なぜ三井住友カードは、Mastercardも選べるのに三井住友VISAカードという名称を公式サイトのタイトルにも使っているのか不思議に思う鈴木です。
初めてのクレジットカードにも、ずっと持ち続けるのにもおすすめされることが多い三井住友カード、いろいろ種類がありすぎて、どれを選んでいいのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか?
10種類以上ある三井住友カードの違いから、年齢や年収、目的からあなたにとって最適の1枚がわかるように説明します。
三井住友カードの一覧
三井住友カードはスタンダードと呼ばれるもので13種類、提携カードと言われるものを含めると300種類以上が存在します。
一般的なスタンダードカードの13種類は下記の通りです。
- 三井住友カード:年会費 1375円
- 三井住友カード(学生):年会費 0円
- 三井住友カード デビュープラス:年会費 1375円
- 三井住友カード デビュープラス(学生):年会費 1375円
- 三井住友カード A :年会費1650円
- 三井住友カード A(学生):年会費 275円
- 三井住友カード アミティエ:年会費 1375円
- 三井住友カード アミティエ(学生):年会費 0円
- 三井住友カード RevoStyle:年会費 0円
- 三井住友カード エグゼクティブ:年会費 3300円
- 三井住友カード プライムゴールド:年会費 5500円
- 三井住友カード ゴールド:年会費 11000円
- 三井住友カード プラチナ:年会費 55000円
なお三井住友カード、共通の特典・メリットについては下記記事をご覧ください。
三井住友カード
- 年会費:1375円
- 初年度年会費:ネット申込みで無料
- 年会費の割引:年間100万円以上の利用で半額・WEB明細利用で550円引
- 申込み対象:満18才以上の方(高校生除く)
- 旅行傷害保険最大:2000万円
- 通常ポイント還元率:0.5~2.5%
- 国際ブランド:VISA・Mastercard
- 備考:もっともスタンダードなカード
三井住友カード(学生)
- 年会費:0円
- 初年度年会費:0円
- 年会費の割引:前年度に1回以上の利用で無料
- 申込み対象:満18才以上の学生(高校生除く)
- 旅行傷害保険最大:2000万円
- 通常ポイント還元率:0.5~2.5%
- 国際ブランド:VISA・Mastercard
- 備考:もっともスタンダードなカード
三井住友カード デビュープラス
- 年会費:1375円
- 初年度年会費:初年度無料
- 年会費の割引:年1回以上の利用で翌年度も年会費無料
- 申込み対象:満18才~25才の方(高校除く)
- 旅行傷害保険最大:付帯なし
- 通常ポイント還元率:1~3%
- 国際ブランド:VISA
- 備考:満26才以上はプライムゴールドに切り替わる
25才以下の方におすすめ!初めてのクレジットカードにも最適です。
三井住友カード デビュープラス(学生)
- 年会費:1375円
- 初年度年会費:初年度無料
- 年会費の割引:年1回以上の利用で翌年度も年会費無料
- 申込み対象:満18才~25才の学生(高校除く)
- 旅行傷害保険最大:付帯なし
- 通常ポイント還元率:1~3%
- 国際ブランド:VISA
- 備考:満26才以上はプライムゴールドに切り替わる
25才以下の方におすすめ!初めてのクレジットカードにも最適です。
三井住友カード A
- 年会費:1650円
- 初年度年会費:ネット申込みで無料
- 年会費の割引:在学中は無料
- 申込み対象:満18才以上の方(高校生除く)
- 旅行傷害保険最大:2500万円
- 通常ポイント還元率:0.5~2.5%
- 国際ブランド:VISA・Mastercard
- 備考:旅行傷害保険が充実
三井住友カード A(学生)
- 年会費:275円
- 初年度年会費:ネット申込みで無料
- 年会費の割引:前年度に1回以上の利用で無料
- 申込み対象:満18才以上の学生(高校生除く)
- 旅行傷害保険最大:2500万円
- 通常ポイント還元率:0.5~2.5%
- 国際ブランド:VISA・Mastercard
- 備考:旅行傷害保険が充実
三井住友カード アミティエ
- 年会費:1375円
- 初年度年会費:ネット申込みで無料
- 年会費の割引:WEB明細にすれば無料
- 申込み対象:満18才以上の方(高校生除く)
- 旅行傷害保険最大:2500万円
- 通常ポイント還元率:0.5~2.5%
- 国際ブランド:VISA・Mastercard
- 備考:旅行傷害保険が充実・携帯電話代はポイント2倍
三井住友カード アミティエ(学生)
- 年会費:0円
- 初年度年会費:0円
- 年会費の割引:在学中は無料
- 申込み対象:満18才以上の学生(高校生除く)
- 旅行傷害保険最大:2500万円
- 通常ポイント還元率:通常ポイント還元率:」0.5~2.5%
- 国際ブランド:VISA・Mastercard
- 備考:旅行傷害保険が充実・携帯電話代はポイント2倍
三井住友カード RevoStyle
- 年会費:0円
- 初年度年会費:0円
- 年会費の割引:ずっと無料
- 申込み対象:満18才以上の方(高校生除く)
- 旅行傷害保険最大:付帯なし
- 通常ポイント還元率:1~2.5%
- 国際ブランド:VISA
- 備考:リボ払い専用カード
リボ払い専用のクレジットカードのため、どうしてもリボ払い(一定金額での返済・金利がかかる)専用が良い!という人以外にはおすすめできません。
三井住友カード エグゼクティブ
- 年会費:3300円
- 初年度年会費:ネット申込みで無料
- 年会費の割引:年間100万円以上の利用で25%OFF・WEB明細利用で550円引
- 申込み対象:満20才以上の安定した収入のある方
- 旅行傷害保険最大:4000万円
- 通常ポイント還元率:0.5~2.5%
- 国際ブランド:VISA・Mastercard
- 備考:出張が多いビジネスパーソン向き
三井住友カード プライムゴールド
- 年会費:5500円
- 初年度年会費:初年度無料
- 年会費の割引:年間100万円以上の利用で20%OFF・WEB明細利用で1100円引
- 申込み対象:満20才以上30才未満で、本人に安定継続収入がある方
- 旅行傷害保険最大:5000万円
- 通常ポイント還元率:0.5~2.5%
- 国際ブランド:VISA・Mastercard
- 備考:満30才以降、最初のカード更新時よりゴールドにランクアップ
三井住友カード ゴールド
- 年会費:11000円
- 初年度年会費:初年度無料
- 年会費の割引:年間100万円以上の利用で20%OFF・WEB明細利用で1100円引
- 申込み対象:原則として、満30才以上で、本人に安定継続収入のある方
- 旅行傷害保険最大:5000万円
- 通常ポイント還元率:0.5~2.5%
- 国際ブランド:VISA・Mastercard
- 備考:空港ラウンジサービス等の特典
三井住友カード プラチナ
- 年会費:55000円
- 初年度年会費:割引なし
- 年会費の割引:年間100万円以上の利用で半額・WEB明細利用で1100円引
- 申込み対象:原則として、満30才以上で、本人に安定継続収入のある方
- 旅行傷害保険最大:1億円
- 通常ポイント還元率:0.5~2.5%
- 国際ブランド:VISA・Mastercard
- 備考:公表されている三井住友カードの中で最もステータスが高い
一番悩む4種類の三井住友カードの違い:18~25才向け
三井住友カードの公式サイトやいろいろな情報サイトを見て、18~25才の方であれば、4つまでは絞りこめるけど、4つの中からどれを選べばいいのか、わからないという方が多いのではないでしょうか?
4種類とは下記の三井住友カードです。
「(学生)」とついた三井住友カードは学生向きということですぐにわかるので、学生か社会人かで判断をすればいいので、説明は省きます。
この4種類の三井住友カード、以前は微妙に選びにくかったのですが、今は簡単に選べるようになりました。
結論から言えば「三井住友カード デビュープラス」か「三井住友アミティエ」、このどちらかを目的に応じて選べばOKです。
4つの三井住友カードの年会費について
まずこの4つの三井住友カードの年会費を比べてみます。
カード名 | 年会費 | 年会費 初年度 |
翌年度 実質年会費 |
年会費 割引特典 |
---|---|---|---|---|
三井住友 カード |
1375円 | ネット申込み で無料 |
825円 | 年間100万円以上の利用で半額 WEB明細利用で550円引 |
三井住友カード デビュープラス |
1375円 | 初年度無料 | 0円 | 前年度に1回以上の利用で無料 |
三井住友カード A | 1650円 | ネット申込み で無料 |
1100円 | 年間100万円以上の利用で半額 WEB明細利用で550円引 |
三井住友カード アミティエ |
1375円 | ネット申込み で無料 |
825円 | 年間100万円以上の利用で半額 WEB明細利用で550円引 |
三井住友カード (学生) |
0円 | 在学中は無料 | 0円 | 在学中は無料 |
三井住友カード デビュープラス (学生) |
1375円 | 初年度無料 | 0円 | 前年度に1回以上の利用で無料 |
三井住友カード A (学生) |
275円 | ネット申込み で無料 |
0円 | WEB明細にすれば無料 |
三井住友カード アミティエ(学生) |
0円 | 在学中は無料 | 0円 | 在学中は無料 |
学生向けはどれも無料にすることが可能です。
学生向けでは無いカードでも、100万円を年間で使うことは難しくてもWEB明細にすることはできるので、実質1000円前後(月100円未満)の年会費になるので、よほど年会費無料で無けれれば嫌だ!という人以外は気にしなくても良い金額と言えます。
三井住友カードAと三井住友カード アミティエの違い
おそらく「三井住友カードA」と「三井住友カード アミティエ」の違いがわからなくて悩んだ方が多いと思います。
元々「三井住友カード アミティエ」は女性専用のクレジットカードとして登場しました。その後2018年に男性も申し込めるようになった際に、「三井住友カードA」との違いがほぼ無くなりました。
現在の違いは1つだけ
- 三井住友カード アミティエ=携帯電話の代金をカードで支払うとポイント2倍
- 三井住友カード A=携帯電話の代金をカードで支払ってもポイント1倍
つまり「三井住友カード A」の方が年会費が高いけど、「三井住友カード アミティエ」よりも特典は劣るという内容になってしまいました。
そのため、「三井住友カードA」を選ぶ意味がなくりました。
三井住友カードと三井住友カード アミティエの違い
「三井住友カード」も「三井住友カード アミティエ」が男性も申し込めることで意味が無くなってしまったカードと言えます。
「三井住友カード」は「三井住友カード アミティエ」と年会費は同じでも下記の点で劣ります。
- 三井住友カードは旅行傷害保険が海外のみ
- 三井住友カードは旅行傷害保険の最高額が2000万円まで(アミティエは2500万円)
- 三井住友カードは携帯代金をカードで支払ってもポイント1倍(アミティエは2倍)
結果として、「三井住友カード」を選ぶ意味がなくりました。
三井住友カード デビュープラスと三井住友カード アミティエの違い
デビュープラスとアミティエ、どちらが良いか人によって異なるため、次に紹介する違いからどちらが自分にとって良いカードか選んでください。
- 社会人の場合、デビューカードプラスは年会費実質無料、アミティエは年会費がかかる
- ポイント還元率のメリットが大きいのはデビュープラス、いつでもポイント2倍
- デビュープラスは旅行傷害保険が無い、アミティエには最大2500万円の保険付き
- アミティエは年齢制限は無いけど、デビュープラスは25才まで
項目 | 三井住友カード デビュープラス |
三井住友カード アミティエ |
---|---|---|
年会費 | 無料にできる | 翌年度以降は 必ず発生する |
旅行に よく行く |
旅行傷害保険はなし | 最大2500万円の 旅行傷害保険付き |
ポイント 還元率が高い |
高い (入会3ヶ月はポイント5倍、以降2倍) |
低い (携帯電話代金以外ポイント1倍) |
年齢制限 | 25才まで | 年齢の上限はなし |
例えば海外旅行に行くことがある、旅行が好きだ、という方はアミティエがおすすめになります。
海外旅行にも行くし、旅行も好きだけど、もっと旅行傷害保険が充実したクレジットカードを持つから必要ないという方ならポイント還元率の高いデビュープラスがおすすめです。
旅行は行くことは滅多にないし、ポイント還元率が高い方が良い!という方にもデビュープラスがおすすめです。
徐々にアップグレードする三井住友カード
三井住友カード デビュープラスを選んでも満26才になると自動的に「三井住友カード プライムゴールド」に変更になります。
そして満30才以降の最初のカード更新時に「三井住友カード ゴールド」に切り替えられます。
その後は好み・ステータスの拡充で「三井住友カード プラチナ」にするのも面白いと思いませんか?
ゴールドカードみたいなステータスは求めない!というのであれば、「三井住友カード」や「三井住友カード アミティエ」のように26才以上でも使い続けられるカードを選んでおくのが良いと思います。
26才以上の方が三井住友カードを選ぶなら
三井住友カードはそれぞれのカードに年齢制限をしていることがあります。
26才未満の方であれば先述している三井住友カード デビュープラスと三井住友カード アミティエのどちらかを選ぶのがおすすめですが、26才以上、30才以上なら、おすすめする三井住友カードは変わってきます。
26才以上におすすめの三井住友カード
26才以上になると会社でも主任・主査クラスになってきている人もいるでしょう。
そうなると少しステータスのあるカードがおすすめになってきます。
そうなると下記のカードがおすすめです。
- 三井住友カード エグゼクティブ
- 三井住友カード プライムカード
ただしともに年会費がそれなりにするので、年会費を抑えたいということであれば、下記の2枚がおすすめです。
- 三井住友カード
- 三井住友カード アミティエ
30才以上におすすめの三井住友カード
30才以上になると、課長・部長といった役職につく方も増えてきて、部下もいる状態の方が多いと思います。
自営業の場合でも、そこそこ付き合いが多くなってくるころでしょう。
そうなるとある程度のステータスが示せる三井住友カードがおすすめです。
そうなるとおすすめなのが「三井住友カード ゴールド」です。
でも、年会費のかかるクレジットカードは必要ない!ということであれば
- 三井住友カード
- 三井住友カード アミティエ
が良いと思います。
目的別に三井住友カードを作る
クレジットカードを作るのなら何かしらの目的があって作る人が多いですが、三井住友カードを作ろうと思った場合、どういう目的があるのか?
人によってかなり違うと思いますが下記のような目的があったのではないでしょうか?
- VISAという世界中でもっとも使える場所が多いクレジットカードを作りたいから
- イオンカードや楽天カードだと恥ずかしいから
- 海外旅行にも行くから旅行傷害保険が充実しているクレジットカードが良いから
- 仕事上、お堅いイメージのクレジットカードの方が良いと思うから
- 三井住友カードが意外とお得だと聞いたから
VISAという世界中でもっとも使える場所が多いクレジットカード
テレビCM等で「三井住友VISAカード」ということを聞いたことがある人も多いので、三井住友カード=VISAとイメージする方も多いでしょう。
でも、実は三井住友カードはVISAだけでなく、Mastercardも選べます。
またVISAという国際ブランドが選べるクレジットカードは他にも1000種類以上あり、特に三井住友カードを選ばなくても問題ありません。
イオンカードや楽天カードだと恥ずかしいから
デートや会社での接待で、イオンカードや楽天カードのような流通系のクレジットカードを出すのが恥ずかしいと感じる方もいますよね。
そういう時に少しステータス感のあるクレジットカードとして、三井住友カードを選びたいという方もいるでしょう。
American ExpressやDinersClubも良いけど、使えるところが少ないと聞くし・・・ということなら三井住友カードがやはりおすすめです。
その場合、三井住友カードでどれが良いか?と言えば、付き合う人によっても変わりますが、ゴールドカードがやはり安心です。
- 20代なら:三井住友カード プライムゴールド
- 30代なら:三井住友カード ゴールド
- 年会費を抑えたいのなら:三井住友カード
この3つがおすすめです。
海外旅行にも行くから旅行傷害保険が充実しているクレジットカードが良いから
海外旅行に行くのなら旅行傷害保険が充実しているものを選べ!と言われ、三井住友カードがおすすめと言われた人もいるでしょう。
それは正しいです。
ただし旅行傷害保険で重要なのは、最高補償金額ではありません。むしろそれほど重要ではありません。
最も大切なのは、傷害治療費用・疾病治療費用・賠償責任・救援者費用の4つです。
詳しくは下記記事をご覧ください。
そして三井住友カードで安心・おすすめできるのは下記の3つです。
- 三井住友カード プライムゴールド(20代向け)
- 三井住友カード ゴールド(30才以上)
- 三井住友カード プラチナ(30才以上)
仕事上、お堅いイメージのクレジットカードの方が良いと思うから
接待や立場的な問題として、お堅いイメージのあるクレジットカードを望む方もいます。
三井住友カードだとお堅いイメージが強いので、お堅いイメージのクレジットカードなら絶対的におすすめです。
その場合は下記の3種類が良いですよ。
- 20代なら:三井住友カード プライムゴールド
- 30代なら:三井住友カード ゴールド
- 年会費を抑えたいのなら:三井住友カード
三井住友カードが意外とお得だと聞いたから
25才までなら「三井住友カード デビュープラス」はかなりお得です。
特に1人暮らしでコンビニをよく利用するけど、いろいろなコンビニでお得になるクレジットカードが良いということであれば、イチオシです。
他にも三井住友カードにはいろいろな特典があり、使い勝手の良いクレジットカードです。
三井住友カードを作ろう
三井住友カードは、お硬いイメージがある方も多いますし、それほどお得では無いと思っている方もいるかもしれません。
実際には特典も多く、特に若い時から持っているとステップアップしていくことが楽しめるクレジットカードです。
また新しいことにも積極的に乗り出しています。
2020年3月には30年ぶりにカードデザインをフルリニューアルしました。
通常、表面にある名前やカード番号、有効年月日の記載もなくし、全く新しいクレジットカードとして生まれ変わっています。
また数少ない電子マネーWAONにオートチャージができるイオンカード以外のクレジットカードにもなっており、イオンでもお得に買い物ができるようにもなりました。
またセブンイレブン・ローソン・ファミリマートではポイント還元率2.5%というコンビニ発行のクレジットカードよりも高い還元率を誇っているため、いろいろなコンビニを利用したい方にもおすすめです。
是非、この機会に三井住友カードを検討してくださいね。
また既に作っている方はステップアップしてみてはいかがでしょうか?
以上、三井住友カードについてでした。
コメント