートチャージおよびポストペイ型(後払い型)に対応しているPiTaPaの方を使う人も多くなっています。

JR九州:SUGOCA

JR九州が発行している交通系電子マネーがSUGOCAです。

JR系の交通系電子マネーの中ではSuicaとSUGOCAだけがオートチャージに対応しています。

なおオートチャージにはJQ CARDもしくはSUGOCA一体型のクレジットカードが必要になります。

クレジットカードによる都度のクレジットカードチャージには対応していません。

首都圏エリア:PASMO

PASMOは関東地方・山梨県・静岡県の鉄道11事業者、バス19事業者が主要株主となっている株式会社パスモが発行し、鉄道27事業者、バス76事業者が販売している交通系電子マネーです。

人口が多い地域のため交通系電子マネーの中ではSuicaについで発行枚数が多く、利用者も多くなっています。

オートチャージにも対応していますが、オートチャージが可能なクレジットカードは、株式会社パスモの株主となっている鉄道会社及びそのグループが発行しているクレジットカードのみとなっています。

モバイルPASMOであればクレジットカードによる都度のチャージにも対応しています。

名古屋エリア:manaca

manacaは株式会社名古屋交通開発機構という第3セクターの会社が発行し、名古屋鉄道(名鉄)・名鉄バス・名古屋市交通局・名古屋臨海高速鉄道・名古屋ガイドウェイバス・豊橋鉄道・愛知高速交通が販売する交通系電子マネーです。

オートチャージは、名古屋市営地下鉄範囲でのみウィローカードというクレジットカードでのみ可能となっています。

クレジットカードの都度チャージは、名鉄で「名鉄ミューズカード」のみで可能となっています。

福岡エリア:はやかけん

はやかけんは、福岡市交通局が発行・管理している交通系電子マネーです。

オートチャージ・クレジットカードチャージには対応しておらず、現金のみでのチャージとなっています。

そのため不便を感じている人、お得にポイントを貯めたい人は、オートチャージに対応したSUGOCAやnimocaを使うことが多くなっています。

九州エリア:nimoca

nimocaは西日本鉄道の完全子会社である株式会社ニモカが発行・管理する交通系電子マネーです。

九州エリアでよく使われていますが、北海道の函館市でも「ICAS nimoca」として使われています。

nimocaは3種類あり「nimoca」「スターnimoca」「クレジットnimoca」があり、「クレジットnimoca」はオートチャージ・クレジットカードチャージにも対応にも対応しています。

関西エリア:PiTaPa

PiTaPaは「スルッとKANSAI協議会」が展開する交通系電子マネーです。

交通系電子マネーの中では唯一のポストペイ型となっており、やや特殊な電子マネーと言えます。

ICマークのある鉄道・バスでは相互利用されているものの、コンビニやスーパーで使える「交通系電子マネー」の中には含まれていないこともあります。

なおクレジットカードと一体化したPiTaPa、PiTaPaとセットになって紐付けて使えるクレジットカードは数多く出ており、一体型のクレジットカード数はSuicaを凌ぐ数となっています。

交通系電子マネーは1枚は持っておこう

交通系電子マネーは1枚持っていると何かと便利です。

メインの電子マネーがQUICPayなりiDなり楽天Edyだったとして、電車にも普段は乗らないとしても、予備の電子マネーとして交通系電子マネーを持っていると便利です。

もちろん北海道の道東・道北、青森・秋田のようにそもそも交通系電子マネーが使えるところが無い!という場合は除きますが、交通系電子マネーで乗れる電車・バスが入っているエリアであれば、緊急時に役立ちます。

管理人
管理人

僕はメインの財布とパスケースは分けていて、財布の中にはメインの電子マネーを入れているけど、パスケースの中には交通系電子マネーを入れているよ。

理由は以前は財布1つで管理していたけど、落とした時に何も出来なくて、途方にくれたから。

今はスマホに予備として交通系電子マネーのアプリを入れておくのもおすすめです。

以上、交通系電子マネーについてでした。

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