クレジットカードでも航空会社のマイルが貯まったり、貯まったポイントをマイルに交換出来るけど、そもそもマイルって何なの?と思いませんか?
僕も以前はマイルって何なんだろう?と思っていました。
でも実際にマイルを貯めて使ってみると、これは非常にお得なポイントだということに気が付きました。
マイルとは何か、マイルの価値はどれぐらいなのか詳しく解説します。
マイルとは何か?航空会社のポイント
マイルとは、航空会社のポイントプログラムです。
航空会社のポイントのことをマイルと言っているだけです。
ポイントカードはありませんか?のポイントと同じで、航空会社(JALやANA)のポイントと考えてもらって問題ありません。
元々は、各航空会社がマイレージ会員(会員自体は無料で登録できる)になると搭乗距離に応じてポイントとなるマイルが貯まり、貯まったマイルで航空券に交換出来たり、国際線の座席のアップグレードに使えたりしました。
現在は、航空券や座席のアップグレードだけではなく、他のポイントに交換出来たり、ショッピングに使えたりと、共通ポイントと同様に使うことが出来ます。
搭乗によるマイルは、羽田-札幌の飛行機に普通運賃やビジネス切符で搭乗すると通常は510マイルが貯まりますが、割引された航空券だと75%相当の383マイルになったり、パッケージツアーだと50%の255マイルになります。
海外便の場合、例えば成田-ニューヨークを普通運賃で搭乗すると約6700マイル、往復で約13400マイルが貯まる計算になるので、海外旅行・海外出張が多い人であればマイルがザクザクと貯まります。
なお航空券は時期によってL(ロー)・R(レギュラー)・H(ハイ)となり運賃が上下します。マイルも時期によって変動するので注意してください。
アライアンス(航空連合)の搭乗でもマイルは貯まる
日本で航空会社と言えば大手ならANAとJALです。
でも海外ともなるといろいろな航空会社がありますよね。
行きはJALだけど帰りはアメリカン航空を使うなんてこともありえますが、別々の会社のマイルを貯めなければいけないとなると不便です。
そのため、マイルは提携航空会社・アライアンス加盟航空会社の便でも貯まります。
アライアンスは3大アライアンスという言葉があり、マイルを効率よく貯めるためには3つのアライアンス(航空連合)の内1つを選んで搭乗するのがお得になります。
3大アライアンスは下記の3つです。
- スターアライアンス
- ワンワールド
- スカイチーム
スターアライアンス=ANAが加盟
26もの航空会社が加盟している世界最大の航空アライアンスであり、日本ではANAが加盟しています。
- ANA(日本)
- ユナイテッド航空(USA)
- エアカナダ(カナダ)
- ニュージーランド航空(ニュージーランド)
- 中国国際航空(中国)
- アシアナ航空(韓国)
- エバー航空(中華民国・台湾)
- 深セン航空(中国)
- エア インディア(インド)
- シンガポール航空(シンガポール)
- タイ国際航空(タイ)
- ターキッシュ エアラインズ(トルコ)
- エジプト航空(エジプト)
- エチオピア航空(エチオピア)
- オーストリア航空(オーストリア)
- LOTポーランド航空(ポーランド)
- ルフトハンザ ドイツ航空(ドイツ)
- スカンジナビア航空(北欧3カ国)
- スイス インターナショナル エアラインズ(スイス)
- エーゲ航空(ギリシャ)
- ブリュッセル航空(ベルギー)
- TAPポルトガル航空(ポルトガル)
- アビアンカ航空(コロンビア)
- コパ航空(パナマ)
- クロアチア航空(クロアチア)
- 南アフリカ航空(南アフリカ共和国)
ワンワールド=JALが加盟
ワンワールドはJALが加盟しているアライアンス(航空連合)です。現在12の航空会社が所属しています。
- アメリカン航空(アメリカ)
- ブリティッシュ・エアウェイズ(イギリス)
- キャセイパシフィック航空(香港)
- フィンエアー(フィンランド)
- イベリア航空(スペイン)
- マレーシア航空(マレーシア)
- カンタス航空(オーストラリア)
- カタール航空(カタール)
- ロイヤル・エア・モロッコ(モロッコ)
- ロイヤルヨルダン航空(ヨルダン)
- S7航空(ロシア)
- スリランカ航空(スリランカ)
スカイチーム
日本の航空会社が加盟していないため、馴染みは低いですが、デルタ航空や大韓航空、チャイナエアライン、エールフランス等、19航空会社が加盟しているかなり大きな航空アライアンスです。
マイルの価値は0.5円から6円相当と幅広い
ところでマイルの価値っていくらなの?というのが一番気になるのではないでしょうか?
1ポイント1円とかならわかりやすいですが、1マイル=1円かと言えば違います。
というよりマイルは使い方によって0.5円から6円相当と幅広く価値が異なります。
ポイントや電子マネーに交換する場合は1マイル0.5円から1円相当
有名なポイントでの交換率を見てみましょう。1000ポイント単位で見ていきます。
- 楽天ポイント(楽天カード):1000ポイント=ANA500マイル
- ときめきポイント(イオンカード):1000ポイント=JAL500マイル
- Vポイント(三井住友カード):1000ポイント=ANA600マイル
おおむね1ポイント1円相当の価値があるポイントなら2ポイントで1マイルになっています。
つまり1マイル2円相当として計算されていることになります。
逆にマイルを他のポイント・電子マネーに交換すると下記のようになります。
- ANA1万マイル=楽天ポイント・Tポイント・nanacoポイント等1万ポイント
- JAL1万マイル=WAON・Suica等1万円分
交換するものによっては1万マイルで5000ポイント(5000円相当)となることもあるので、最低でも1マイルは0.5円、通常1円の価値はあります。
なんだ、2ポイントで1マイルに交換できるから、もっと価値があると思っていた・・・なんて思うかもしれませんが、マイルは航空券に交換してこそ価値が出ます。
航空券に交換すると6円以上の価値になることも
羽田-東京の飛行機の搭乗券をマイルで交換しようと思うとANAもJALも7500マイルが必要になります。
では羽田-東京間の航空券を購入するといくらになるかと言えば、時期・予約時期・搭乗券の種類・年齢でかなり異なりますが、概ね15000円から45000円の間です。
7500マイルで15000円から45000円の航空券に交換出来ることを考えると、
1マイル=2円から6円の価値
ということになります。
実際には羽田-札幌間の航空運賃が45000円にもなることは滅多にありませんが、それでも前日に公式サイトから航空券を購入しようとすれば25000~35000円になることは普通にあります。
仮に3万円だったとしても4円相当の価値がマイルにはあることになります。
なお羽田-那覇(沖縄)のJAL便だと1マイル6円以上の価値になることもあります。
陸マイラーという言葉と意味
陸マイラーという言葉を聞いたことありませんか?
陸マイラーとは、飛行機の搭乗でマイルを貯めるのではなく、普段の買物等でマイルを貯めることに情熱を注いだり、頑張っている人のことを意味します。
つまりクレジットカードを駆使してマイルを沢山貯めようとしている人です。
だから、マイルが貯まりやすいクレジットカードを探している人も大勢います。
マイルが貯まりやすいクレジットカードはいろいろとあります。
ANAなら、ANAカード、JALならJALカードなど
ただマイルを貯めようと思ってクレジットカードを探すとマイルが貯まりやすいクレジットカードは年会費がかかるものが多くなっているのが実情です。
ただJALマイルに限りますが、年会費がかかるクレジットカード以上に貯まる年会費無料のクレジットカードがあります。
それはイオンJMBカードです。
JALマイルを地道に、でも賢く貯めたいのならイオンJMBカードがおすすめです。
以上、航空会社のマイルについてでした。
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